2022/02/20
(仮称)秀和青山レジデンスマンション建替計画 |
(仮称)秀和青山レジデンスマンション建替計画は、東京都渋谷区渋谷で建設中の26階建て、高さ91.90mのタワーマンションです。
解体、除去される既存建築物「秀和青山レジデンス」は、マンション黎明期のヴィンテージマンションとして知られる秀和レジデンスシリーズ第1号物件で、1964年に著名な建築家・芦原義信氏の設計により建てられた地上8階建ての分譲マンシ
ョンとなっています。
築57年が経ち、建物の老朽化や耐震性の不足などの問題を抱えていたほか、設備配管の劣化・漏水、断熱・遮音性の不良など、修繕改修では抜本的な改善が困難なほど、老朽化が進行しており、建て替えがなされることとなりました。
着工は2021年12月上旬、竣工は2025年2月下旬となっており、2021年11月末時点では、既存建築物の解体、除去が進められていました。
参考資料、引用元
・野村不動産 「秀和青山レジデンス」マンション建替組合設立のお知らせ (野村不動産、旭化成不動産レジデンス)

出典:野村不動産/旭化成不動産レジデンス
概要
・名称 (仮称)秀和青山レジデンスマンション建替計画
・計画名 (仮称)秀和青山レジデンスマンション建替計画
・name (Tentative name) Hidewa Aoyama Residence Mansion Reconstruction Plan
・中文名 (暂定名) 青山秀羽公馆改造计划
・所在地 東京都渋谷区渋谷3番1
・用途 共同住宅
・階数 地上26階、地下2階
・高さ 91.90m(軒高:87.63m)
・構造 鉄筋コンクリート造
・基礎工法 直接基礎
・総戸数 ---戸
・敷地面積 1,926.47㎡
・建築面積 881.51㎡
・延床面積 18,258.13㎡
・着工 2021年12月上旬(解体着手:2021年9月上旬)
・竣工 2025年2月下旬
・建築主 秀和青山レジデンス管理組合法人(参加組合員:野村不動産、旭化成不動産レジデンス)
・設計 IAO竹田設計
・施工 ---
・最寄駅 渋谷
(2021年11月28日撮影)
建築計画の概要板

位置図

出典:野村不動産/旭化成不動産レジデンス
北西側から見た建設中の(仮称)秀和青山レジデンスマンション建替計画の様子です。

南西側から見た建設中の(仮称)秀和青山レジデンスマンション建替計画の様子です。

南東側から見た建設中の(仮称)秀和青山レジデンスマンション建替計画の様子です。

渋谷区初の「マンション建替法に基づく容積率の特例緩和制度」を活用しており、耐震性不足の認定である「除却の必要性に係る認定」を受けたマンションの建替えで、新しいマンション計画において、公開空地・地域防災・環境貢献などの総合的な配慮がなされ、市街地環境の整備改善に資するものについて特定行政庁が許可した場合に、容積率が緩和される制度が適用されています。
「秀和青山レジデンス」は、十分な緑化を施した2つの広場状空地や歩道状空地(幅 2.0m)を設け、地域の安全性・快適性を高め、地域の街並み整備に寄与する計画により、「マンション建替法容積率許可」を取得ています。

出典:野村不動産/旭化成不動産レジデンス
建替え後の敷地北西側のイメージパースです。
敷地周辺には、金王八幡宮や東福寺などに質の高い緑が存在し、計画地内においても、周辺の緑と一体となった潤いのある緑化空間を形成するものとされています。

出典:野村不動産/旭化成不動産レジデンス
整理番号B-1286-01