2022/03/06
Hareza (ハレザ) 池袋 ハレザタワー |
Hareza (ハレザ) 池袋 ハレザタワーは東京都豊島区東池袋に建つ地上33階、地下2階、高さ158.28mの超高層ビルです。
豊島区庁舎跡地(A敷地)と豊島公会堂跡地(B敷地)を再開発し、A敷地には池袋の新たなランドマークとなる超高層ビルの建設が行われました。
また、池袋最大級の高規格オフィスに加え、低層部分にはシネマコンプレックスや多彩な商業店舗も整備されています。
コンセプトが「誰もが輝く劇場都市」となっており、B敷地に建設されたホール棟は、「豊島区立芸術文化劇場(東京建物 Brillia HALL)」やライブ劇場等を整備し、多様な文化を発信する新たなにぎわい空間が創出されています。
フロア構成はオフィス棟(Hareza Tower)(A棟)の1階に店舗、2~6階に映画館「TOHOシネマズ池袋」、7~32 階にオフィスが入り、ホール棟(東京建物Brillia HALL)(B棟)の1~2 階にライブ劇場、店舗、スタジオ、2~8 階に「東京建物 Brillia HALL」が入っています。
着工はA棟が2016年12月1日、B棟が2017年1月1日、竣工はA棟が2020年5月29日、B棟が2019年4月26日となっており、B棟の「東京建物 Brillia HALL」と「としま区民センター」、「中池袋公園」が2019年11月1日に先行開業、A棟のオフィスと店舗が2020年7月1日開業、映画館のTOHOシネマズ池袋が2020年7月3日に開業しています。
参考資料、引用元
・ハレザ池袋 オフィスタワー 公式サイト
・東京建物 Brillia HALL 公式サイト
・としま区民センター 公式サイト
・東京建物/サンケイビル (仮称)豊島プロジェクトを含むエリア愛称が 「Hareza(ハレザ)池袋」に決定
東京建物/サンケイビル “Hareza(ハレザ)池袋” 11 月1 日オープン
・東京建物/サンケイビル “Hareza(ハレザ)池袋”ホール棟 竣工
・鹿島建設 豊島プロジェクト
・国土交通省 東京建物株式会社、株式会社サンケイビルの 民間都市再生事業計画を認定
過去の記事
→2017年4月29日投稿 (仮称)豊島プロジェクト
→2018年7月11日投稿 Hareza (ハレザ) 池袋 オフィス棟
→2018年12月27日投稿 Hareza (ハレザ) 池袋 ハレザタワー
→2019年4月30日投稿 Hareza (ハレザ) 池袋 ハレザタワー
→2019年10月13日投稿 Hareza (ハレザ) 池袋 ハレザタワー
→2020年5月4日投稿 Hareza (ハレザ) 池袋 ハレザタワー

概要
・名称 Hareza (ハレザ) 池袋 ハレザタワー
・計画名 (仮称)豊島プロジェクト
・name Hareza (Haleza) Ikebukuro Hareza Tower
・中文名 哈莱扎池袋
・所在地 東京都豊島区東池袋1丁目18番
・用途 A棟:事務所、映画館、集会場、店舗、駐車場
B棟:公会堂、集会場、店舗、駐車場
・階数 A棟:地上33階、地下2階
B棟:地上8階、地下1階
・高さ A棟:158.28m
B棟:41.27m
・構造 A棟:鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
B棟:鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
・基礎工法 A棟:直接基礎
B棟:直接基礎、杭基礎
・敷地面積 6,603.26㎡※街区全体
A棟:3,619.67㎡
B棟:2,983.59㎡
・建築面積 4,204.88㎡※街区全体
A棟:2,190.81㎡
B棟:2,014.07㎡
・延床面積 79,283.08㎡※街区全体
A棟:68,652.71㎡
B棟:10,630.37㎡
・着工 A棟:2016年12月1日
B棟:2017年1月1日
・竣工 A棟:2020年5月29日
B棟:2019年4月26日
・建築主 東京建物、サンケイビル
・設計 鹿島建設
・施工 鹿島建設
・最寄駅 池袋
(2021年10月3日撮影)
建築計画の概要板

位置図
区域図

出典:国土交通省
断面図

出典:豊島区
イメージパース
▼A棟・B棟

▼街区全体

出典:豊島区
南西側から見上げたHareza (ハレザ) 池袋 ハレザタワーの様子です。

ハレザタワーのオフィスは、7階にオフィスロビーがあり、オフィスフロアは階によって一部異なりますが1フロアあたり1,541.68㎡~1,660.50㎡と約500坪が確保されています。
外壁カーテンウォールには、Low-Eペアガラスや自然換気システム、電動ブラインドの採用、BCP対策には3回線同時受電スポットネットワーク方式やビル共用部用非常用発電機運転時間を約72時間確保などが行われています。

地上8階、地下1階の「B棟」です。
B棟には「東京建物 Brillia HALL」が入っています。

東京建物Brillia HALL は、Hareza 池袋ホール棟内の2~8階に入っており、「国際アート・カルチャー都市」のシンボルとなる1,300 席の多目的ホールとなっています。
ホール名称については、東京建物が豊島区より10年間のネーミングライツを取得しているため、東京建物のブリリアブランドが用いられています。

東京建物Brillia HALLのロゴです。

南側に建つ「としま区民センター」です。
1~3階にパブリックスペース、4階に和室、4~7階に会議室、5階にキッチンルーム、6~7階にスタジオ、6階に160人収容の小ホール、8~9階に480人収容の多目的ホールが入っています。

Hareza (ハレザ) 池袋のハレザタワーから東京建物Brillia HALL、としま区民センターまで空中通路で結ばれています。

3棟を結ぶ空中通路は、鮮やかなステンドグラスが特徴的な外観となっています。

太陽からの光の透過や屈折、反射により、地面にカラフルなステンドグラスの光が投影されていました。

Hareza (ハレザ) 池袋の低層部分はこのように外観デザインが統一されています。
暖色系の色をしたスリットが目立つデザインで、和風モダンな趣を感じられ、地上に近くのエントランスなどがある箇所は一面ガラス張りとなっています。
スリットそのものも異なる幅で配置されており、リズム感ある外観を創出しています。

2023年春には、Hareza (ハレザ) 池袋南側に位置している「アニメイト池袋本店」もリニューアルする予定で、ハレザ池袋の低層部分に合わせた外観デザインとなります。
・アニメイト池袋本店

出典:アニメイト ニュースリリース
Hareza (ハレザ) 池袋のフロア構成、テナント一覧です。

現地にて撮影
Hareza (ハレザ) 池袋 ハレザタワー低層部分の様子です。
2~6階に入る映画館「TOHOシネマズ池袋」へ至る大階段が印象的です。

大階段から見た広場の様子です。

北西側から見上げたHareza (ハレザ) 池袋 ハレザタワーの様子です。

北西側から見たHareza (ハレザ) 池袋 ハレザタワー低層部分の様子です。

Hareza (ハレザ) 池袋 ハレザタワーのオフィスエントランスです。

北東側から見上げたHareza (ハレザ) 池袋 ハレザタワーの様子です。

Hareza (ハレザ) 池袋 ハレザタワーの駐車場出入口です。
ハレザタワー側に契約車両と荷捌車両専用の駐車場、東京建物 Brillia HALL側にNPC24Hハレザ池袋パーキングとなっています。

南東側から見上げたHareza (ハレザ) 池袋 ハレザタワーの様子です。

Hareza (ハレザ) 池袋 ハレザタワー低層部分の様子です。

再開発に合わせて道路のインターロッキング舗装整備もなされました。

Hareza (ハレザ) 池袋 ハレザタワーの店舗部分の様子です。
路面店のように歩道から直接出入りでき、商業的な賑わいを感じさせるデザインとなっています。

中池袋公園から見たHareza (ハレザ) 池袋全体の様子です。

整理番号B-0520-07竣工