2022/01/11
梅田3丁目計画 (仮称)建設工事 |
梅田3丁目計画 (仮称)建設工事は大阪市北区梅田3丁目の大阪中央郵便局跡地で建設中の地上40階、地下3階、高さ188.00mの超高層ビルです。
回遊性の高い歩行者ネットワークを整備するほか、基準階貸室面積が約4,000㎡(約1,200坪)の西日本最大級のオフィス、商業施設と席数約1,200席の劇場が設けられます。
また、客室数約400室・バンケット施設も有するホテル機能を導入し、2025年の大阪・関西万博に向けてさらに高まる需要へ対応していくとのことです。
フロア構成は、地下2、3階に駐車場、地下1階~地上6階に商業施設、5~8階に劇場、11~27階にオフィス、29~38階に客室数約400室のホテル(バンケットは7、8階)となります。
既存建築物の解体着手は2020年7月、着工は2020年9月、竣工は2024年3月31日となっており、2022年1月時点では8~10階付近の鉄骨建方が進められていました。
参考資料、引用元
・JR西日本 大阪駅西地区の開発計画について~大阪駅直結の大型複合開発が始動します~
・MBSメディアホールディングス 大阪駅前に新たなエンターテインメント拠点誕生
・日本経済新聞 大阪中央郵便局跡の開発、8年ぶり再開へ 劇場も計画
過去の記事
→2016年1月12日投稿 梅田三丁目計画(仮称)
→2019年2月21日投稿 梅田三丁目計画(仮称)
→2019年12月12日投稿 梅田3丁目計画 (仮称)

概要
・名称 梅田3丁目計画 (仮称)建設工事
・計画名 梅田3丁目計画 (仮称)建設工事
・name Umeda 3-chome plan (tentative name) construction work
・中文名 梅田三丁目计划(暂定名)建设工程
・所在地 地名地番:大阪市北区梅田3丁目144番2、529番1、3、535番2
・用途 事務所、ホテル、劇場、店舗(飲食、物販)、自動車車庫、公衆浴場、倉庫(倉庫業を営まない倉庫)
住居表示:大阪市北区梅田3丁目2番4
・階数 地上40階、地下3階
・高さ 188.00m
・構造 鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
・基礎工法 杭基礎
・客室数 約400室
・敷地面積 12,893.31㎡
・建築面積 9,800.00㎡
・延床面積 229,000.00㎡
・着工 2020年9月 (解体着手:2020年7月)
・竣工 2024年3月31日
・建築主 日本郵便、大阪ターミナルビル、JTB
・設計 日建設計
・施工 梅田3丁目計画(仮称)建設工事共同企業体(構成企業:竹中工務店・西松建設・錢高組)
・最寄駅 大阪、梅田
(2022年1月2日撮影)
建築計画の概要板

位置図

出典:西日本旅客鉄道ニュースリリース
位置図

現地にて撮影
断面図

出典:西日本旅客鉄道ニュースリリース
イメージパース

出典:大阪市
南東側から見た建設中の梅田3丁目計画 (仮称)建設工事の様子です。
中層部分には、基準階貸室面積が約4,000平方メートル(約1,200坪)となる西日本最大級のオフィスが入るほか、最小約120平方メートル(約36坪)のオフィス空間を設け、小規模スペースのニーズにも対応するとのことです。
また、オフィス付帯施設としてカフェテリアや屋上リフレッシュガーデン、ラウンジなども設けられます。
高層部分には、ハイグレードなホテル約400室が入り、低層部分にはバンケットフロアを設け、劇場との一体的な利用や、多様なMICEニーズにも対応可能となります。

南西側から見た建設中の梅田3丁目計画 (仮称)建設工事の様子です。

ブレースとオイルダンパーの設置がなされていました。

タワークレーンは4基で建設が進められています。

南西側から見た建設中の梅田3丁目計画 (仮称)建設工事の様子です。

南西側から見た建設中の梅田3丁目計画 (仮称)建設工事低層部分の様子です。

東側から見た建設中の梅田3丁目計画 (仮称)建設工事の様子です。
鉄骨建方が進められています。

北西側から見た建設中の梅田3丁目計画 (仮称)建設工事の様子です。

梅田の超高層ビル群の谷間に見える建設中の梅田3丁目計画 (仮称)建設工事の様子です。

梅田3丁目計画 (仮称)建設工事の完成予想パースです。

出典:西日本旅客鉄道ニュースリリース
梅田3丁目計画 (仮称)建設工事の鳥瞰パースです。

出典:西日本旅客鉄道ニュースリリース
低層部分の商業エリア外観完成予想パースです。
梅田3丁目計画 (仮称)建設工事はオフィス、商業、劇場、ホテルの4つの機能が複合する大規模な再開発となります。

出典:西日本旅客鉄道ニュースリリース
梅田3丁目計画 (仮称)建設工事には4層吹抜けのアトリウム空間が設けられます。
商業施設の中心部には4層吹抜けのアトリウムを設け、その周囲に商業施設が配置されるほか、旧大阪中央郵便局舎の歴史やJR大阪駅周辺の街の記憶を継承するため、アトリウムに面して旧局舎の一部を保存・移設し、一体的な活用を行うことで感動的な空間を創出するものとされています。

出典:西日本旅客鉄道ニュースリリース
梅田3丁目計画 (仮称)建設工事には、MBSメディアホールディングスが運営する約1,200席の劇場が入ります。
劇場は、間口 15~17m(可動) 開口高 8.7m、奥行き 16.8mのプロセニアム形式の劇場となり、客席は二層式となります。
MBSは、1985年西梅田での劇団四季「CATS」大阪初演から劇場運営に携わっており、2005年から大阪ビジネスパークで経営していたシアターBRAVA!が用地契約終了により2016年5月に閉館、次はこちらの梅田3丁目計画 (仮称)建設工事にて開場は2024 年夏を予定しているとのことです。

出典:MBSメディアホールディングス ニュースリリース
劇場ホワイエのイメージパースです。

出典:MBSメディアホールディングス ニュースリリース
整理番号B-0384-03