2022/01/13
自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業 |
自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業は、東京都目黒区自由が丘の東急電鉄東横線、大井町線自由が丘駅北西側、駅正面口の駅前広場に面した箇所で計画されている再開発事業で、地上14階、地下3階、高さ60mの高層マンションやオフィス、商業施設からなる都市型複合施設です。
再開発事業により、土地の合理的かつ健全な高度利用による建築物の不燃化・共同化を図ることで、地域の安全性・防災性の向上に寄与する地区施設を整備するとともに、商業・業務・住宅機能を導入し、魅力ある駅前市街地を形成するものとされています。
フロア構成は、地下3階に駐車場、地下2階~地上5階に商業施設、6階に事務所、7~14階に住宅となります。
着工は2023年度、竣工は2025年度となっており、2022年1月13日付で自由が丘一丁目29番地区市街地再開発組合の設立が認可されています。
参考資料、引用元
・東京都 自由が丘一丁目29番地区市街地再開発組合の設立を認可します
・目黒区 自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業
・自由が丘1-29地区再開発準備組合
・日刊建設工業新聞 自由が丘1-29地区再開発(東京都目黒区)/準備組合が発足/駅周辺で動き活発化
過去の記事
→2019年6月14日投稿 自由が丘1-29地区 再開発

出典:東京都
概要
・名称 自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業
・計画名 自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業
・name Jiyugaoka 1-29 district type 1 urban redevelopment project
・中文名 自由丘1-29区第一类城市再开发项目
・所在地 東京都目黒区自由が丘一丁目29番地内
・用途 店舗、事務所、住宅、駐車場
・階数 地上14階、地下3階
・高さ 60m
・構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
・基礎工法 ---
・総戸数 約170戸
・敷地面積 約3,950㎡ (区域面積:約5,000㎡(約0.5ha))
・建築面積 約3,400㎡
・延床面積 約43,200㎡
・着工 2023年度
・竣工 2025年度
・建築主 自由が丘1-29地区再開発準備組合(参加組合員:ヒューリック、鹿島建設)
・設計 事業コンサルタント:環境企画設計
基本設計:久米設計
・施工 ---
・最寄駅 自由が丘
(2019年2月14日撮影)
位置図

出典:東京都
配置図

出典:東京都
断面図

出典:東京都
イメージパース

出典:東京都
南側、東急東横線自由が丘駅前から見た自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業計画地の様子です。
再開発地区内に歩行者通路、貫通通路及び広場等を整備し、歩行者の安全性・利便性の向上を図るとともに、共同荷捌き場を地下に整備することで、道路上の歩行者空間を確保し、地区周辺の商店街への回遊を促すものとされています。

北西側から見た自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業計画地の様子です。
低層高密度な商業地となっており、建物がひしめき合っています。

自由が丘駅にはバス路線も設定されているため、幅員3~4m程度の狭い道路を路線バスが行き交います。
写真の通り、歩行者の数も途切れないレベルで非常に多いため、歩車分離が課題となっています。
再開発事業により、老朽化した建築物を解消し街区再編を行い、耐震性・耐火性に優れた施設建築物とするとともに、地区内外の無電柱化を実施し、地域の防災性の向上を図る計画です。

北東側から見た自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業計画地の様子です。

東急電鉄自由が丘駅の様子です。
東急東横線と大井町線の乗換駅となっており、コロナ前の2019年度の一日平均乗降客数は15万6,160人となっています。

整理番号 B-1273-01