2022/01/26
JR南船橋駅南口市有地活用事業 |
JR南船橋駅南口市有地活用事業は千葉県船橋市の船橋競馬場とららぽーとTOKYO-BAYの最寄り駅であるJR京葉線、武蔵野線 南船橋駅南口側で計画されている大規模都市開発事業です。
船橋市の公募型プロポーザル方式により、事業者は三井不動産(代表)、三井不動産レジデンシャル、オオバ、東電タウンプランニング、三井住友建設から構成される三井不動産グループとなり、2020年3月6日に基本協定締結がなされています。
事業実施の方針は「賑わいの創出と回遊性向上 大規模な広場空間をはじめとした、賑わいの創出や回遊性の向上に資する機能導入」、「民間開発の誘導 民間開発を適切に誘導することを通じて、魅力あるまちづくりを実現」、「公的負担の最小化 施設整備段階、運営段階のいずれにおいても、公的負担の最小化」を目指すとのことです。
各街区の用途は、A街区に分譲住宅、B街区に広場、商業施設、通路、C街区に分譲住宅、D街区に回遊施設、エリアマネジメント施設、商業施設となっています。
インフラ工事の着手は2021年度で、2021年12月時点では既に工事が始まっています。
参考資料、引用元
・船橋市 JR南船橋駅南口市有地活用事業
・船橋市 令和2年度第140回船橋市都市計画審議会の会議概要及び会議録
過去の記事
→2019年9月6日投稿 JR南船橋駅南口市有地活用事業

出典:船橋市
概要
・名称 JR南船橋駅南口市有地活用事業
・name JR Minamifunabashi Station south exit city owned land utilization business
・中文名 JR南大桥站南口市拥有土地利用事业
・所在地 千葉県船橋市若松二丁目1番4
・用途 A街区:分譲住宅
B街区:広場、商業施設、通路
C街区:分譲住宅
D街区:回遊施設、エリアマネジメント施設、商業施設
E街区:福祉施設等
・開発面積 A街区:1,877.93㎡
B街区:15,061.31㎡
C街区:4,992.87㎡
D街区:1,656.75㎡
E街区:7,103.06㎡
・着工 2021年度※インフラ工事
・竣工 ---
・建築主 三井不動産グループ(三井不動産(代表)、三井不動産レジデンシャル、オオバ、東電タウンプランニング、三井住友建設)、船橋市※E街区
・設計 オオバ、東電タウンプランニング
・施工 三井住友建設
・最寄駅 南船橋
(2021年12月19日撮影)
位置図

出典:船橋市
配置図

出典:船橋市

出典:船橋市
南西側から見たJR南船橋駅南口市有地活用事業の様子です。
手前側がB街区、左奥がA街区、右奥がD街区となります。

西側に位置している南船橋駅の交通広場(ロータリー)です。
駅前交通広場は現在よりも北東側に移転する計画となっています。

北西側から見たJR南船橋駅南口市有地活用事業の様子です。

北東側から見たJR南船橋駅南口市有地活用事業の様子です。
既に整地工事が進められています。

最寄り駅の南船橋駅です。
JR京葉線の駅で、コロナ前の2019年度の一日平均乗降客数は4万5,536人となっており、東京駅までは快速電車により約24分程度でアクセス可能となっています。

最も西側のJR南船橋駅南口市有地活用事業 A街区 居住施設の計画地です。
広さは約1,900㎡、共同住宅が建設される計画となっています。

出典:船橋市
広場・商業施設の計画されているJR南船橋駅南口市有地活用事業 B街区の計画地です。
約14,700㎡の敷地に大規模な広場や賑わい創出のための集客施設ができる計画です。

出典:船橋市
JR南船橋駅南口市有地活用事業 C街区 居住施設の計画地です。
広さは約5,000㎡となっています。パースでは15階建て程度のマンションが描かれています。

出典:船橋市
JR京葉線の高架沿いには歩行者用の通路が続いています。
この付近はD街区として約1,600㎡が商業や回遊施設の計画地とされています。
具体的には、インフォメーションセンターやエリアマネジメント活動スペースなどが配置予定です。

出典:船橋市