2022/01/21
日本生命淀屋橋ビル |
日本生命淀屋橋ビルは大阪府大阪市中央区北浜に建っていた旧 日本生命淀屋橋ビル跡地の建て替えにより、建設中の地上25階、地下1階、高さ123mの超高層ビルです。
淀屋橋エリアのオフィスビルの中では最高層の高さとなり、1フロア約474坪のオフィススペースや大阪メトロ御堂筋線、京阪本線淀屋橋駅に直結する利便性が特徴となっています。
フロア構成は、地下に駅直結地下通路とサンクンガーデン、店舗、地上1~2階にオフィスエントランス、3~25階がオフィスとなります。
既存建築物の解体着手が2018年7月28日、着工は2020年2月1日、竣工は2022年8月となっており、2022年1月時点では上棟していました。
参考資料、引用元
・日本生命淀屋橋ビル パンフレット
・日本生命淀屋橋ビルの建替計画について
・日本生命、淀屋橋ビルを120メートル超に建て替えへ:日本経済新聞
過去の記事
→2019年10月27日投稿 日本生命淀屋橋ビル建替計画
→2020年2月14日投稿 (仮称)新淀屋橋ビル新築計画

概要
・名称 日本生命淀屋橋ビル
・計画名 日本生命淀屋橋ビル建替計画、(仮称)新淀屋橋ビル新築計画
・name Nippon Life Insurance Yodoyabashi Building
・中文名 日本人寿淀屋桥大楼
・所在地 大阪府大阪市中央区北浜 3丁目1番 (住居表示:5番29)
・用途 事務所、店舗(既存 自動車車庫)
・階数 地上25階、地下1階
・高さ 123m
・構造 地上:鉄骨造
地下:鉄骨鉄筋コンクリート造
・基礎工法 ---
・敷地面積 4,666.74㎡
・建築面積 2,600㎡
・延床面積 46,667㎡(パンフレット:49,300㎡)
・着工 2020年2月1日 (解体着手:2018年7月28日)
・竣工 2022年8月
・建築主 日本生命保険相互会社、大林組
・設計 大林組
・施工 日本生命淀屋橋ビル新築共同企業体(大林組、奥村組、藤木工務店、大末建設)
・最寄駅 淀屋橋、大江橋
(2022年1月2日撮影)
建築計画の概要板

位置図

出典:日本生命保険相互会社ニュースリリース
配置図

出典:日本生命淀屋橋ビル パンフレット
立面図

現地にて撮影
断面図

出典:日本生命淀屋橋ビル パンフレット
イメージパース

出典:日本生命保険相互会社ニュースリリース
北西側から見上げた建設中の日本生命淀屋橋ビルの様子です。

北東側から見た建設中の日本生命淀屋橋ビル低層部分の様子です。

南東側から見上げた建設中の日本生命淀屋橋ビルの様子です。

南西側から見上げた建設中の日本生命淀屋橋ビルの様子です。

外観デザインは、建物四隅に小口積み調の壁面、建物中央部にガラス面を配したものとなっています。

日本生命淀屋橋ビル高層部分の様子です。
建物頂部には、ハットトラスと呼ばれるトラス架構が設けられています。

御堂筋から見た建設中の日本生命淀屋橋ビルの様子です。

日本生命淀屋橋ビルでは制振構造が採用されています。
長時間・繰り返しが特徴の長周期地震動に適したオイルダンパー方式を採用しているほか、頂部に「ハットトラス」を設け、建物全体の曲げ変形を抑制、更に地震エネルギーを、柱や梁などの主要部材よりも先行して塑性化し、吸収することで建物全体の安全性を確保する「座屈拘束ブレース」、杭には杭の中間部に節部をつけることにより、鉛直支持力や引き抜き抵抗力を大幅に向上させる「ナックルパイル」が用いられています。

出典:日本生命淀屋橋ビル パンフレット
「サンクンガーデン」と「エントランス」の完成予想パースです。

出典:日本生命淀屋橋ビル パンフレット
「サンクンガーデン」の完成予想パースです。

出典:日本生命淀屋橋ビル パンフレット
「エントランスホール」の完成予想パースです。

出典:日本生命淀屋橋ビル パンフレット
「エントランス」の完成予想パースです。

出典:日本生命淀屋橋ビル パンフレット
整理番号B-0979-03