蔵前で建設が進められている日本郵便の物流施設も入る高層オフィスビルとタワーマンションの複合施設“蔵前一丁目開発事業”2022年1月末建設状況、現地の様子

2022/02/16 2022/02/16

蔵前一丁目開発事業

蔵前一丁目開発事業は東京都台東区蔵前で建設中の地上13階建て、高さ58.00mの高層オフィスビル、地上23階、高さ91.00mのタワーマンション、地上9階、高さ43.00ｍの物流施設からなる大規模複合施設です。

オフィス棟には、ライオンが新本社ビルとして入居し、「CASBEE-ウェルネスオフィス」認証の最高位となる「S ランク」を取得しているほか、「CASBEE-建築」認証の「S ランク」も取得しています。
また、オフィスは ABW（Activity Based Working）の考え方に基づいて設計しており、個々人の業務内容や好みに応じてフロアを移動しながら自由に場所を選択して働くことができるとのことです。

住宅棟には、高層部分に三井不動産レジデンシャルリースによるシングル・DINKS・ファミリーの各住戸タイプ賃貸住宅、中層部分に長谷工グループ運営の高齢者住宅、低層部分に保育所が入ります。

物流施設棟には、日本郵便が人々の生活、経済活動等を支える物流の拠点として事業運営する物流施設が入り、屋上には約3,000㎡の屋上庭園が設けられます。

既存建築物解体着手は2018年6月14日、着工は2020年9月中旬、竣工は2023年3月末日となっており、2022年1月末時点ではオフィス棟は11～12階付近の施工、住宅棟は5～6階付近の施工が行われていました。

参考資料、引用元

・日本郵政不動産「蔵前一丁目開発事業」オフィス棟「CASBEE-スマートウェルネスオフィス」認証取得
・日本郵政不動産「蔵前一丁目開発事業」着工
・台東区蔵前一丁目における開発計画について～下町文化と新しい文化が混ざり合うまち「蔵前」に大型複合開発が始動します～

過去の記事

→2020年2月23日投稿蔵前計画(仮称)

出典：日本郵政不動産ニュースリリース

概要

・名称　　蔵前一丁目開発事業
・計画名　蔵前計画(仮称)／蔵前一丁目開発事業
・name　　Kuramae 1-chome Development Project
・中文名　藏前一丁目开发项目
・所在地　東京都台東区蔵前一丁目3番25
・用途　　オフィス棟：事務所、店舗
　　　　　住宅棟：高齢者住宅、共同住宅(賃貸)、保育所、駐車場
　　　　　物流施設棟：物流施設
・階数　　オフィス棟：地上13階
　　　　　住宅棟：地上23階
　　　　　物流施設棟：地上9階
・高さ　　オフィス棟：58.00ｍ
　　　　　住宅棟：91.00ｍ
　　　　　物流施設棟：43.00ｍ
・構造　　オフィス棟：鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
　　　　　住宅棟：鉄筋コンクリート造
　　　　　物流施設棟：鉄骨鉄筋コンクリート造
・総戸数　---
・敷地面積　14,407.35㎡
・建築面積　10,300.00㎡
・延床面積　101,000.00㎡
　　　　　　オフィス棟：約29,500㎡
　　　　　　住宅棟：約40,800㎡
　　　　　　物流施設棟：約29,000㎡
・着工　　2020年9月中旬 (既存建築物解体着手：2018年6月14日)
・竣工　　2023年3月末日
・建築主　日本郵政不動産
・設計　　日本郵政、（実施設計協力：佐藤総合計画）
・施工　　大成建設
・最寄駅　蔵前
(2022年1月30日撮影)

建築計画の概要板