2022/03/04
淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業 |
淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業は、大阪府大阪市中央区北浜の淀屋橋南西側で建設中の地上28階、地下1階、高さ135mの超高層ビルです。
施設構成は、地下に地下鉄淀屋橋駅直結通路、低層部分の1~2階に店舗、御堂筋に面した高さ50mの基壇部屋上階の地上11階に屋上庭園、カフェラウンジ等となり、28階まで貸室面積1,000坪を超えるオフィスとなります。
淀屋橋ツインタワー構想が含まれる都市再生特別地区では、都市再生緊急整備地域内において、既存の用途地域などに基づく用途・容積率などの規制が適用除外となります。
容積率の上限が1,600%に緩和され、建築物の高さ制限が高層部150m、中層部50m、低層部5mとされ、大幅な規制緩和がなされています。
街区を跨いだエネルギーの面的利用や再生可能エネルギーの導入により、エリアとしての環境負荷低減を図るほか、災害時の周辺街区や公共空間への非常用電力の融通や帰宅困難者が一時滞留できる環境整備により、淀屋橋駅を中心としたエリアの防災性能の向上、BCDの構築を目指すものとされています。
既存建築物の解体着手は2020年8月20日、着工は2021年度、竣工は2025年8月となっており、2022年1月時点では既存建築物の解体、除去が進められていました。
参考資料、引用元
・大和ハウス工業/住友商事/関電不動産開発 『淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業』市街地再開発組合設立のお知らせ
・大阪・淀屋橋にツインビル、万博にらみオフィス集積:日本経済新聞
・大阪・淀屋橋ツインビル、東西で調和したデザインに:日本経済新聞
過去の記事
→2019年8月15日投稿 淀屋橋ツインタワー構想 淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業

出典:大和ハウス工業/住友商事/関電不動産開発 ニュースリリース
概要
・名称 淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業
・計画名 淀屋橋ツインタワー構想/淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業
・name Yodoyabashi Station West District Type 1 Urban Redevelopment Project
・中文名 淀屋桥站西区第一类市区再开发项目
・所在地 大阪府大阪市中央区北浜4丁目1番
・用途 事務所、店舗、駐車場等
・階数 地上28階、地下1階
・高さ 135m
・構造 ---
・基礎工法 ---
・敷地面積 約7,200㎡
・建築面積 約4,700㎡
・延床面積 約130,000㎡
・着工 2021年度(解体着手:2020年8月20日)
・竣工 2025年8月
・建築主 淀屋橋駅西地区市街地再開発組合 (参加組合員:大和ハウス工業、住友商事、関電不動産開発)
・設計 ---
・施工 ---
・最寄駅 淀屋橋
(2022年1月2日撮影)
位置図
区域図

イメージパース

出典:日本経済新聞
北東側から見た建設中の淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業の様子です。

南東側から見た建設中の淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業の様子です。

計画地には「石原ビルディング」や「住友生命淀屋橋ビル」、「大阪東銀ビル」、「大川ビル」など10棟の中高層ビルが建ち並んでいました。

南西側から見た建設中の淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業の様子です。

既存建築物の解体、除去が進められています。

御堂筋から見た建設中の淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業と御堂筋を挟んで東側で建設中の地上28階、高さ150mの淀屋橋駅東地区都市再生事業の様子です。

整理番号B-0900-02