2022/02/28
淀屋橋駅東地区都市再生事業 |
淀屋橋駅東地区都市再生事業は大阪府大阪市中央区北浜の淀屋橋南西側で計画されている地上28階、地下4階、高さ150mの超高層ビルです。
既存建築物として「日土地淀屋橋ビル」と「京阪御堂筋ビル」が建っており、これらの既存建築物を解体、除去し、事務所、店舗から構成される超高層ビルに建て替えられます。
施設構成は、地下1階に多目的広場の淀屋橋広場、地下1階から地上2階に商業施設、中高層部分にオフィスとなります。
また、淀屋橋ツインタワー構想が含まれる都市再生特別地区では、都市再生緊急整備地域内において、既存の用途地域などに基づく用途・容積率などの規制が適用除外となります。
容積率の上限が1,600%に緩和され、建築物の高さ制限が高層部150m、中層部50m、低層部5mとされ、大幅な規制緩和がなされています。
既存建築物解体着手は2020年8月20日、着工は2022年、竣工は2025年となっており、2022年1月時点では既存建築物の解体、除去が完了した状態となっています。
参考資料、引用元
・大阪・淀屋橋にツインビル、万博にらみオフィス集積:日本経済新聞
・大阪・淀屋橋ツインビル、東西で調和したデザインに:日本経済新聞
・日本土地建物/京阪ホールディングス「淀屋橋駅東地区都市再生事業」について
過去の記事
→2019年8月14日投稿 淀屋橋ツインタワー構想 淀屋橋駅東地区都市再生事業

出典:日本土地建物/京阪ホールディングス ニュースリリース
概要
・名称 淀屋橋駅東地区都市再生事業
・計画名 淀屋橋ツインタワー構想 淀屋橋駅東地区都市再生事業
・name Yodoyabashi Station East District Urban Renewal Project
・中文名 淀屋桥站东区市区更新项目
・所在地 大阪府大阪市中央区北浜3丁目1番1他
・用途 事務所、店舗
・階数 地上28階、地下4階
・高さ 150m
・構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
・基礎工法 ---
・敷地面積 3,940㎡
・建築面積 ---
・延床面積 73,600㎡
・着工 2022年 (既存建築物解体着手:2020年8月20日)
・竣工 2025年
・建築主 日本土地建物、京阪ホールディングス
・設計 ---
・施工 ---
・最寄駅 淀屋橋
(2022年1月2日撮影)
位置図
配置図

出典:大阪市
イメージパース

出典:日本土地建物/京阪ホールディングス ニュースリリース
北西側から見た建設中の淀屋橋駅東地区都市再生事業計画地の様子です。

北側から見た建設中の淀屋橋駅東地区都市再生事業の様子です。

北東側から見た建設中の淀屋橋駅東地区都市再生事業の様子です。

南東側から見た建設中の淀屋橋駅東地区都市再生事業の様子です。

南西側から見た建設中の淀屋橋駅東地区都市再生事業の様子です。

淀屋橋ツインタワー構想の完成予想パースです。
東地区、西地区共に低層部分は高さ50mで軒を揃え、街並みに統一感を持たせる工夫が行われており、御堂筋に新たな景観が創出されます。

出典:日本経済新聞
4層吹き抜けの多目的広場(淀屋橋広場)の完成予想パースです。
多目的広場の整備や淀屋橋駅コンコースの歩行者空間の拡幅・リニューアルを通じ、ターミナルにふさわしい交通拠点機能が整備されます。
また、地下1階から地上2階には、商業施設等を誘致するとのことです。

出典:日本土地建物/京阪ホールディングス ニュースリリース
整理番号B-0899-02