2022/02/24
千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業 |
千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業は、大阪府摂津市千里丘一丁目のJR東海道線(京都線)千里丘駅前で計画されている大規模再開発事業で、1街区に地上35階、地下1階、高さ127.300m、総戸数345戸の駅直結超高層タワーマンションや商業業務施設からなる複合施設、2街区に地上6階、高さ30.650mの商業業務施設が建設されます。
現在、狭隘道路に囲まれた木造住宅の建ち並びや、駐車場利用等、良好な土地利用が図られておらず、また駅前における交通混雑が発生しているという課題を抱えています。
そのため、駅前広場整備を含む再開発事業による交通結節機能の強化、計画的な土地の高度利用による災害に強い良好な住環境形成、都市機能の充実による駅前にふさわしい集約的な拠点形成を図ることなどが整備方針として掲げられています。
施設構成は、1街区の1~3階に商業業務施設、駐車場、駐輪場、3階に屋上庭園、2~3階に住宅施設、4~35階に住宅施設となります。
また、2街区の1~5階に商業業務施設となります。
着工は2023年春頃、竣工は2027年3月31日となっており、現在は既存建築物が建ち並んでいる状態となっています。
参考資料、引用元
・摂津市 千里丘駅西地区市街地再開発事業

出典:摂津市
概要
・名称 千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業
・計画名 千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業
・name Senrioka Station West District Type 1 Urban Redevelopment Project
・中文名 千里冈站西区第一类都市再开发项目
・所在地 大阪府摂津市千里丘一丁目地内
・用途 1街区:住宅、商業業務、駐車場
2街区:商業業務
・階数 1街区:地上35階、地下1階
2街区:地上6階
・高さ 1街区:127.300m(軒高:121.000m)
2街区:30.650m(軒高:24.000m)
・構造 1街区:鉄筋コンクリート造
2街区:鉄骨造
・基礎工法 1街区:---
2街区:---
・総戸数 345戸
・敷地面積 1街区:約6,220㎡
2街区:約1,050㎡
・建築面積 1街区:約4,890㎡
2街区:約580㎡
・延床面積 1街区:約46,860㎡
2街区:約2,970㎡
・着工 2023年春頃
・竣工 2027年3月31日
・建築主 大和ハウス工業(代表)、JR西日本不動産開発、関電不動産開発、大林組 共同企業体
・設計 ---
・施工 ---
・最寄駅 千里丘
(2022年1月1日撮影)
位置図
配置図

出典:摂津市
断面図
▼1街区

▼2街区

出典:摂津市
イメージパース

出典:摂津市
千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業1街区
千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業1街区にな、地上35階、地下1階、高さ127.300m、総戸数345戸の超高層タワーマンションや商業業務施設からなる複合施設が建設されます。
南東側から見た千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業1街区計画地の様子です。

南西側から見た千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業1街区計画地の様子です。

千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業計画地内の様子です。
老朽家屋が点在し、昭和からの木密低層の街並みとなっています。

西側から見た千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業1街区計画地の様子です。

北西側から見た千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業1街区計画地の様子です。
写真左手側に千里丘駅や駅前広場へ向かう「シンボルロード」が設けられます。

再開発区域西側を通る府道14号です。
ロードサイド店舗が並ぶ景観となっています。

千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業2街区
千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業2街区には、地上6階、高さ30.650mの商業業務施設が建設されます。
北西側から見た千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業2街区計画地の様子です。

北東側から見た千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業2街区計画地の様子です。

千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業2街区計画地内の様子です。

再開発に併せて駅前広場と自由通路の整備も行われます。
北西側から見た駅前広場予定地の様子です。

千里丘駅東口側の複合商業施設「フォルテ摂津」です。ペデストリアンデッキを介してフォルテ摂津や千里丘駅と直結します。

1街区と2街区の間に整備される「シンボルロード」の完成予想パースです。

出典:摂津市
シンボルロードを活用した「エリアマネジメント」のイメージパースです。

出典:摂津市
「屋上庭園」の完成予想パースです。

出典:摂津市
「屋上庭園」の完成予想パースです。
屋上緑化や壁面緑化が行われ、植栽により、千里丘陵へと繋がる緑が感じられる空間となるほか、屋上庭園は交流・情報発信拠点や防災広場として活用し、子育て支援施設も併設されます。

出典:摂津市
外観デザインは、広域から見える摂津市のランドマークとして、摂津の木「クスノキ」をモチーフとした木と緑を感じられるものとなります。
頂部クラウンのライトアップを夜には演出する計画となっています。

出典:摂津市
公開空地の広場となる「まちかど広場」が再開発街区内各所に設けられます。

出典:摂津市
千里丘駅東口の「フォルテ摂津」から「千里丘駅」、自由通路として整備されるペデストリアンデッキを介して千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業街区へアクセスが可能になります。

出典:摂津市
自由通路として整備されるペデストリアンデッキは、木調ルーバーとガラス屋根から構成されるデザインの明るいものとなります。

出典:摂津市
再開発に併せて駅前広場も整備されます。
利便性や賑わい創出が強化されるほか、近隣MaaSにより交通結節拠点としての利便性が高まります。

出典:摂津市
シンボルロードに沿って屋外空間と一体的となった賑わいが創出され、近隣の商業環境と調和したまちなみとなります。
1街区低層部分には、グロッサリーやカフェ、ファーストフード、スイーツ、デリカ、ヘアサロン、コンビニ、ドラッグストア等の店舗を誘致するものとされています。
また、2街区には、クリニックや調剤薬局、学習塾が入るクリニックモールも建設されます。

出典:摂津市
整理番号 B-1288-01
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