2022/03/19
(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備 |
(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備は、東京都港区海岸一丁目のJR山手線、京浜東北線浜松町駅で行われている東西自由通路整備・駅舎整備です。
京浜東北線(大船方面)のホーム拡幅および線路切換と浜松町架道橋架替が進められており、幅員10mの北口東西自由通路と橋上駅舎(既存駅舎に接続)の工事も進められています。
東京ポートシティ竹芝へ直結するペデストリアンデッキ「竹芝デッキ」や再開発の進む世界貿易センタービルなどに接続し、利便性向上がなされます。
また、現在の北口は高架下地上の大門通りに面した場所にありますが、北口橋上駅舎整備完了時には廃止されます。
着工は2019年9月1日、竣工は2028年10月31日となっており、2022年2月時点では東側構台が上棟、駅舎部分の施工もタワークレーンが設置されて進められていました。
参考資料、引用元
・JR東日本ニュース 浜松町駅 京浜東北線(大船方面)ホーム拡幅に伴う上野東京ライン(東海道線・常磐線)の一部区間運休について
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→2022年3月1日投稿 (仮称)浜松町二丁目4地区A街区(A棟、TM棟・EV棟)/世界貿易センタービルディング本館 A-1棟

出典:東日本旅客鉄道 ニュースリリース
概要
・名称 (仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備
・計画名 (仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備
・name (Tentative name) Hamamatsucho Station North Exit East-West Free Passage/North exit bridge station building maintenance
・中文名 (暂定名称)滨松町站北口东西自由通道/北口桥站楼维修
・所在地 東京都港区海岸一丁目44番2他
・用途 駅舎
・階数 地上3階
・高さ 17.23m
・構造 鉄骨造
・基礎工法 現場造成杭
・敷地面積 7,488.34㎡
・建築面積 2,013.33㎡
・延床面積 1,109.19㎡
・着工 2019年9月1日
・竣工 2028年10月31日
・建築主 東日本旅客鉄道
・設計 東日本旅客鉄道
・施工 鉄建建設
・最寄駅 浜松町
(2022年2月22日撮影)
建築計画の概要板

位置図
配置図


出典:東日本旅客鉄道 ニュースリリース
北側から見た建設中の(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備の様子です。
JR山手線、京浜東北線の浜松町駅の一日平均乗降客数は20万5,326人となっており、東京モノレールは5万4,418人となっています。
コロナ前の2019年度のJR浜松町駅は、32万7,288人だったため、凄まじい落ち込みとなっています。

浜松町駅は周辺の超高層ビルとペデストリアンデッキで接続したTOD的要素を持った都心ターミナル駅のひとつです。
汐留浜離宮ビルディングからは「汐留デッキ」、東京ポートシティ竹芝からは「竹芝デッキ」がそれぞれ接続します。

北東側から見た建設中の東側構台です。

東側構台には、バリアフリーのためのエレベーターが設けられています。

現在のJR浜松町駅北口は高架下にあります。
こちらは橋上化後、廃止されます。

JR浜松町駅北口です。

浜松町駅ホームの様子です。
既に橋上駅舎の鉄骨が組まれていることがわかります。
