2022/03/08
並木の杜シティ ミッドタワーいわき/63(ROKU-SUN)PLAZA |
並木の杜シティ ミッドタワーいわき/63(ROKU-SUN )PLAZAは、福島県いわき市のJR常磐線、磐越東線いわき駅南西側で建設中の地上21階、高さ67.65m、総戸数216戸のタワーマンションと、地上4階、高さ17.66mの商業・業務棟からなる大規模複合施設です。
いわき駅西側の国道399号(通称:並木通り)と鉄道敷地に挟まれた区域は、中心市街地に位置しながらも、細分化した土地に低層の老朽建物が多く立地し、有効な土地利用が図られていない状況となっていました。
そのため、再開発事業により、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、いわき駅周辺の更なる賑わいを創出するものとされています。
施設構成は、東側の街区1に、1階に店舗、2階にスポーツジム、3階にオフィス、屋上に屋上広場からなる商業・業務棟の「63(ROKU-SUN)PLAZA」、西側の街区2に1階に店舗、2階以上に共同住宅からなる住宅棟の「ミッドタワーいわき」と立体駐車場、駐輪場となります。
敷地中央には「並木広場」と「もみの木広場」、南側国道399号に面して並木テラスが設けられます。
当初計画から大幅に変更されており、街区名称は、「並木の杜シティ」に決定されています。
着工は街区1が2022年1月23日、街区2が2022年1月23日、竣工は街区1が2023年6月30日、街区2が2024年2月28日となっており、2022年3月時点では基礎工事が進められていました。
参考資料、引用元
・いわき市 いわき駅並木通り地区第一種市街地再開発事業
・フージャースホールディングス/日本エスコン 福島県いわき市「いわき駅並木通り地区第一種市街地再開発事業」≪並木の杜シティ≫ 着工のお知らせ
・ミッドタワーいわき 公式サイト
過去の記事
→2019年3月18日投稿 いわき駅並木通り地区第一種市街地再開発事業

出典:フージャースホールディングス/日本エスコン ニュースリリース
概要
・名称 並木の杜シティ ミッドタワーいわき/63(ROKU-SUN )PLAZA
・計画名 いわき駅並木通り地区第一種市街地再開発事業
・name Tree-lined forest city Mid Tower Iwaki/63PLAZA
・中文名 绿树成荫的森林城市 磐城中塔/63广场
・所在地 街区1:福島県いわき市平並木の杜2番
街区2:福島県いわき市平並木の杜1番
・用途 街区1:店舗、事務所
街区2:共同住宅、店舗、駐車場
・階数 街区1:地上4階
街区2:地上21階
・高さ 街区1:17.66m
街区2:67.65m
・構造 街区1:鉄骨造
街区2:鉄筋コンクリート造、鉄骨造
・基礎工法 街区1:杭基礎
街区2:杭基礎
・総戸数 216戸(権利者住戸10戸含む)、店舗3戸(他に管理事務室1戸、クラブラウンジ1戸、マルチスタジオ1戸)
・敷地面積 街区1:2,481.97㎡
街区2:5,609.05㎡
・建築面積 街区1:1,181.10㎡
街区2:2,851.52㎡
・延床面積 街区1:3,608.12㎡
街区2:26,573.62㎡
・着工 街区1:2022年1月23日
街区2:2022年1月23日
・竣工 街区1:2023年6月30日
街区2:2024年2月28日
・建築主 いわき駅並木通り地区市街地再開発組合(参加組合員:フージャースコーポレーション、日本エスコン)
・設計 熊谷組、UG都市建築
・施工 熊谷組・加地和組・堀江工業特定建設工事共同企業体
・最寄駅 いわき
(2022年3月5日撮影)
建築計画の概要板
▼街区1

▼街区2

位置図
配置図

出典:ミッドタワーいわき 公式サイト
立面図

現地にて撮影
施設構成イメージ

出典:ミッドタワーいわき 公式サイト
イメージパース

出典:ミッドタワーいわき 公式サイト
南東側、いわき駅のペデストリアンデッキから見た建設中の並木の杜シティ ミッドタワーいわき/63(ROKU-SUN )PLAZAの街区全体の様子です。

並木の杜シティ 63 (ROKU-SUN)PLAZA
再開発区域東側の街区1では、地上4階、高さ17.66mの商業・業務棟が建設されています。
施設構成は、1階に店舗、2階にスポーツジム、3階にオフィス、屋上に屋上広場となります。
南東側から見た建設中の街区1 商業・業務棟となる並木の杜シティ 63 (ROKU-SUN)PLAZAの様子です。

東側から見た建設中の街区1 商業・業務棟となる並木の杜シティ 63 (ROKU-SUN)PLAZAの様子です。

南西側から見た建設中の街区1 商業・業務棟となる並木の杜シティ 63 (ROKU-SUN)PLAZAの様子です。

街区1と街区2の中間地点には、街路の整備が行われます。

並木の杜シティ ミッドタワーいわき
再開発街区西側の街区2では、地上21階、高さ67.65m、総戸数216戸のタワーマンション「ミッドタワーいわき」の建設が進められています。
施設構成は、1階に店舗、2階以上に共同住宅となり、敷地北側に立体駐車場、駐輪場も建設されます。
南東側から見た建設中の並木の杜シティ ミッドタワーいわきの様子です。

南西側から見た建設中の並木の杜シティ ミッドタワーいわきの様子です。

西側から見た建設中の並木の杜シティ ミッドタワーいわきの様子です。
撮影時は、基礎工事が進められていました。

北西側から見た建設中の並木の杜シティ ミッドタワーいわきの様子です。
手前には、場所打ちコンクリート杭に配筋する鉄筋をあらかじめ組み立てたものである鉄筋かごが置かれていました。

北東側から見た建設中の並木の杜シティ ミッドタワーいわきの様子です。

並木の杜シティ ミッドタワーいわきの低層部分の完成予想パースです。

出典:ミッドタワーいわき 公式サイト
並木の杜シティ ミッドタワーいわきのエントランス部分の完成予想パースです。

出典:ミッドタワーいわき 公式サイト
並木道の美しい緑豊かな景観が創出されます。

出典:ミッドタワーいわき 公式サイト
広場のイメージパースです。

出典:ミッドタワーいわき 公式サイト
いわき駅南口ホテル新設計画
並木の杜シティの北東側隣接地であるいわき駅南口では、商業施設と客室数227室のホテルからなる地上10階、高さ40.5mの駅ビルの増築建設、既存棟の改修が進められています。
1~3階には商業施設、4~10階に入るホテルには、シングルルームや個室付カプセルユニット、デラックスツインやツインルームの客室が入ります。
→東日本旅客鉄道 いわき駅南口開発計画に着手します

出典:東日本旅客鉄道 ニュースリリース
現地にて撮影した建築計画の概要が書かれた板です。

いわき駅南口ホテル新設計画の配置図です。

出典:東日本旅客鉄道 ニュースリリース
南東側から見た建設中のいわき駅南口ホテル新設計画の様子です。
いわき駅と南西側の並木の杜シティとを結ぶデッキ通路とエスカレーターも整備され、新たな動線が設けられます。

いわき駅の南北自由通路の様子です。
いわき駅は浜通り地方から中通り地方、宮城県、茨城県の三方を結ぶ拠点駅で一日平均乗降客数は8,502人(コロナ前2019年度:1万1,380人)となっており、JR常磐線と磐越東線が乗り入れています。

並木の杜シティ南東側にあるいわき駅直結の都市型商業施設「LATOV(ラトブ)」です。
いわき駅前地区第一種市街地再開発事業として建設された、地上8階、地下2階建ての複合ビルとなっており、商業施設、公共施設、オフィス、駐車場で構成されています。

整理番号B-0773-03