2022/04/17
横須賀線武蔵小杉駅 改良工事/下りホーム新設工事 |
横須賀線武蔵小杉駅 改良工事/下りホーム新設工事は、神奈川県川崎市中原区武蔵小杉のJR横須賀線と湘南新宿ラインの武蔵小杉駅を改良し、下りホームを新設する工事です。
現在の横須賀線ホームは1面2線の島式ホームとなっており、ホームの幅員が狭いこともあり、駅周辺に年々増加するタワーマンション群によって利用者が激増するホームはキャパシティが限界に達しています。
そのため、新たに横須賀線ホーム東側に新下りホームを建設し、2面2線化し、更に新規改札口を設けて南武線北側からのアクセス向上や現在は南武線ホームを介して東急東横線へ乗り換えが行われているルートを改札外にすることで混雑緩和を図る計画となっています。
整備内容は、ホーム長 311m(15両編成対応)、ホーム幅員 基本幅員約5mの新下りホーム設置、エレベーター 1基、 エスカレーター 2基、階段 2箇所となっており、コンコースは新下りホームへのエレベーター、エスカレーター、階段への通路となる部分の拡張が行われます。
また、既設ホームについては上り専用ホームとし、現在の下り線側には柵を設置するものとされています。
着工は2020年4月、竣工は2022年度末ごろ、供用開始は2023年度となっており、2022年3月時点では新下りホームの躯体が完成した状態となっています。
参考資料、引用元
・東日本旅客鉄道 JR横須賀線武蔵小杉駅及び駅周辺の混雑緩和に向けた取組を進めます
・東日本旅客鉄道 横須賀線武蔵小杉駅の混雑緩和に向けて下りホーム新設工事に着手します
過去の記事
→2020年7月6日投稿 横須賀線武蔵小杉駅 改良工事、下りホーム新設工事

概要
・名称 横須賀線武蔵小杉駅 改良工事/下りホーム新設工事
・name Yokosuka Line Musashi-Kosugi Station improvement work, down direction platform construction work
・中文名 横须贺线武藏小杉站改善工程,下行方向平台建设工程
・開発箇所 神奈川県川崎市中原区小杉町
・所属路線 JR横須賀線、湘南新宿ライン、相鉄線直通(相鉄・JR直通線)
・着工 2020年4月
・竣工 2022年度末ごろ
・供用開始 2023年度
(2022年3月6日撮影)
位置図
配置図

出典:東日本旅客鉄道 ニュースリリース
イメージパース

出典:東日本旅客鉄道 ニュースリリース
横須賀線武蔵小杉駅プラットホームの北側部分の様子です。
写真左側が新たに整備されている新下りホームとなります。

新下りホームは躯体がほぼ完成した状態となっています。

新下りホームの柱や屋根は既存ホームのものと一体となります。

屋根の素材は、ガラス繊維の布を使った膜屋根で統一され、太陽光が透過した明るい空間となります。

一部はこのように足場も撤去され、ホームの様子が確認しやすくなっていました。

武蔵小杉駅には次々と電車が入ってきます。
写真の「E217系」通勤電車は、最新型の「E235系」へ置き換わりつつあり、廃車が進んでいます。
以前は、南武線205系等のようにジャカルタへの海外譲渡が行われるのではないかと噂になっていましたが、現在は廃車解体が進められているようです。

横須賀線武蔵小杉駅南端の様子です。

南端部分は、既に点字ブロック等の設置も行われています。

ホームからは武蔵小杉のタワーマンション群を望むことができます。

様々な行き先の電車が入ってくる武蔵小杉駅ですが、相鉄・JR直通線が開業し、新たに「海老名」も行き先に加わりました。

横須賀線武蔵小杉駅高架下の様子です。
南武線との連絡通路になっている場所には仮囲いがなされ、高架下の整備も進められています。

横須賀線武蔵小杉駅南側の高架下の様子です。

横須賀線武蔵小杉駅新南口改札口です。

新南口高架下でも整備が進められており、仮囲いが設置されています。

現地に掲載されていた横須賀線武蔵小杉駅 改良工事/下りホーム新設工事の全体完成予想パースです。

現地にて撮影
横須賀線武蔵小杉駅 改良工事/下りホーム新設工事のプラットホーム完成予想パースです。

現地にて撮影
横須賀線武蔵小杉駅 改良工事/下りホーム新設工事のコンコース完成予想パースです。

武蔵小杉駅には、JR南武線、横須賀線、湘南新宿ライン、相鉄線直通(相鉄・JR直通線)、東急東横線、目黒線が乗り入れています。
