2022/04/26
郡山駅前一丁目第二地区第一種市街地再開発事業 |
郡山駅前一丁目第二地区第一種市街地再開発事業は福島県郡山市駅前一丁目の旧 寿泉堂綜合病院跡地で計画されている地上21階、高さ72.9m、総戸数約150戸のタワーマンションです。
再開発事業により、中心市街地の居住人口を増加させるための都市型住宅を中心として、第一地区により整備された総合病院と連携する医療施設等が整備されます。
施設構成は地上1階~3階に医療施設、地上5階~21階に都市型住宅、地上1階には災害時避難スペースとして医療施設内の会議室等の利用が予定されています。
また、建物壁面を道路及び民有境界から後退させて敷地内に空地を設け、歩行者の回遊性を高め、滞留性を担う憩いの場としてポケットパークを整備するものとされています。
既存建築物解体着手は2021年11月8日、着工は2022年度、竣工は2025年度となっており、2022年3月時点では既存建築物の解体、除去工事が進められていました。
参考資料、引用元
・郡山市 郡山駅前一丁目第二地区第一種市街地再開発事業
・野村不動産 「郡山駅前一丁目第二地区第一種市街地再開発事業」事業協力者に決定(野村不動産)
・野村不動産 JR東北新幹線・東北本線「郡山」駅徒歩3分 住宅・医療施設の複合再開発 『郡山駅前一丁目第二地区第一種市街地再開発事業』権利変換計画認可のお知らせ ~人口減少・高齢化社会を見据えた中核都市における都市型コンパクトタウンの実現~
・公益財団法人湯浅報恩会 旧・寿泉堂綜合病院敷地における再開発計画について

出典:野村不動産 ニュースリリース
概要
・名称 郡山駅前一丁目第二地区第一種市街地再開発事業
・計画名 郡山駅前一丁目第二地区第一種市街地再開発事業
・name Koriyama Ekimae 1-chome 2nd District Type 1 Urban Redevelopment Project
・中文名 郡山站前1丁目第2区1型城市再开发项目
・所在地 福島県郡山市駅前一丁目140番1 外13筆
・用途 共同住宅、医療施設(健診・透析センター)
・階数 地上21階
・高さ 72.9m
・構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
・基礎工法 ---
・総戸数 約150戸
・敷地面積 約2,942㎡ ※施行面積 約0.35ha
・建築面積 ---
・延床面積 20,600㎡
・着工 2022年度(解体着手:2021年11月8日)
・竣工 2025年度
・建築主 郡山駅前一丁目第二地区第一種市街地再開発事業 個人施行者※公益財団法人湯浅報恩会(事業協力者:野村不動産)
・設計 アール・アイ・エー
事業コンサルタント:アール・アイ・エー
・施工 ---
・最寄駅 郡山
(2022年3月6日撮影)
位置図
区域図

出典:野村不動産 ニュースリリース
イメージパース

出典:野村不動産 ニュースリリース
南東側から見た郡山駅前一丁目第二地区第一種市街地再開発事業の様子です。
撮影時は既存建築物の解体、除去工事が進められており、現地の労働保険関係成立票より、解体期間は2021年11月8日~2022年11月15日となっています。

北東側から見た郡山駅前一丁目第二地区第一種市街地再開発事業の様子です。
建築主は個人施行者となっており、医療法人である「公益財団法人湯浅報恩会」と個人1名、事業協力者に野村不動産が参画しています。
野村不動産のタワーマンションとなるため、マンション名称は「プラウドタワー郡山」や「プラウドタワー郡山駅前」等になるかもしれませんね。

北西側から見た郡山駅前一丁目第二地区第一種市街地再開発事業の様子です。
再開発により建設されるタワーマンションは、「地域の歴史」「場所の歴史」を継承しながら、郡山駅前のシンボルとしてデザインを計画されています。
「地域の歴史」 では、安積疏水に代表される「水」の流れをイメージし、「場所の歴史」では、 寿泉堂綜合病院の歴史を継承・現代にて再現するものとされています。

既存建築物解体工事が進む郡山駅前一丁目第二地区第一種市街地再開発事業と先行して再開発が行われたシティタワー郡山の様子です。

仮囲いがなされ、既存建築物の解体、除去が進みます。

先に解体が完了した建物の跡が隣接する建物に現れていました。

南西側から見た郡山駅前一丁目第二地区第一種市街地再開発事業 計画地の様子です。

再開発区域南西側には、郡山駅前一丁目第一地区市街地再開発事業として建設された地上24階、高さ94.994mのタワーマンション「シティタワー郡山」が建っています。
当初はこちらの第一地区の再開発完了後、すぐに郡山駅前一丁目第二地区第一種市街地再開発事業が着工される計画でしたが、リーマンショックと東日本大震災などにより従前のデベロッパーが撤退したことにより、延期されています。

再開発区域北東側の丸井郡山店跡には、「ダイワロイネットホテル郡山駅前」が2017年2月16日に開業しています。
フロア構成は、1階~3階にコンビニエンスストア、飲食店、美容室、福島県赤十字献血センターなどのショップエリア、4階がホテルフロント・ロビー、5階~13階が客室(全216室)となっています。
郡山駅周辺では、駅周辺に商業施設や業務施設、住宅や公共利便施設が集約した賑わいあるコンパクトシティとして再開発が進められています。

Google Earthのポリゴンを用いて作成した郡山駅前一丁目第一地区市街地再開発事業の簡易パースです。

Google Earthのポリゴンを用いて作成した郡山駅前一丁目第一地区市街地再開発事業の簡易パースです。

Google Earthのポリゴンを用いて作成した郡山駅前一丁目第一地区市街地再開発事業の簡易パースです。

整理番号 B-1242-02