2022/04/13
ヤマハ本社 新オフィス棟 |
ヤマハ本社 新オフィス棟は、静岡県浜松市中区中沢町で建設中の地上12階、高さ59.7mの高層ビルです。
ヤマハの営業部門・スタッフ部門の新たな拠点として建設され、営業部門とスタッフ部門を集結、本社機能の中枢を担う建物として機能します。
新オフィス棟と既存の3つの建物は通路で接続されるほか、コロナ禍による働き方の変化やデジタル化の急速な進展から、オフィスと在宅勤務のハイブリッドな働き方を考慮した設計を採り入れたものとなります。
また、ビル全体でSDGs、創エネ・省エネ等の対応を網羅した環境配慮型のビルとなり、ZEB Ready・CASBEEのSランクを取得しています。
2022年10月(労働保険関係成立票には2021年11月1日と記載、竣工は2024年2月末(労働保険関係成立票には2024年4月30日と記載)、2022年4月時点では建設地は更地となっており、仮囲いの設置など準備工事が進められていました。
参考資料、引用元
・ヤマハ ヤマハ(株)本社 新オフィス棟建設について
・建通新聞 ヤマハ 本社新オフィス棟 大林組の設計・施工

出典:ヤマハ ニュースリリース
概要
・名称 ヤマハ本社 新オフィス棟
・計画名 ---
・name Yamaha Headquarters New Office Building
・中文名 雅马哈总部新办公楼
・所在地 静岡県浜松市中区中沢町11番
・用途 事務所
・階数 地上12階
・高さ 59.7m
・構造 鉄骨造
・基礎工法 ---
・敷地面積 ---
・建築面積 ---
・延床面積 22,087㎡
・着工 2022年10月(労働保険関係成立票:2021年11月1日)
・竣工 2024年2月末(労働保険関係成立票:2024年4月30日)
・建築主 ヤマハ
・設計 大林組
・施工 大林組
・最寄駅 八幡
(2022年4月7日撮影)
位置図
イメージパース

出典:ヤマハ ニュースリリース
南西側から見た建設中のヤマハ本社 新オフィス棟の様子です。

ヤマハ本社 新オフィス棟はヤマハの本社構内に建設されます。
「ヤマハ」は、楽器や半導体、音響機器(オーディオ・ビジュアル)、スポーツ用品、自動車部品、ネットワーク機器の製造発売を手がける日本のメーカーです。
1969年にピアノ生産台数で世界一となり、販売額ベースで現在でも世界首位となっているほか、ピアノ以外の楽器であるハーモニカやリコーダー、ピアニカといった学校教材用からエレクトリックギターやドラム、ヴァイオリン、チェロ、トランペット、サクソフォーンなど100種類以上もの楽器を生産する世界最大の総合楽器メーカーとなっています。
また、オートバイや船外機を製造する「ヤマハ発動機」も、もともとはヤマハの二輪部門から独立したものとして有名です。なお、ヤマハ発動機の本社は静岡県磐田市に位置しています。

建設地南側には、「ヤマハ本社20号館」が建っています。

北西側から見た建設中のヤマハ本社 新オフィス棟の様子です。

北東側から見た建設中のヤマハ本社 新オフィス棟の様子です。

現地に掲載されていた労働保険関係成立票です。

建設地南東側には、「ヤマハ本社 21号館(ヤマハ イノベーションセンター開発棟)」が建っています。
ヤマハ本社 21号館(ヤマハ イノベーションセンター開発棟)は竹中工務店の施工で、地上7階、延床面積35,497㎡の施設となっています。
1階にはヤマハの挑戦の歴史を語る企業ミュージアム「ヤマハ企業ミュージアム イノベーションロード」が設けられています。

東側から見たヤマハ本社です。

ヤマハ本社は、遠州鉄道八幡駅に隣接しています。
遠州鉄道八幡駅では、「遠州鉄道八幡駅再整備事業」が行われており、ホーム上屋耐震補強工事、橋脚耐震補強工事などの耐震対策やエレベーター設備設置(2基)、多目的トイレ設置などのバリアフリー化工事が進められています。

南東側から見たヤマハ本社です。
ヤマハの連結決算の実績は以下のように推移しています。
(事業年度/売上高/経常利益)
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2018年3月期 4,329.6億円 492.3億円
2019年3月期 4,343.7億円 584.2億円
2020年3月期 4,142.2億円 472.2億円
2021年3月期 3,726.3億円 371億円
2022年3月期 3,950億円 480億円
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整理番号 B-1309-01