2022/05/17
(仮称)名古屋丸の内一丁目計画 |
(仮称)名古屋丸の内一丁目計画は愛知県名古屋市中区丸の内の「名古屋フコク生命ビル」および清水建設グループ所有の駐車場跡地で建設中の地上16階、高さ85m、延床面積約46,000㎡の高層オフィスビルです。
AI/IoT技術の導入等により、ニューノーマルの働き方を見据えたオフィス空間を創出するほか、環境認証「ZEB Ready」以上の高い環境性能を備えたオフィスビルとなります。
基礎免震構造の採用等のBCP対応、非接触技術や高機能換気システムの導入等の感染症対策にも注力するものとされています。
既存建築物解体着手は2020年12月11日、着工は2021年10月、 竣工は2024年1月、2022年4月時点では、基礎工事が進められていました。
参考資料、引用元
・清水建設 名古屋市中区丸の内一丁目で大規模賃貸オフィスビル共同開発に着手~ニューノーマルを見据えた働き方に対応~
・国土交通省 令和3年度第1回 (仮称)名古屋丸の内一丁目計画 サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型) 採択プロジェクト
過去の記事
→2021年2月9日投稿 (仮称)名古屋丸の内一丁目計画
→2022年2月15日投稿 (仮称)名古屋丸の内一丁目計画

出典:清水建設
概要
・名称 (仮称)名古屋丸の内一丁目計画
・計画名 (仮称)名古屋丸の内一丁目計画
・name (Tentative name) Nagoya Marunouchi 1-chome plan
・中文名 (临时名称)名古屋丸之内1丁目计划
・所在地 地名地番:愛知県名古屋市中区丸の内1丁目1613番1
住居表示:愛知県名古屋市中区丸の内一丁目16番
・用途 事務所、駐車場
・階数 地上16階
・高さ 85m
・構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
・基礎工法 杭基礎
・敷地面積 4,820.79㎡
・建築面積 3,318.02㎡
・延床面積 47,472.12㎡
・着工 2021年10月1日 (解体着手:2020年12月11日)
・竣工 2024年1月31日
・建築主 清水建設、富国生命保険、清水総合開発
・設計 清水建設
・施工 清水建設
・最寄駅 丸の内、伏見、国際センター
(2022年4月7日撮影)
位置図
区域図

出典:清水建設
南東側から見た建設中の(仮称)名古屋丸の内一丁目計画の様子です。
外観は、名古屋旧来からの碁盤割の街並みより着想したものとなっており、縦と横のフレームが相互に支えあう構造体をデザイン化し、時代に左右されない端正なフォルムとしているとのことです。
また、1階から3階は完全自走式の駐車場となります。

南西側から見た建設中の(仮称)名古屋丸の内一丁目計画の様子です。

北西側から見た建設中の(仮称)名古屋丸の内一丁目計画の様子です。

北東側から見た建設中の(仮称)名古屋丸の内一丁目計画の様子です。
解体前の旧名古屋フコク生命ビルは、地上9階、地下3階で1967年3月竣工となっており、既に竣工から50年以上経過していました。

桜通に面した立地となっており、周辺は伏見・丸の内のビジネスエリアとなっているほか、名駅までも至近の距離です。

整理番号 B-1123-03