2022/05/15
ブランズタワー豊洲 |
ブランズタワー豊洲は東京都江東区豊洲の区立豊洲西小学校北側に建つ地上48階、高さ180.50m、総戸数1,152戸の超高層タワーマンションです。
大規模開発が進む東京湾岸エリアにおいて、東京メトロ有楽町線「豊洲」駅徒歩4分という交通利便性・水辺に隣接する良好な環境を最大限活かした、新たな都心居住のモデルとなる、うるおいとにぎわいある水辺のライフスタイル創出を目指したまちづくりが行われています。
豊洲1-1街区開発計画としてタワーマンションのみならず、開発街区内には東電堀へ向かうプロムナードやスーパーマーケット「ダイエー豊洲店」、保育所「グローバルキッズ豊洲園」、約7,950㎡もの緑化空間が整備されました。
共用施設には、4階にグランドエントランスホールやフィットネスルーム、ゲストルーム、パーティールームウエスト、イースト、レクリエーションルーム、ワーク&スタディブースが入り、33階にスカイビューラウンジが入っています。
建築主は東急不動産、NIPPO、大成有楽不動産、JR西日本プロパティーズとなっており、設計、施工は熊谷組です。
着工は2018年9月13日、竣工は2021年10月下旬( ※現地概要板には2022年3月31日と記載)、入居開始が2022年3月下旬となっており、竣工しています。
参考資料、引用元
・東急不動産/NIPPO/大成有楽不動産/JR西日本プロパティーズ 「ブランズタワー豊洲」が誕生する「豊洲地区1-1街区開発計画」において地域の持続可能な発展を目指した街づくりを推進
・東急不動産 ~新たな都心居住のモデルとなる、うるおいとにぎわいある水辺のライフスタイルを創出~ (仮称)豊洲地区1-1街区開発計画 都市計画決定 2021年度 完成予定
・ダイエー 「ダイエー豊洲(とよす)店」のオープンについて
・グローバルキッズ豊洲園 公式サイト
過去の記事
→2019年2月3日投稿 ブランズタワー豊洲
→2019年5月2日投稿 ブランズタワー豊洲
→2020年7月30日投稿 ブランズタワー豊洲
→2020年12月5日投稿 ブランズタワー豊洲
→2021年4月30日投稿 ブランズタワー豊洲

概要
・名称 ブランズタワー豊洲
・計画名 豊洲1-1街区開発計画
・name Branz Tower Toyosu
・中文名 Branz塔楼丰洲
・所在地 東京都江東区豊洲5丁目100番3
・用途 集合住宅、物販店舗、保育所
住宅棟:共同住宅
生活利便施設棟:店舗
保育所棟:保育所
・階数 住宅棟:地上48階、地下1階
生活利便施設棟:地上2階
保育所棟:地上2階
・高さ 住宅棟:180.50m(軒高:174.80m)
生活利便施設棟:約10m
保育所棟:約10m
・構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
・基礎工法 杭基礎
・総戸数 1,152戸(その他、店舗等あり、事業協力者住戸1戸含む)
・敷地面積 24,276.31㎡(内、建築確認申請上の高層棟仮想敷地18,152.97㎡)
・建築面積 7,252.04㎡
・延床面積 136,187.58㎡
(現地概要板:139,120.65㎡、容積対象面積:85,228.7㎡)
生活利便施設棟:約1,500㎡
保育所棟:約1,400㎡
・着工 2018年9月13日
・竣工 2021年10月下旬 ※現地概要板:2022年3月31日
・建築主 東急不動産、NIPPO、大成有楽不動産、JR西日本プロパティーズ
・設計 熊谷組
・施工 熊谷組
・最寄駅 豊洲
(2022年5月4日/2022年2月28日撮影)
建築計画の概要板

位置図
配置図

現地にて撮影
イメージパース
▼住宅棟/ブランズタワー豊洲

出典:ブランズタワー豊洲 公式サイト
▼生活利便施設棟/ダイエー 豊洲店

出典:ダイエー ニュースリリース
▼保育所棟/グローバルキッズ豊洲園

現地にて撮影
▼プロムナード

出典:東急不動産/NIPPO/大成有楽不動産/JR西日本プロパティーズ ニュースリリース
住宅棟/ブランズタワー豊洲
南側の東電堀から見たブランズタワー豊洲の様子です。
ブランズタワー豊洲は地上48階、高さ180.50m、総戸数1,152戸の超高層タワーマンションです。
マンションブランドは東急不動産の「ブランズ」を冠していますが、建築主は東急不動産、NIPPO、大成有楽不動産、JR西日本プロパティーズとなっており、設計、施工は熊谷組となっています。

南側から見たブランズタワー豊洲低層部分の様子です。

「グランドエントランスホール」は4階に位置しています。

ブランズタワー豊洲は、免震構造が採用されています。
3階と4階の間には中間免震層があり、免震構造は地震時に積層ゴム等によって地震の揺れを吸収し、激しい揺れによる被害や心理的負担を軽減する構造となっています。

南東側から見たブランズタワー豊洲の様子です。

ブランズタワー豊洲の高層部分の様子です。
バルコニー手摺りは主にガラス手摺が採用されていますが、透明や乳白色、暗色系等様々な種類が用いられているほか、一部は角度を付けて配置されていることが確認できます。

高層階角住戸には、床から天井まであるダイレクトウィンドウが採用されています。

※2022年2月28日入居開始前撮影
バルコニー手摺の一部は、くの字型に角度を付けて配置されています。

※2022年2月28日入居開始前撮影
ガラス手摺には乳白色と透明のものが交互に配置されています。

※2022年2月28日入居開始前撮影
ブランズタワー豊洲4階フィットネスルーム部分はガラス張りとなっているほか、袖壁や軒天が木目調となっていることが特徴的です。

南側から見上げたブランズタワー豊洲の様子です。

南西側から見たブランズタワー豊洲の様子です。

プロムナードから見上げたブランズタワー豊洲の様子です。

ブランズタワー豊洲の高層部分、塔屋の様子です。

西側から見たブランズタワー豊洲の様子です。

北西側から見上げたブランズタワー豊洲の様子です。

西側、プロムナード側にあるサブエントランスの様子です。

北西側のメインエントランスの様子です。

1階のメインエントランスから4階のグランドエントランスホールへは、シースルーのシャトルエレベーターを経由してアクセスすることができます。

ブランズタワー豊洲低層部分は、壁面緑化や屋上緑化が多用されています。

北西側、豊洲ぐるり公園・春海橋公園から見たブランズタワー豊洲の様子です。

北側、豊洲公園から見たブランズタワー豊洲の様子です。

北東側から見たブランズタワー豊洲の様子です。

北東側から見たブランズタワー豊洲高層部分の様子です。

北東側から見上げたブランズタワー豊洲高層部分の様子です。

敷地東側からは駐車場へのアプローチがあります。
駐車場は392台確保されており、機械式が370台、平置が14台、身障者対応が1台、来客用が2台、荷捌きが5台となっており、うち19台はEV対応となっています。
また、バイク置き場は17台、ミニバイク置場は99台、自転車置場は2,236台、うちラック式が334台、2段ラック式が1,854台、子ども用平置が48台となっています。

東側から見たブランズタワー豊洲低層部分の様子です。

南東側から見たブランズタワー豊洲の様子です。

南東側から見上げたブランズタワー豊洲の様子です。

くの字型に配置された独特な意匠のバルコニー手摺の様子です。

生活利便施設棟/ダイエー 豊洲店
敷地西側の生活利便施設棟には、「ダイエー 豊洲店」が入っており、規模は地上2階、高さ約10m、延床面積約1,500㎡、店舗面積約209坪のスーパーマーケットです。
ダイエー屋号としては4年半ぶりの出典となっており、最新のデジタル設備を積極的に導入し、ニーズに応えた品揃えと売場づくりを進めることで、地域にお住まいの方々の便利で快適な日々の暮らしを支える店を目指すものとされています。

都道484号線、豊洲有明線側から見た生活利便施設棟/ダイエー 豊洲店の様子です。

西側から見た生活利便施設棟/ダイエー 豊洲店の様子です。

東電堀側から見た生活利便施設棟/ダイエー 豊洲店の様子です。

保育所棟/グローバルキッズ豊洲園
保育所棟/グローバルキッズ豊洲園は、2022年4月開園の認可保育園となっており、定員は計220名、基本保育時間が標準保育(平日)07:30~18:30、延長保育(平日)18:31~20:30、短時間保育が平日09:00~17:00、延長①(平日)07:30~08:59、延長②(平日)17:01~20:30となっています。
規模は地上2階、延床面積約1,400㎡です。

南西側から見た保育所棟/グローバルキッズ豊洲園の様子です。

プロムナード・広場
敷地内には「ウィンドパーク」や「ウェーブテラス」、「プロムナード」のほか、敷地の約32.75%にあたる約7,950㎡もの緑地空間が整備されており、緑地空間には約20種以上、約500本以上もの中高木が植えられています。
敷地内のプロムナードや水辺を愉しめるエリアは近隣の方々にも開放される計画で、マルシェの開催やヨガやランニングなど、季節を楽しめるイベントの実施を予定しているとのことです。

敷地南東側に位置する「ウィンドパーク」の様子です。

「ウィンドパーク」には子どもたちの遊具にもなる巨大な滑り台が設置されています。

緑あふれる広場空間となっています。

ウィンドパークから北東側道路へのアプローチです。

北東側道路から見ると、江東区立豊洲西小学校とウィンドパークの広場が一体的に整備されていることがわかります。

敷地境界付近には、テナント一覧と敷地配置図が掲載されたサインがあります。

敷地配置図です。

現地にて撮影
北側から見た「プロムナード」の様子です。

南側から見た「プロムナード」の様子です。

緑地空間には約20種以上、約500本以上もの樹木が植えられており、総戸数が多く確保でき、なおかつ敷地に余裕が生まれやすいタワーマンションだからこそ可能になった緑地空間となっています。
もし、同じ戸数の戸建てニュータウンを開発してもここまでの緑地空間を確保することはほぼ無いかと思われます。

一部はやや緑化密度の低い広場空間となっています。

樹木の根本も草花が植えられており、外構が非常に美しいものとなっています。

敷地北東側の緑化空間です。

敷地西側にはダイエーのパーキングがあります。

ゆりかもめの車内から見たプロムナードの様子です。完成予想パースと同じ角度になります。

東電堀から見たブランズタワー豊洲の様子です。

東電堀の様子です。

豊洲公園から見たブランズタワー豊洲の様子です。

ららぽーと豊洲から見たブランズタワー豊洲と豊洲公園の様子です。

晴海から見たブランズタワー豊洲と東雲のタワーマンション群の様子です。

豊洲ぐるり公園から見上げたブランズタワー豊洲の様子です。

豊洲ぐるり公園で振り返ると、晴海のタワーマンション群を望めます。
ブランズタワー豊洲からもこれと同じような景色が見られるものかと思います。

市場前駅から見たブランズタワー豊洲の様子です。
豊洲も超高層ビルやタワーマンションが増え、新たに開発された都市景観とゆりかもめが近未来的な光景を創り出しています。

整理番号B-0713-06竣工