2022/05/20
リビオタワー羽沢横浜国大 |
リビオタワー羽沢横浜国大は神奈川県横浜市神奈川区羽沢南2丁目の相鉄・JR直通線 羽沢横浜国大駅の駅前で建設中の地上23階、地下1階、高さ92.50m、総戸数357戸の超高層タワーマンションや商業施設、医療施設、大学活動支援施設、農業活動支援施設等からなる大規模複合施設です。
横浜駅の北西約3.5kmに位置し、神奈川区と保土ヶ谷区にまたがる場所に開業した相鉄・JR直通線の新駅「羽沢横浜国大駅」の駅前で開発が進められている「HAZAWA VALLEY(ハザワバレー)」の核となる施設となります。
「HAZAWA VALLEY(ハザワバレー)」は、働き方や暮らし方が大きく変わるニューノーマル時代に、本当に住みたい街をゼロから考えて、かたちにしていく本プロジェクトとなっており、時代の流れを敏感にキャッチする「都会性」と、自然と共生するゆったりとした「暮らしの環境」の共存を目指した再開発となっています。
施設構成は、1階に商業店舗、2階に商業店舗、子育て支援施設、3階に商業店舗、大学活動支援施設、農業活動支援施設、4階に商業店舗、医療施設、5階にアクティブラウンジ、5階~23階に住戸となります。
建築主は日鉄興和不動産、三菱地所レジデンス、設計はアール・アイ・エー、施工は熊谷組、商業施設の開発・運営は寺田倉庫です。
共用施設には、WEB会議などに活用できる個室ブースエリアやキッチンスタジオ、ラウンジエリア等のある「アクティブラウンジ」、2層吹き抜けのエントランスホールが設けられます。
また、スマホでオートロックを解錠できる「bitlock」の採用や24時間ゴミ出し可能な各階ゴミ置場、内廊下設計、制振構造の採用もなされています。
住戸の専有面積は28.12㎡~83.16㎡、間取りは1K~4LDKとなっています。
着工は2021年2月28日、竣工は2023年11月下旬となっており、2022年5月時点では3~5階付近の躯体施工が進められていました。
参考資料、引用元
・リビオタワー羽沢横浜国大 公式サイト
・ハザワバレー 公式サイト
・横浜市 S-007:神奈川 羽沢南二丁目地区
過去の記事
→2018年11月29日投稿 神奈川羽沢南二丁目地区
→2020年12月23日投稿 (仮称)羽沢横浜国大駅前A地区開発計画

出典:リビオタワー羽沢横浜国大 公式サイト
概要
・名称 リビオタワー羽沢横浜国大
・計画名 (仮称)羽沢横浜国大駅前A地区開発計画/神奈川羽沢南二丁目地区
・name Livio Tower Hazawa Yokohama National University
・中文名 Livio塔羽泽横滨国大
・所在地 神奈川県横浜市神奈川区羽沢南2丁目508番、509番、515番
・用途 共同住宅、店舗、駐車場、駐輪場、大学活動支援施設、医療施設、子育て支援施設、農業活動支援施設
・階数 本体棟:地上23階、地下1階
駐車場棟:地上4階
・高さ 92.50m
・構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
・総戸数 357戸(募集対象外住戸7戸含む)、他に店舗等(区画数未定)
・基礎工法 直接基礎
・敷地面積 7,407.45㎡
・建築面積 4,214.19㎡
・延床面積 46,307.91㎡
・着工 2021年2月28日
・竣工 2023年11月下旬
・建築主 日鉄興和不動産、三菱地所レジデンス
・設計 アール・アイ・エー
・施工 熊谷組
・最寄駅 羽沢横浜国大
(2022年5月8日撮影)
建築計画の概要板

位置図
区域図

出典:横浜市
配置図

出典:リビオタワー羽沢横浜国大 公式サイト
断面図

フロア構成
・1階:商業店舗
・2階:商業店舗、子育て支援施設
・3階:商業店舗、大学活動支援施設、農業活動支援施設
・4階:商業店舗、医療施設
・5階:アクティブラウンジ
・5階~23階:住戸
イメージパース

現地にて撮影
北東側、羽沢横浜国大駅方面から見た建設中のリビオタワー羽沢横浜国大の様子です。

「HAZAWA VALLEY(ハザワバレー)」とリビオタワー羽沢横浜国大の完成予想鳥瞰パースです。

出典:リビオタワー羽沢横浜国大 公式サイト
最寄り駅の相鉄・JR直通線の羽沢横浜国大駅です。
相鉄・JR直通線の開始に伴い2019年11月30日に開業し、相鉄の相鉄新横浜線とJR東日本の東海道本線貨物支線(東海道貨物線)が乗り入れ、接続駅となっています。
2023年3月には羽沢横浜国大~新横浜間4.2kmも整備され、東急とも直通します。

羽沢横浜国大駅の構内には、「HAZAWA VALLEY(ハザワバレー)」とリビオタワー羽沢横浜国大の紹介がされているボードがありました。

現在はこのように羽沢横浜国大駅から仮囲いで囲われた仮設通路が続いています。
今後、駅前広場やプロムナードが整備される計画です。

仮囲いのされた通路を西へ進むと、ドラッグストア「クリエイトS・D 羽沢横浜国大駅前店」が建っています。
ドラッグストア「クリエイトS・D 羽沢横浜国大駅前店」は2021年5月に営業を開始しており、医薬品や化粧品、生鮮食品、酒類なども揃いスーパーのように活用できるほか、2階にはクリニックモールもあります。

隣接する幹線道路の環状2号線側から見たクリエイトS・D 羽沢横浜国大駅前店の様子です。
ロードサイド型で平面駐車場もありますが、賑わいを意識したことからか、店舗出入り口はプロムナード計画地側に設けられています。

リビオタワー羽沢横浜国大の低層部分とプロムナードの完成予想パースです。

出典:リビオタワー羽沢横浜国大 公式サイト
プロムナードには、ソニーPCLのデジタルサイネージが設置されます。

出典:リビオタワー羽沢横浜国大 公式サイト
プロムナード計画地の様子です。仮囲いに羽沢横浜国大エリアの移り変わりが描かれています。

「エントランス」の完成予想パースです。

現地にて撮影
「エントランスホール」の完成予想パースです。
天井には、世界各国のホテルやレジデンスの環境アートを手がけるStudio Sawada Designが創作するアートを設置し、羽をイメージしたアートが浮遊や上昇を繰り返す姿が印象的な空間となります。

キッチンスタジオの完成予想パースです。

出典:リビオタワー羽沢横浜国大 公式サイト
アクティブラウンジのイメージです。

出典:リビオタワー羽沢横浜国大 公式サイト
北東側から見た建設中のリビオタワー羽沢横浜国大の様子です。

型枠等が用いられ、現場打設にて建設が進められています。

北西側から見た建設中のリビオタワー羽沢横浜国大の様子です。

南西側から見た建設中のリビオタワー羽沢横浜国大の様子です。

南西側から見上げた建設中のリビオタワー羽沢横浜国大の様子です。

南西側から見た建設中のリビオタワー羽沢横浜国大の低層部分の様子です。

低層部分基壇部は後施工されるためか、ジョイント部分が剥き出しとなっていました。

南東側から見た建設中のリビオタワー羽沢横浜国大の様子です。

南東側には第三者所有地があり、今後の開発計画が気になります。

東側にはJR貨物横浜羽沢駅が広がります。

JR貨物横浜羽沢駅側から見た建設中のリビオタワー羽沢横浜国大の様子です。

リビオタワー羽沢横浜国大は丘陵地帯の谷地で建設が進められていますが、目の前が貨物ターミナルのため、日当たりや通風は良好かと思われます。

北東側丘陵地帯から見た建設中のリビオタワー羽沢横浜国大の様子です。

HAZAWA VALLEY(ハザワバレー)の全景です。

北側の丘陵地帯に広がる農地から見た建設中のリビオタワー羽沢横浜国大の様子です。

リビオタワー羽沢横浜国大建設地から数分ほどの場所の様子です。
このように農地や荒れ地が広がる荒涼とした場所でタワーマンションの建設が進められています。
数年後には都市開発が進んでいるかもしれません。

Google Earthのポリゴンを用いて作成したリビオタワー羽沢横浜国大の簡易鳥瞰パースです。

Google Earthのポリゴンを用いて作成したリビオタワー羽沢横浜国大の簡易鳥瞰パースです。
こうした長閑な立地の駅前タワーマンションとなります。

整理番号B-0658-03