2022/08/21
ブランズタワー芝浦 |
ブランズタワー芝浦は東京都港区芝浦に建つ地上32階、地下1階、高さ110.66mの超高層タワーマンションです。
西側に旧海岸通り、南側に都道316号が通る立地となっており、敷地中心にタワーマンションを配置、北及び南側にまとまった規模の公開空地が配置されています。
共用施設は1階に高さ約7m、奥行き約23m、城壁のような壁が特徴的な「マスターエントランス」やレセプション・ラウンジ、2階にプライベート・ラウンジ、ゲスト・スイート、フィットネス・スタジオ、ライブラリー・サロン、ゲスト・スーペリア、29階にクラウン・ラウンジ、屋上にクラウン・テラスとなります。
冷暖房完備の内廊下設計や建物コーナー部分のハイサッシ、外観デザイン面では城門をイメージした庇やマリオンによる横のラインを繊細に取り入れながら縦のラインを強調した姿が特徴的となっています。
災害対策としては敷地南側に一時避難場所にもなるサウス・フォレストを整備しているほか、備蓄倉庫やカマドベンチを配置し、屋上にも緊急救助用ヘリコプターが活動可能Rマークヘリポートが設置されています。
建築主は東急不動産、近鉄不動産、京浜急行電鉄、長谷工コーポレーション、相鉄不動産、設計、施工は長谷工コーポレーションです。
また、専有面積は40.03㎡~125.15㎡、間取りは1LDK~3LDKとなっています。
着工は2018年11月1日、竣工は2021年9月下旬、入居開始が2022年1月中旬となっており、竣工しています。
過去の記事
→2018年12月21日投稿 (仮称)港区芝浦二丁目計画
→2019年6月28日投稿 ブランズタワー芝浦
→2020年8月29日投稿 ブランズタワー芝浦

概要
名称 | ブランズタワー芝浦 |
計画名 | (仮称)港区芝浦二丁目計画 |
name | BRANZ TOWER Shibaura |
中文名 | BRANZ塔楼芝浦 |
所在地 | 東京都港区芝浦二丁目1番1 |
用途 | 共同住宅、保育所 |
階数 | 地上32階、地下1階 |
高さ | 110.66m(軒高:109.86m) |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
基礎工法 | 杭基礎 |
総戸数 | 482戸(非分譲住戸51戸含む) |
敷地面積 | 4,456.49㎡ |
建築面積 | 2,036.46㎡ |
延床面積 | 50,842.82㎡ |
着工 | 2018年11月1日 |
竣工 | 2021年9月下旬 |
建築主 | 東急不動産、近鉄不動産、京浜急行電鉄、長谷工コーポレーション、相鉄不動産 |
設計 | 長谷工コーポレーション |
施工 | 長谷工コーポレーション |
最寄駅 | 田町、芝浦埠頭 |
(2021年11月20日撮影)
建築計画の概要板

位置図
区域図

出典:港区
配置図

出典:ブランズタワー芝浦 公式サイト
立面図

出典:港区
断面図

出典:港区
イメージパース

出典:ブランズタワー芝浦 公式サイト
南東側から見たブランズタワー芝浦の様子です。

建物角部には高さ約2100mmのダイレクトウィンドウのコーナーサッシが採用されており、梁部の奥まった内壁部分を赤レンガ調の色合いとしています。

南東側から見上げたブランズタワー芝浦の様子です。

南東側から見たブランズタワー芝浦低層部分の様子です。

南西側から見たブランズタワー芝浦低層部分の様子です。
敷地南側には、一時避難場所にもなる「サウス・フォレスト」が整備されており、備蓄倉庫やカマドベンチも配置されています。

「サウス・フォレスト」の様子です。

「サウス・フォレスト」の完成予想パースです。

出典:ブランズタワー芝浦 公式サイト
南東側から見たブランズタワー芝浦高層部分の様子です。

北西側から見たブランズタワー芝浦の様子です。

ブランズタワー芝浦のエントランスの様子です。
エントランスの手前には、公開空地の「マスター・ガーデン」があります。
マスター・ガーデンには、水流が伝うストーンプランターやストーンウォールなどがあり、涼しげな空間となっています。
また、シンボルツリーには枝垂れ桜が植えられ、敷地の約45%を占める空地を活かした緑地により、緑被率は約27%確保されています。

ストーンウォールです。
マンション館名板も設置されています。

「マスター・ガーデン」の完成予想パースです。

出典:ブランズタワー芝浦 公式サイト
公開空地標示板です。

約25mの奥行きを有する緑地空間「ノース・フォレスト」の様子です。

北東側から見たブランズタワー芝浦の様子です。

駐車場出入口の様子です。
車寄せのコーチエントランスもあり、歩車分離設計であることが特徴となっています。
駐車場はタワー式の機械式駐車場164台分が設置されており、うちハイルーフ車72台が収容可能となっています。
また、一部パレットに電気自動車に対応した充電機能を搭載しており、格納中に充電が可能です。

ブランズタワー芝浦高層部分の様子です。
庇やマリオンによる横のラインを繊細に取り入れながら縦のラインを強調した外観意匠となっており、空に勢いよく聳える「城門」を感じさせるデザインとなっています。
また、日本古来の寺院や城などに見られるシンメトリーなデザインで、城門のようなティアラが印象的です。

芝浦エリアのタワーマンション群とブランズタワー芝浦の様子です。

2022年8月21日更新