2022/06/13
大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業 |
大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業は東京都品川区大崎で計画されている地上35階、地下3階、高さ149m、総戸数約460戸の超高層タワーマンションや事務所、店舗などから構成される大規模複合施設です。
再開発区域は、JR大崎駅西口の駅前に位置しており、老朽化した小規模な木造住宅、集合住宅、店舗併用建物等が混在する地域で、狭隘道路による防災上の課題、広場や緑地等のオープンスペースの不足がみられるといった課題を抱えていました。
市街地再開発事業の施行により、防災性、利便性向上のための都市基盤の整備に併せた敷地の統合化、および周辺地域との調和を図りながら土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図ることで、密集市街地を解消して防災性の高い空間づくりが行われています。
また、大崎駅南改札から後背地にいたる連続した歩行者デッキネットワークや歩道状空地の整備、緑豊かなオープンスペースの形成、低層部への子育て支援施設や生活支援施設の整備など大崎副都心に必要な基盤整備や機能導入を図るものとされています。
施設構成は、地下3階~地下1階に駐車場、地下1階に店舗、地上1階に店舗、保育所等、2階~5階に事務所、公益施設、6階に公益施設、7階~35階に住宅となり、建築主は大崎駅西口F南地区市街地再開発組合 、参加組合員は住友不動産、事業コンサルタントは日建設計です。
既存建築物解体着手は2022年3月1日、着工は2022年度、竣工は2025年度となっており、2022年5月時点では既存建築物解体、除去が進められていました。
参考資料、引用元
・東京都都市整備局 大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業
・品川区 大崎三丁目地区(大崎駅西口F 南地区)等の再開発計画について
・住友不動産「大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業」組合設立認可
過去の記事
→2021年1月3日投稿 大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業

出典:東京都
概要
・名称 大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業
・計画名 大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業
・name Osaki Station West Exit F South District Type 1 Urban Redevelopment Project
・中文名 大崎站西F出口南区1类城市再开发项目
・所在地 東京都品川区大崎三丁目7番
・用途 共同住宅、事務所、店舗、保育所、公益施設、駐車場
・階数 地上35階、地下3階
・高さ 149m
・構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
・基礎工法 ---
・総戸数 約460戸
・敷地面積 5,050㎡
・建築面積 3,030㎡
・延床面積 53,111㎡
・着工 2022年度(解体着手:2022年3月1日)
・竣工 2025年度
・建築主 大崎駅西口F南地区市街地再開発組合
(参加組合員:住友不動産)
・設計 事業コンサルタント:日建設計
・施工 ---
・最寄駅 大崎
(2022年5月22日撮影)
位置図
区域図

出典:住友不動産 ニュースリリース
配置図

出典:住友不動産 ニュースリリース
断面図

出典:住友不動産 ニュースリリース
フロア構成
・地下3階~地下1階:駐車場
・地下1階:店舗
・地上1階:店舗、保育所等
・2階~5階:事務所、公益施設
・6階:公益施設
・7階~35階:住宅
南東側から見た既存建築物の解体、除去が進められている大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業の様子です。

敷地南東側のまとまった敷地には「明電エンジニアリングビル」が建っていました。

南西側から見た既存建築物の解体、除去が進められている大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業の様子です。

北西側から見た既存建築物の解体、除去が進められている大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業の様子です。

既存建築物の解体が進められており、このように解体工事のお知らせが記載された張り紙がされていました。

既存建築物の解体が進む再開発区域内の様子です。

北東側から見た既存建築物の解体、除去が進められている大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業の様子です。

再開発区域北側は、大崎鎮守 居木神社の参道に面しています。

整理番号 B-1113-02