2022/07/24
(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画 |
(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画は東京都渋谷区道玄坂で計画されている地上28階、地下1階、高さ118.80mのホテルとオフィス、店舗からなる超高層ビルです。
当該開発により、駅周縁部に拠点を形成することで、渋谷全体における回遊ネットワークの活性化に貢献することや、敷地の中を動線で繋いでいくことで、街の新しい回遊空間を創出するものとされています。
また、狭隘、行き止まり道路を一部撤廃し、敷地内に安全な道を通すことで防犯性の向上を図ることや、老朽化した擁壁、建物を撤去し、耐震性の高い建築により大地震に備えるほか、11、12 階のホテル共用部を帰宅困難者受け入れスペースに設定し、防災備蓄倉庫を配備することで、エリアの防災拠点として機能することも目標とされています。
フロア構成は、1~3階に店舗、2~10階にオフィス、セットバックしている11階~28階に渋谷エリアでは初となる外資系ライフスタイルホテルとなります。
オフィススペックは、基準階面積が477.95坪(1,580.0㎡)、基準天井高が2,800mm、基準床荷重が500kg/㎡となっています。
建築主はパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス、有限会社カブトビル、サン・エトワール、設計は東急設計コンサルタント、施工は熊谷組です。
着工は2019年11月中旬、竣工は2023年3月中旬、開業予定は2023年9月となっており、2022年7月時点では20~23階付近の鉄骨建方が進められていました。
参考資料、引用元
・CBRE (仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画(ドン・キホーテ跡地)
・ドンキホーテホールディングス 「(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画」について~渋谷全体の発展に寄与する開発計画のお知らせ~
・PPIH PPIH「渋谷区道玄坂二丁目開発計画」 渋谷初進出の外資系ライフスタイルホテルを誘致予定 竣工2023年3月、開業2023年9月を目指す
過去の記事
→2018年8月5日投稿 (仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画
→2018年8月14日投稿 (仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画
→2021年11月10日投稿 (仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画
→2022年3月22日投稿 (仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画

概要
名称 | (仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画 |
計画名 | (仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画 |
name | (Tentative name) Shibuya-ku Dogenzaka 2-chome development plan |
中文名 | (暂定名)涩谷区道玄坂2丁目开发计划 |
所在地 | 東京都渋谷区道玄坂二丁目1番6 |
用途 | 店舗、ホテル、事務所等 |
階数 | 地上28階、地下1階 (建築基準法上:地上27階、地下2階/CBRE:地上30階、地下3階) |
高さ | 118.80m(軒高:114.95m) (現地概要板:120m (軒高:116m)) |
構造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造 |
基礎工法 | 場所打ちコンクリート杭 |
客室数 | --- |
敷地面積 | 5,897.39㎡ |
建築面積 | 3,850.00㎡ |
延床面積 | 41,855.37㎡ (現地概要板:41,950.00㎡) |
着工 | 2019年11月中旬 |
竣工 | 2023年3月中旬 |
建築主 | パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス、有限会社カブトビル、サン・エトワール |
設計 | 東急設計コンサルタント |
施工 | 熊谷組 |
最寄駅 | 渋谷 |
(2022年7月2日撮影)
建築計画の概要板

位置図
区域図

出典:CBRE
断面図

出典:CBRE
イメージパース

出典:CBRE
東側から見上げた建設中の(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画の様子です。
東側の道玄坂小路には「小路ゲート」が設けられます。

先行して鉄骨建方が進められており、後を追うようにして外装材のカーテンウオールが取り付けられていきます。

南側から見上げた建設中の(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画の様子です。

西側から見上げた建設中の(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画の様子です。

(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画の南西側地上の様子です。

北西側から見上げた建設中の(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画の様子です。

北西側の文化村通りから見た建設中の(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画の様子です。

北東側から見た建設中の(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画の様子です。
旧ドン・キホーテ渋谷店跡地には、雑居ビルに挟まれるように低層部分、エントランスが建設されます。

文化村通り側から見た(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画のエントランスの外観完成予想パースです。

出典:パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス
こちらも文化村通りに面したエントランスの完成予想パースです。
文化村通りには「渋谷ゲート」、「奥渋ゲート」の2箇所のエントランスが設けられます。

出典:パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス
(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画低層の鳥瞰パースです。
文化村通りに面した低層部分が、雑居ビルに食い込むような形で建設されることがわかります。

出典:パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス
南側には「小路ゲート」や「丘の小路」が設けられ、敷地の中を通り抜け出来る「路(みち)」をつくる事で、街の新しい回遊空間を創るものとされています。

出典:パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス
文化村通り側から見た(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画の外観完成予想パースです。

現地にて撮影
手前の雑居ビル群と奥の超高層ビルとのコントラストが、近未来感を醸し出しています。

出典:CBRE
オフィスエントランスの完成予想パースです。

出典:CBRE
オフィスロビーの完成予想パースです。

出典:CBRE
2022年7月24日更新