2022/07/27
北大阪急行電鉄南北線延伸線 |
北大阪急行電鉄南北線延伸線は、大阪府吹田市の江坂駅から大阪府豊中市の千里中央駅までの約5.9kmを結ぶ北大阪急行電鉄南北線を大阪大学箕面キャンパスもある「箕面船場阪大前駅」を経由し、大阪府箕面市船場東3丁目付近のみのおキューズモール隣接地である「箕面萱野駅」まで延伸する計画です。
延伸距離は約2.5km、事業費は約874億円となっており、整備主体が北大阪急行電鉄及び箕面市、運営主体が北大阪急行電鉄となっています。
開業予定は2023年度とされており、開業後は箕面萱野駅から江坂駅を通り、Osaka Metro御堂筋線と相互直通運転し、天王寺や中百舌鳥方面へ直通する見込みです。
参考資料、引用元
・箕面市 (報道資料)北大阪急行電鉄南北線延伸線の新駅の名称が本日決定しました ~「箕面萱野駅」「箕面船場阪大前駅」に決定~
・箕面市 北大阪急行線の延伸と関連まちづくり
・北大阪急行電鉄 北大阪急行線延伸事業について

出典:北大阪急行電鉄
概要
延伸路線 | 北大阪急行電鉄南北線延伸線 |
延伸区間 | 千里中央駅~箕面萱野駅 |
延伸距離 | 約2.5km(千里中央駅~大阪府箕面市西宿1丁目付近付近) |
事業費 | 約874億円 |
ルート・駅位置 | 箕面船場阪大前駅:大阪府箕面市船場東3丁目付近(地下駅) 箕面萱野駅:大阪府箕面市西宿1丁目付近(高架駅) |
事業者 | 北大阪急行電鉄及び箕面市 |
開業年次 | 2023年度 |
(2022年6月13日撮影)
位置図
配置図

出典:北大阪急行電鉄
断面図

出典:北大阪急行電鉄
箕面船場阪大前駅
箕面船場阪大前駅は大阪府箕面市船場東3丁目付近に設置される駅で、駅からはデッキにより「箕面市立文化芸能劇場」や「大阪大学箕面キャンパス」と直結します。
駅周辺は、昭和40年代に大阪市中央区船場にあった繊維問屋街の一部が移転し、大阪船場繊維卸商団地としてまちびらきしたため、箕面市においても「船場」という地名がついています。
また、今後大阪大学箕面キャンパスが移転し、同地区の拠点となることが見込まれるため、「箕面」「船場」と「阪大前」を組み合わせた駅名となったとのことです。

現地にて撮影
南西側から見た建設中の箕面船場阪大前駅の様子です。

東側から見た建設中の箕面船場阪大前駅の様子です。
地下躯体の施工が進められていました。

箕面船場阪大前駅予定地東側には既にデッキが整備されています。

デッキから見た「箕面市立文化芸能劇場」や「大阪大学箕面キャンパス」です。
駅からデッキを経て直結します。

箕面萱野駅
箕面萱野駅は大阪府箕面市西宿1丁目付近に設置される駅で、ホームは高架の島式ホームとなります。
また、みのおキューズモールと直結する他、バスターミナルも設置されます。
駅周辺は、1948年まで「萱野村」と呼ばれ、箕面市萱野という地名が現在も残っています。
また、みのおキューズモール一帯を「かやの中央」と呼んでいるなど、地元では由緒ある「萱野」という地名が現在でも親しまれています。
この地名に、大阪市内や府南部など遠方の方でもわかるように「箕面」を組み合わせ、この駅名となったとのことです。

出典:北大阪急行電鉄
2022年7月27日更新