2022/08/24
湊町三丁目C街区地区第一種市街地再開発事業 |
湊町三丁目C街区地区第一種市街地再開発事業は、愛媛県松山市湊町三丁目で計画されている地上20階、地下1階、高さ72m、総戸数184戸のタワーマンションや商業施設、公益施設、駐車場から構成される複合施設です。
再開発区域は、「伊予鉄道松山市駅周辺」、「L字地区周辺」、「一番町交差点周辺」の3地点を結ぶ大街道・銀天街商店街の中継点であり、市街地ネットワークのハブ機能と市内中心部の回遊動線の創出を図る必要のある地区となっています。
なお、耐震上の問題を抱えた老朽建物や空き店舗、露天駐車場等があり、土地の利用状況も不健全なことが課題となっており、再開発事業により立地に見合った高度利用の促進と新たな都市機能の導入、広場等の公共空間の創出等を当計画に盛り込み、商業・業務機能等の高次都市機能を集約した施設を整備し、土地の合理的かつ健全な高度利用を図ることで課題解決を図るものとされています。
また、再開発区域周辺でも「銀天街L字地区再開発」として①~⑦街区で再開発構想が進められており、それらの先陣を切って行われる再開発事業となっています。
建築主は湊町三丁目C街区地区市街地再開発組合、事業参加者は大京、野村不動産、三菱地所レジデンス、再開発コンサルタントはユーデーコンサルタンツ、一般業務代行者は西松建設・RIA共同企業体です。
着工は2022年、竣工は2027年となっています。
参考資料、引用元
・野村不動産/湊町三湊町三丁目C街区地区市街地再開発準備組合/大京/三菱地所レジデンス『湊町三丁目C 街区地区第一種市街地再開発事業』 事業参加協定書を締結 ~松山市の新たなランドマークとなる、銀天街L字地区の複合再開発~
・湊町三丁目 C 街区地区市街地再開発事業概要
・松山市 松山広域都市計画第一種市街地再開発事業の決定(平成31年1月28日告示)

出典:野村不動産/湊町三湊町三丁目C街区地区市街地再開発準備組合/大京/三菱地所レジデンス
概要
名称 | 湊町三丁目C街区地区第一種市街地再開発事業 |
計画名 | 湊町三丁目C街区地区第一種市街地再開発事業 |
name | Minatomachi 3-chome Block C Category 1 Urban Redevelopment Project |
中文名 | 港町三丁目C座1类城市再开发项目 |
所在地 | 愛媛県松山市湊町三丁目4番6他 |
用途 | 共同住宅、店舗、公益施設、駐車場 |
階数 | 住宅棟:地上20階、地下1階 駐車場棟:地上8階 |
高さ | 72m |
構造 | 鉄骨造、鉄筋コンクリート造 |
基礎工法 | --- |
総戸数 | 184戸 |
敷地面積 | 約7,000㎡ |
建築面積 | 約5,300㎡ |
延床面積 | 約45,370㎡ |
着工 | 2022年 |
竣工 | 2027年 |
建築主 | 湊町三丁目C街区地区市街地再開発組合 事業参加者:大京、野村不動産、三菱地所レジデンス |
設計 | 再開発コンサルタント:ユーデーコンサルタンツ 一般業務代行者:西松建設、RIA共同企業体 |
施工 | --- |
最寄駅 | 松山市、大街道 |
(2022年8月11日撮影)
位置図
区域図

出典:野村不動産/湊町三湊町三丁目C街区地区市街地再開発準備組合/大京/三菱地所レジデンス
配置図

出典:野村不動産/湊町三湊町三丁目C街区地区市街地再開発準備組合/大京/三菱地所レジデンス
断面図

出典:野村不動産/湊町三湊町三丁目C街区地区市街地再開発準備組合/大京/三菱地所レジデンス
フロア構成
▼住宅棟
・1階~20階:共同住宅
▼駐車場棟
・1階~3階:店舗、公益施設
・4階~8階:駐車場
イメージパース

出典:野村不動産/湊町三湊町三丁目C街区地区市街地再開発準備組合/大京/三菱地所レジデンス
南西側から見た湊町三丁目C街区地区第一種市街地再開発事業 計画地の様子です。

再開発区域内には、既存建築物の「松山銀天街ショッピングセンターGET!」が建っています。

再開発区域南側には、中ノ川通りがあります。

南東側から見た湊町三丁目C街区地区第一種市街地再開発事業 計画地の様子です。

再開発区域内に建つ既存建築物の「松山銀天街ショッピングセンターGET!」を南東側から見た様子です。

北東側から見た湊町三丁目C街区地区第一種市街地再開発事業 計画地の様子です。

再開発区域北側には、アーケード商店街の「松山銀天街」があります。松山市駅から中心市街地の湊町へ至る全長約600mのアーケード商店街です。

北側から見た松山銀天街と湊町三丁目C街区地区第一種市街地再開発事業 計画地の様子です。

北西側から見た湊町三丁目C街区地区第一種市街地再開発事業 計画地の様子です。

既存建築物には、「松山銀天街ショッピングセンターGET!」のような大規模建築物のみならず、個人商店や住宅などの小規模建築物も建ち並んでいます。

施設構成イメージです。
アーケードの松山銀天街からは、広場やガーデンテラスに直接アクセスできるようになります。

Google Earthのポリゴンを用いて作成した湊町三丁目C街区地区第一種市街地再開発事業のイメージパースです。

2022年8月24日更新