2022/09/14
錦二丁目18番地区市街地再開発事業 |
錦二丁目18番地区市街地再開発事業は、愛知県名古屋市中区錦2丁目の三井住友銀行名古屋支店を含む一帯で計画されている地上24階、地下2階、高さ130mの超高層ビルです。
再開発区域は伏見エリアの広小路通と錦通に挟まれた場所に位置しており、名古屋駅・伏見・栄地区都市機能誘導制度による容積率緩和地域に属し、各種誘導用途や公共貢献などにより容積率800%から1,000%に緩和可能な立地となっています。
イオニア式の柱と三層の水平な構成や花崗岩仕上げのファサードが特徴的な1935年竣工の歴史的建築物「三井住友銀行名古屋支店」も再開発区域に含まれていますが、こちらは保存され、低層棟のイベントスペースとして活用されます。
フロア構成は、新築される超高層ビルの1~3階に店舗、4~24階にオフィスとなります。
着工は2025年度、竣工は2028年度となっています。
参考資料、引用元
・中日新聞 名古屋・伏見の再開発で24階ビル計画 三井住友銀支店は保存
・日本経済新聞 名古屋・伏見に大型ビル 24階建て、28年度にも完成

概要
名称 | 錦二丁目18番地区市街地再開発事業 |
計画名 | 錦二丁目18番地区市街地再開発事業 |
name | Nishiki 2-chome 18th District Urban Redevelopment Project |
中文名 | 锦2丁目第18区市区重建项目 |
所在地 | 愛知県名古屋市中区錦2丁目18番 |
用途 | 事務所、店舗 |
階数 | 地上24階、地下2階 |
高さ | 130m |
構造 | --- |
基礎工法 | --- |
敷地面積 | 約0.6ha |
建築面積 | --- |
延床面積 | 約56,000㎡ |
着工 | 2025年度 |
竣工 | 2028年度 |
建築主 | --- |
設計 | --- |
施工 | --- |
最寄駅 | 伏見、丸の内 |
(2022年9月4日撮影)
位置図
区域図

出典:中日新聞
計画地南東側には地上16階、高さ74.7mの超高層ビル「三井住友銀行名古屋ビル」が建っています。

南西側から見た錦二丁目18番地区市街地再開発事業計画地の様子です。
再開発区域は歴史的建築物の「三井住友銀行名古屋支店」を含む一帯となっていますが、超高層ビルが新築されるのは三井住友銀行名古屋支店北側となります。

北西側から見た錦二丁目18番地区市街地再開発事業計画地の様子です。

錦二丁目18番地区市街地再開発事業計画地から錦通を挟んで北側でも再開発計画が進められています。伏見駅周辺は容積率1,000%~1,100%に緩和されたエリアであり、潜在需要を取り込み、再開発による超高層化が次々となされています。
りそな名古屋ビルも錦二丁目18番地区市街地再開発事業と同等規模の超高層ビルになるものと思われます。

Google Earthのポリゴンを用いて作成した錦二丁目18番地区市街地再開発事業のイメージです。

Google Earthのポリゴンを用いて作成した錦二丁目18番地区市街地再開発事業のイメージです。

Google Earthのポリゴンを用いて作成した錦二丁目18番地区市街地再開発事業のイメージです。

Google Earthのポリゴンを用いて作成した錦二丁目18番地区市街地再開発事業のイメージです。

Google Earthのポリゴンを用いて作成した錦二丁目18番地区市街地再開発事業のイメージです。
名駅エリアと栄エリアに超高層ビル群が出来つつありますが、間の伏見・丸の内エリアにも超高層ビル群が出現し始めました。

2022年9月14日更新