2022/10/19
NTTスマートコネクト 曽根崎データセンター |
NTTスマートコネクト 曽根崎データセンターは、大阪府大阪市北区曽根崎1丁目に建つ地上12階、高さ75.08mの超高層データセンターです。
立地は、梅田南東側に広がる曽根崎エリアの曽根崎通北側に位置しており、西日本最大級のインターネットエクスチェンジに成長したNTTスマートコネクトによる大阪都市部の堂島・北浜・日本橋エリアで展開するデータセンターに次いで開設される新たなデータセンターとなります。
データセンタースペックは、サーバールーム面積約730m²、二重床高さ300mm、スラブ床荷重2,000kg/㎡、ラックは20kw以上の高負荷電力へも対応した標準電力提供6kwラック、1ラック単位から百ラック超規模へも対応というものとなっています。
また、光ケーブリングサービス「堂島コネクト」により、堂島・北浜・日本橋データセンターとの相互接続が可能となっているほか、BCP対策においても震度6強の地震にも耐えうる免震構造の採用、自家発電による72時間連続無給油運転、異変電所からの電力供給の確保、浸水対策で重要設備の2階以上への設置などがなされています。
更に、保守・サポート面において24時間365日常駐体制で専門の技術スタッフが対応するほか、英語対応やWEB対応窓口も備えているとのことです。
付帯施設・設備には、受付カウンター、2階にオフィススペース、2階にお客様ラウンジ、キッチン、中2階にワークスペースがあり、入館受付や入館証(QRコード)発行を行う無人受付機の設置、エントランス、プレゼンルーム、セキュリティゲート、4tトラック対応の大型トラックヤード、ステージングルーム、最大積載重量 4,000kg対応の大型搬入用エレベーターも設けられています。
建築主は西日本電信電話、設計はNTTファシリティーズ、施工は大林組です。
着工は2020年2月上旬、竣工は 2022年4月となっています。
参考資料、引用元
・NTTスマートコネクト 曽根崎データセンター(仮称)の開設について
~西日本最大級インターネットエクスチェンジの拡大~
・NTTスマートコネクト 曽根崎データセンター

概要
名称 | NTTスマートコネクト 曽根崎データセンター |
計画名 | 新曽根崎ビル(仮称)新築工事/(仮称)大阪市北区豊崎4丁目計画 |
name | NTT Smart Connect Sonezaki Data Center |
中文名 | NTT 智能连接曾根崎数据中心 |
所在地 | 地名地番:大阪府大阪市北区曽根崎1丁目45番 住居表示:大阪府大阪市北区曽根崎1丁目2番31 |
用途 | 事務所、通信機器施設 |
階数 | 地上12階 |
高さ | 75.08m 現地概要板:75.300m |
構造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 |
基礎工法 | 杭基礎 |
敷地面積 | 2,568.05㎡ |
建築面積 | 1,774.18㎡ |
延床面積 | 18,439.78㎡ |
着工 | 2020年2月上旬 |
竣工 | 2022年4月 |
建築主 | 西日本電信電話 |
設計 | NTTファシリティーズ |
施工 | 大林組 |
最寄駅 | 東梅田、梅田 |
(2022年9月5日撮影)
位置図
イメージパース

出典:NTTスマートコネクト
南東側から見たNTTスマートコネクト 曽根崎データセンターの様子です。

南東側から見たNTTスマートコネクト 曽根崎データセンター低層部分の様子です。

北東側から見たNTTスマートコネクト 曽根崎データセンターの様子です。

北東側から見たNTTスマートコネクト 曽根崎データセンター低層部分の様子です。

免震機構として、中間免震構造が採用され、「柱頭免震装置」を備えています。

免震層です。

トラックヤードのゲートです。

ゲート周辺、外構には樹木も植えられています。

北西側から見たNTTスマートコネクト 曽根崎データセンターの様子です。

南西側から見たNTTスマートコネクト 曽根崎データセンターの様子です。

真下から見上げたNTTスマートコネクト 曽根崎データセンターの様子です。

北東側から見たNTTスマートコネクト 曽根崎データセンター低層部分の様子です。

用途がデータセンターのため、窓がほぼ皆無の外観が特徴となっています。

エントランスの様子です。

トラックヤードのゲートです。

西側隣接地には、2020年4月30日に竣工した地上17階、高さ65.28mの超高層ホテル「ホテル エルシエント大阪」が建っています。

2022年10月19日更新