2022/10/27
下土手地区市街地再開発 |
下土手地区市街地再開発は、青森県弘前市土手町で計画されている地上20階のタワーマンションや店舗、地上5階の立体駐車場棟から構成される再開発事業です。
再開発区域は、弘前市の中心市街地である土手町通に面した「菊池薬店 本店」や鍛冶町方面の隣接地に建つ「朝日会館ビル」などが建ち並ぶ区域に位置しています。再開発事業によりコロナ後の100年を見据えた商店街の在り方を考え、新しい街を創るねらいのほか、人口密度を高め、中心街の活性化を図ることを目標としています。
施設構成は、1階~3階に店舗などのサービスフロア、4階にマンション共用施設、5階~20階に99戸のマンション住戸となります。また、1階部分には小路を設け、回遊性を高めるとのことです。
建築主は下土手地区市街地再開発準備組合です。
2022年度~2023年度に本組合設立、都市計画決定を目指して再開発計画の具体化が進められています。
参考資料、引用元
・日刊建設工業新聞 下土手地区再開発(青森県弘前市)/複合ビルと立体駐車場で総延べ2・3万平米想定
・朝日新聞 弘前市中心街に20階建て複合施設 地権者らが準備組合
・陸奥新報 弘前・土手町に複合商業施設計画

出典:日刊建設工業新聞
概要
名称 | 下土手地区市街地再開発 |
計画名 | 下土手地区市街地再開発 |
name | Shimodote District Urban Redevelopment |
中文名 | 下手区市区再开发 |
所在地 | 青森県弘前市土手町 |
用途 | 共同住宅、店舗、駐車場 |
階数 | 地上20階 立体駐車場棟:地上5階 |
高さ | 約75m(高さ推定/詳細不明) |
構造 | --- |
基礎工法 | --- |
総戸数 | 99戸 |
敷地面積 | 4,328㎡ 再開発区域面積:5,247㎡ |
建築面積 | --- |
延床面積 | 23,410㎡ |
着工 | --- |
竣工 | --- |
建築主 | 下土手地区市街地再開発準備組合 |
設計 | --- |
施工 | --- |
最寄駅 | 中央弘前、弘前 |
(2022年10月22日撮影)
位置図
北側から見た下土手地区市街地再開発計画地の様子です。

再開発区域北側には「菊池薬店 本店」が建っています。

北側から見た再開発区域南側の様子です。
再開発区域南側には、パチンコ店、ボウリング場などが入る複合ビル「朝日会館ビル」が建っています。

正面から見た既存建築物の朝日会館ビルです。

朝日会館ビルのフロア構成です。

ビルの頂部にはボウリングのピンのモニュメントがありました。昭和を感じる建築物です。

再開発区域西側には地上14階、総戸数69戸の高層マンション「ライオンズマンション弘前一番町」が建っています。

再開発区域西側には地上15階、総戸数56戸の高層マンション「ポレスター弘前公園」が建っています。

南西側から見た下土手地区市街地再開発計画地の様子です。

南側から見た下土手地区市街地再開発計画地の様子です。

南を見ると、「最勝院五重塔」が見えました。
1667年に完成した高さが31.2mの塔です。

南東側から見た下土手地区市街地再開発計画地の様子です。

東側隣接地には複合商業施設「土手町コミュニティパーク」が建っています。
このように再開発区域にはテラスも隣接していました。

北東側から見た下土手地区市街地再開発計画地の様子です。

東側隣接地の複合商業施設「土手町コミュニティパーク」の様子です。

土手町通を挟んで東側には、都市型アウトレット「MACHINAKA RACK」も入る奇抜な外観の百貨店「中三弘前店」が建っています。

土手町通の様子です。

地方鉄道の最寄り駅は弘南鉄道大鰐線「中央弘前駅」となっています。

こちらはJRの最寄り駅「弘前駅」です。
再開発計画地からは徒歩20分ほどとなっており、弘前市は中心市街地がJRのターミナル駅から離れた都市構造となっています。

2022年10月27日更新