2022/11/04
御茶ノ水駅バリアフリー整備等工事 |
御茶ノ水駅バリアフリー整備等工事は、東京都千代田区神田駿河台2丁目、4丁目に位置するJR中央線(快速)、中央・総武線(各駅停車)の御茶ノ水駅で行われている駅改良工事で、店舗と駅舎の整備、バリアフリー化改修と聖橋口の駅前広場機能整備が進められています。
御茶ノ水駅は、東西を聖橋とお茶の水橋、南北を神田川と擁壁に挟まれた地理的制約があることから、これまで大規模な改良工事を実施することが難しく、バリアフリー設備が未整備であることが課題となっていました。このような課題を解決するため、神田川上に工事用桟橋を設置し、工事ヤードと搬入路を確保したうえで、線路及びホーム上空に人工地盤(コンコース)を構築し、エレベータ・エスカレーターを整備するほか、人工地盤の設置を進め、聖橋口に駅前広場空間の整備が行われています。
2022年10月時点では、駅ホームから改札へのエレベーターやエスカレーターの整備が完了し、新設される駅舎は上棟、駅コンコースの内装工事も進められていました。
参考資料、引用元
・JR東日本 駅改良・開発プロジェクト
・JR中央線御茶ノ水駅バリアフリー整備等の本体工事着手について
過去の記事
→2019年10月28日投稿 御茶ノ水駅バリアフリー整備等工事

概要
名称 | 御茶ノ水駅バリアフリー整備等工事 |
計画名 | 御茶ノ水駅バリアフリー整備等工事 |
name | Ochanomizu Station barrier-free construction, etc. |
中文名 | 御茶水站无障碍建设等 |
所在地 | 東京都千代田区神田駿河台2丁目、4丁目 |
所属路線 | JR中央線(快速)、中央・総武線(各駅停車) |
用途 | 駅舎、店舗 |
階数 | 地上5階 |
高さ | 20.300m |
延床面積 | 3,150.88㎡ |
着工 | 2016年6月 |
竣工 | 2025年3月 |
建築主 | 東日本旅客鉄道 |
設計 | 東日本旅客鉄道 |
施工 | 御茶ノ水駅改良工事共同企業体 |
(2022年10月16日撮影)
建築計画の概要板

位置図
配置図/断面図

出典:東日本旅客鉄道
イメージパース

出典:東日本旅客鉄道
御茶ノ水駅ホームの様子です。

ホーム東側には中央快速線と総武線で段差が生じています。

整備されたエスカレーターの様子です。

整備されたエレベーターの様子です。

神田川上に設置された工事用桟橋です。

ホーム西側の様子です。
既に新駅舎が建設され、橋上駅舎の鉄骨梁が目立ちます。

西側に一部ホームが延長されています。これは2024年度以降に計画されている中央線グリーン車増設、12両編成化に伴うものと思われます。

西側の御茶ノ水橋口改札方面のコンコースの様子です。こちらはまだ足場や軽鉄が剥き出しの状態でした。

コンコース中央部は、照明こそ仮設ですが既に天井と壁面が完成していました。

東側の聖橋口改札方面のコンコースの様子です。

階段吹抜周りは越高まで、すりガラスとなったガラス手摺となっています。

聖橋口改札の様子です。

御茶ノ水駅聖橋口です。仮設の改札口となっています。

新設される御茶ノ水駅聖橋口の完成予想パースです。

出典:東日本旅客鉄道
御茶ノ水駅御茶ノ水橋口の様子です。
御茶ノ水橋口側でも改良工事が行われます。

工事ヤードと搬入路を確保することを目的として、神田川上に工事用桟橋が設置されています。

御茶ノ水駅直上に整備される店舗と駅舎です。
既に上棟しており、外装工事もほぼ完了していました。

北東側から見た御茶ノ水駅です。

丸ノ内線と中央総武線の撮影名所となっている「聖橋」もすぐ北側に位置しています。

2022年11月4日更新