2022/11/02
(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事 |
(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事は、神奈川県横浜市中区北仲通5丁目で計画されている地上40階、地下1階、高さ170mの住宅棟と地上6階の事務所棟、地上2階の店舗棟から構成される超高層タワーマンションです。
開発区域は、みなとみらい南東側の北仲エリアに位置しており、時間貸し駐車場及び月極駐車場として利用されていますが、都市再生の拠点となる特定都市再生緊急整備地域の指定を受けた地域に属することから、早期の事業実施が求められています。
上記の状況を踏まえ、都心部の新しい拠点にふさわしい土地利用の実現、シンボル性の高い景観形成等、今後の横浜の国際競争力強化に資する、多様な産業の受け皿となる業務機能、周辺地区とのにぎわい軸を形成する特色のある商業機能並びに幅広いニーズに対応する都心型住宅機能を有する多機能複合施設が計画されました。
フロア構成は住宅棟の地下に駐車場、地上1階に駐車場、2階に店舗と貫通通路、1階~3階に住宅、4階に駐輪場、中間免震層を挟み、5階~40階が住宅、事務所棟は地下に駐車場、1階に店舗、1階~6階に事務所となります。
隣接地の「YOKOHAMA KITANAKA KNOT(横浜北仲ノット)/ザ・タワー横浜北仲」まで歩行者デッキが直結するほか、周辺には水際線プロムナードや北仲通北第二公園などと一体化した広場が設けられます。また、貫通通路に沿って店舗が並び、運河沿いにはテラスも設置されます。
建築主は東急不動産、京浜急行電鉄、第一生命保険、設計は熊谷組、日建設計、スタジオ・ゲンクマガイです。
着工は2023年12月1日、竣工は2027年3月31日となっており、2022年10月28日に「第68回横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録」の公開が行われ、建物ファサードやランドスケープなどのデザインが公表されています。
参考資料、引用元
・横浜市 第68回横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録(令和4年8月29日開催)
・日新/東急不動産/京浜急行電鉄/第一生命 開発が大詰めを迎える横浜ウォーターフロント「北仲」のラストピース 北仲通北B-1地区の開発計画策定に向け、(株)日新と 東急不動産(株)・京浜急行電鉄(株)・第一生命保険(株)はパートナーシップ協定を締結しました
過去の記事
→2021年9月6日投稿 (仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事

出典:横浜市
概要
名称 | (仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事 |
計画名 | (仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事 |
name | (Tentative name) Kitanakadori north district B-1 district new construction |
中文名 | (暂定名)北仲通北区B-1区新建 |
所在地 | 神奈川県横浜市中区北仲通5丁目25番1 |
用途 | 共同住宅、事務所、店舗、駐車場 |
階数 | 住宅棟:地上40階、地下1階 事務所棟:地上6階 店舗棟:地上2階 |
高さ | 住宅棟:170m(軒高:150m) 事務所棟:35m(軒高:31m) |
構造 | 住宅棟:鉄筋コンクリート造 事務所棟:鉄骨造 |
基礎工法 | --- |
総戸数 | --- |
敷地面積 | 約12,345㎡ |
建築面積 | 約9,000㎡ |
延床面積 | 約110,000㎡ |
着工 | 2023年12月1日 |
竣工 | 2027年3月31日 |
建築主 | 東急不動産、京浜急行電鉄、第一生命保険 |
設計 | --- |
施工 | 熊谷組、日建設計、スタジオ・ゲンクマガイ |
最寄駅 | 馬車道、桜木町 |
位置図
区域図

出典:横浜市
配置図

出典:横浜市
立面図


出典:横浜市
断面図

出典:横浜市
イメージパース

出典:横浜市
北側から見た(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事 計画地の様子です。

東側から見た(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事 計画地の様子です。

南東側から見た(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事 計画地の様子です。

南西側から見た(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事 計画地の様子です。

西側から見た(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事 計画地の様子です。

横浜ランドマークタワー展望台から見た(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事 計画地の様子です。

「みなとみらいから北仲にかけてのスカイライン」のイメージパースです。
タワー上方に向けてコーナーガラスの曲率を大きくして先が窄まるようなシルエットとし、曲線を描く縦マリオンがその効果を強調するファサードデザインとすることで、北仲ノットの曲線を描く特徴のあるタワー頂部のデザインと呼応させることを意図した外観デザインとなります。

出典:横浜市
「北側外観」のイメージパースです。

出典:横浜市
「万国橋からの見え方」のイメージパースです。

出典:横浜市
「敷地北東側からの見え方」のイメージパースです。

出典:横浜市
「アパホテル方面から芝生広場へと続く通路」のイメージパースです。

出典:横浜市
「南北貫通通路の入口」のイメージパースです。

出典:横浜市
「北西側」のイメージパースです。
視認性の高い北西コーナー部テラスと西側屋外階段ステージは、動線としてだけでなく、視覚的にもつながりを感じさせ、地上レベルとの立体的な賑わいを創出することで、建物とランドスケープの一体感の向上を図るものとされています。

出典:横浜市
「北側面」のイメージパースです。

出典:横浜市
「西側屋外階段廻り」のイメージパースです。

出典:横浜市
「南西側」のイメージパースです。

出典:横浜市
「西側」のイメージパースです。
事務所棟は、連続するれんがフレームとテラスによる変化ある表情のガラス壁面のシークエンシャルな外観が特徴となります。

出典:横浜市
「芝生広場廻り」のイメージパースです。

出典:横浜市
「街並みの変化に合わせたれんがフレーム」のイメージパースです。

出典:横浜市
「歩行者デッキ」のイメージパースです。

出典:横浜市
Google Earthのポリゴンを活用して作成した(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事のイメージです。

Google Earthのポリゴンを活用して作成した(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事のイメージです。

Google Earthのポリゴンを活用して作成した(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事のイメージです。

2022年11月2日更新
2021年3月14日、2021年5月29日撮影