2023/02/19
パークタワー勝どきミッド |
パークタワー勝どきミッド/サウスは、東京都中央区勝どきで進められている再開発事業「勝どき東地区第一種市街地再開発事業」で建設が進められている地上58階、地下3階、高さ194.53m、総戸数1,665戸の「サウス(A1棟)」、地上45階、地下2階、高さ164.60m、総戸数1,121戸の「ミッド(A2棟)」、地上3階、高さ17.00mの「消防署」、地上29階、地下1階、高さ106m、総戸数464戸の「B棟」から構成される超高層トリプルタワーマンションです。
再開発区域は、都心に近接した臨海部に位置しており、地域の歩行者基盤の整備を図りつつ、大規模な土地利用転換により土地の有効高度利用を図り、立地特性を活かした住宅を中心に業務、商業、生活支援施設が集積した複合市街地を形成するものとされています。
また、防災性の向上や恵まれた水辺環境を活かした魅力的な水際空間の創出により、水とみどりにあふれた安全で魅力的な環境形成を図ることを目的として事業が進められています。
施設構成は、「パークタワー勝どきサウス」の地下1階~地上3階に商業施設、医療施設、保育所、スポーツ施設等、4階~45階にマンションとなり、「パークタワー勝どきミッド」の地下1階~地上3階にスーパーマーケット、コンビニエンスストア、クリニックモール、保育所、スポーツアリーナ、店舗、4~7階にオフィス、8階~45階にマンションが入ります。
パークタワー勝どきミッドは、地上45階、地下2階、高さ164.60m、総戸数1,121戸となり、共用施設には3階にコミュニティスペース、8階にウェルカミングラウンジ、スタディラウンジ、ラウンジパーティールーム、キッズパーティールーム、シアタールーム、フィットネスルーム、ゴルフレンジ、プライベートサロン、ゲストルーム5室が入ります。
また、住戸専有面積は25.05㎡~153.05㎡、間取りは1K~3LDKとなります。
建築主は勝どき東地区市街地再開発組合、参加組合員は三井不動産レジデンシャル、設計は基本設計・事業コンサルタントが現代建築研究所、日本設計共同企業体、実施設計はサウス(A1棟)が鹿島建設、ミッド(A2棟)が清水建設、A3棟が清水建設、施工はサウス(A1棟)が鹿島建設、ミッド(A2棟)が清水建設、A3棟が清水建設、特定業務代行者は清水建設、鹿島建設です。
パークタワー勝どきサウス、ミッド、B棟の3棟の超高層マンションは総戸数3,255戸という巨大な大規模マンションになり、消防署であるA3棟を含めた延床面積は約362,200㎡にも及び、日本国内最大の超高層マンションとなります。
着工はサウス(A1棟)が2019年3月1日、ミッド(A2棟)が2019年3月上旬、A3棟が2019年3月上旬、B棟が2025年度、竣工はサウス(A1棟)が2023年8月31日、ミッド(A2棟)が2023年8月下旬、A3棟が2020年3月下旬、B棟が2028年度となっています。
参考資料、引用元
・パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
・東京都都市整備局 勝どき東地区第一種市街地再開発事業
過去の記事
→2014年12月22日投稿 勝どき東地区第一種市街地再開発事業
→2019年3月15日投稿 勝どき東地区第一種市街地再開発事業 施設建築物 A2棟
→2019年8月3日投稿 勝どき東地区第一種市街地再開発事業 施設建築物 A2棟
→2020年1月7日投稿 パークタワー勝どきミッド
→2020年11月20日投稿 パークタワー勝どきミッド
→2021年9月12日投稿 パークタワー勝どきミッド
→2022年3月27日投稿 パークタワー勝どきミッド
2022年8月29日投稿 パークタワー勝どきミッド/サウス

概要
名称 | パークタワー勝どき |
計画名 | 勝どき東地区第一種市街地再開発事業 施設建築物 |
name | Park Tower Kachidoki |
中文名 | 公园塔胜鬨 |
所在地 | サウス(A1棟):東京都中央区勝どき四丁目1500番 ミッド(A2棟):東京都中央区勝どき4丁目1501番 A3棟:東京都中央区勝どき4丁目505番2 B棟:東京都中央区勝どき2丁目18番1 ※既存建築物住所 |
用途 | サウス(A1棟):共同住宅、店舗 ミッド(A2棟):共同住宅、事務所、店舗、保育所 A3棟:消防署 B棟:共同住宅、店舗、公共公益施設 |
階数 | サウス(A1棟):地上58階、地下3階 ミッド(A2棟):地上45階、地下2階 A3棟:地上3階 B棟:地上29階、地下1階 |
高さ | サウス(A1棟):194.53m(軒高:188.80m) ミッド(A2棟):164.60m(軒高:158.85m) A3棟:17.00m B棟:106m |
構造 | サウス(A1棟):鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 ミッド(A2棟):鉄筋コンクリート造 A3棟:鉄骨鉄筋コンクリート造 B棟:--- |
基礎工法 | サウス(A1棟):直接基礎 ミッド(A2棟):杭基礎(場所打ち鋼管コンクリート杭)、直接基礎 A3棟:杭基礎 B棟:--- |
総戸数 | サウス(A1棟):1,665戸 (販売総戸数1,109戸、事業協力者住戸556戸) ミッド(A2棟):1,121戸 (販売総戸数570戸、事業協力者住戸551戸) A3棟:--- B棟:464戸 ※パークタワー勝どき全体:2786戸(販売総戸数1715戸、事業協力者戸数1071戸含む) |
敷地面積 | 勝どき東地区第一種市街地再開発事業全体:38,80038,800㎡※勝どき東地区第一種市街地再開発事業全体 サウス(A1棟):12,015.18㎡ ミッド(A2棟):10,712.20㎡ A3棟:1,000.58㎡ B棟:--- |
建築面積 | サウス(A1棟):4,300.00㎡ ミッド(A2棟):4,745.85㎡ A3棟:505㎡ B棟:--- |
延床面積 | サウス(A1棟):180,827.74㎡ ミッド(A2棟):138,312.00㎡ A3棟:1,195㎡ B棟:52,160㎡ |
着工 | サウス(A1棟):2019年3月1日 ミッド(A2棟):2019年3月上旬 A3棟:2019年3月上旬 B棟:2025年度 |
竣工 | サウス(A1棟):2023年8月31日 ミッド(A2棟):2023年8月下旬 A3棟:2020年3月下旬 B棟:2028年度 |
建築主 | 勝どき東地区市街地再開発組合 参加組合員:三井不動産レジデンシャル |
設計 | ▼基本設計・事業コンサルタント 現代建築研究所、日本設計共同企業体 ▼実施設計 サウス(A1棟):鹿島建設 ミッド(A2棟):清水建設 A3棟:清水建設 B棟:--- |
施工 | サウス(A1棟):鹿島建設 ミッド(A2棟):清水建設 A3棟:清水建設 B棟:--- ▼特定業務代行者 清水建設、鹿島建設 |
最寄駅 | 勝どき |
建築計画の概要板
▼パークタワー勝どきサウス

▼パークタワー勝どきミッド

位置図
区域図

出典:東京都
配置図

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
立面図

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
断面図

出典:東京都
フロア構成
▼パークタワー勝どきサウス
・地下1階~地上3階:商業施設、医療施設、保育所、スポーツ施設等
・4階~45階:マンション
▼パークタワー勝どきミッド
・地下1階~地上3階:スーパーマーケット、コンビニエンスストア、クリニックモール、保育所、スポーツアリーナ、店舗
・4~7階:オフィス
・8階~45階:マンション
イメージパース
▼パークタワー勝どきサウス

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
▼パークタワー勝どきミッド

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
▼勝どき東地区第一種市街地再開発事業 A3棟

出典:東京都
▼街区全体

出典:東京都
施設構成・イメージ
「メトロパビリオン」の完成予想パースです。
都営大江戸線勝どき駅に地下通路で直結し、雨風の影響を受けることなく、駅へアクセス可能となります。

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
駅直結タワマンとなるパークタワー勝どきミッドのパブリックスペースの完成予想パースです。
木目が美しい弧を描く格子が印象的な空間デザインとなります。

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
駅通路入口の完成予想パースです。

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
整備される人道橋の完成予想パースです。

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
パークタワー勝どきミッドとサウスの完成予想パースです。
ミッドは地上45階、地下2階建て、高さ164.85mという規模ですが、サウスが巨大なため、パースだと小さく感じます。

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
共用施設のセントラルラグーンの完成予想パースです。
夏にじゃぶじゃぶ池になるような水盤が整備されます。

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
パークタワー勝どきミッドには共用施設が充実します。
共用空間のテーマは「ホテル」となっており、8階フロアにはウェルカミングラウンジやスタディラウンジ、ラウンジパーティールーム、キッズパーティールーム、ゴルフレンジ、フィットネスルームなどが集約されます。

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
パークタワー勝どきミッドとサウスの貫通通路の完成予想パースです。

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
勝どき駅からパークタワー勝どきへのアプローチ概念図です。

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
高層部分の完成予想パースです。
緩やかにアールを描く外観が特徴的です。

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
低層部分、運河沿いの完成予想パースです。
パークタワー勝どきサウスとミッドの中間地点運河側には、セントラルラグーンと呼ばれる親水空間が配置されます。

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
「セントラルラグーン」の完成予想鳥瞰パースです。

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
「セントラルラグーン」の夜景完成予想パースです。

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
日除けのオーニングが設置された店舗が並ぶ、海辺のデッキをイメージしたフロントデッキの完成予想パースです。

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
「ウェルカミングラウンジ」の完成予想パースです。

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
「スタディラウンジ」の完成予想パースです。

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
「ラウンジパーティールーム」の完成予想パースです。

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
「キッズパーティールーム」の完成予想パースです。

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
「ゴルフレンジ」の完成予想パースです。

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
「フィットネスルーム」の完成予想パースです。

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
「コミュニティスペース」の完成予想パースです。

出典:パークタワー勝どきミッド/サウス 公式サイト
2023年度1月建設状況
南東側から見た建設中のパークタワー勝どきミッドの様子です。
2023年1月時点では既に上棟しており、外構工事が進められていました。

南東側から見た建設中のパークタワー勝どきミッド低層部分の様子です。

南東側の中央区立黎明橋公園から見た建設中のパークタワー勝どきミッドの様子です。

南東側から見た建設中のパークタワー勝どきミッド高層部分の様子です。

南側正面から見た建設中のパークタワー勝どきミッドの様子です。

南側正面から見た建設中のパークタワー勝どきミッド高層部分の様子です。パークタワー勝どきミッドは、上空から見ると「への字」型をしており、南側は鈍角になっています。最上部はマリオンが印象的なデザインです。
緩やかにカーブを描くFIX窓が特徴的な外観意匠です。M-100AsやM-101Asなどのプランの住戸で、専有面積101.84㎡、103.16㎡の3LDK、20階クラスで1億2,000万円台で出ていました。

南側正面から見た建設中のパークタワー勝どきミッド低層部分の様子です。

低層部分の様子です。地下1階~地上3階に商業施設、4~7階にオフィスが入ることから、ガラス張りのカーテンウオールが目立つ外観です。

外構・植栽工事が進む「セントラルラグーン」の様子です。

パークタワー勝どきミッドの高層部分の様子です。

南西側から見た建設中のパークタワー勝どきミッドの様子です。

西側から見た建設中のパークタワー勝どきミッドの様子です。

北側から見た建設中のパークタワー勝どきミッドの様子です。

北側から見た建設中のパークタワー勝どきミッド低層部分の様子です。

北側地上部でも外構工事が進んでいました。

敷地北側には「メトロパビリオン」が建設されています。ことメトロパビリオンを通じて都営大江戸線「勝どき」駅に直結しており、西側のパークタワー勝どきサウスにも貫通通路を通じて直結しています。

朝潮運河の護岸整備も進み、こちらでも外構工事が進められていました。

2024年5月開通予定で幅員12m、全長360mの人道橋の建設も進められています。人道橋の整備により、勝どき駅からドゥ・トゥールまで新たな歩行ルートが設けられることになります。
撮影時は人道橋の橋脚が設置された状態となっていました。

朝潮運河と運河両側に建ち並ぶタワーマンション群の様子です。

中央区立黎明橋公園と晴海・勝どきエリアのタワーマンション群の様子です。

2023年2月19日更新
2023年1月22日撮影