2023/03/29
Shibuya Sakura Stage SHIBUYA サイド セントラルビル |
Shibuya Sakura Stageは東京都渋谷区桜丘町一帯で建設中の地上39階、地下4階、高さ179.97mのSHIBUYA タワー、地上17階、地下4階、高さ90mのセントラルビル、地上30階、地下2階、高さ133.00mのSAKURA タワーの3棟から構成される超高層複合ビルです。
再開発区域は、JR渋谷駅南側に立地しており、ポテンシャルの高い地区でありながら、国道246号によるまちの分断、地形の高低差によるバリアの存在や、狭隘道路等による安全性の確保などの課題を抱えていました。
そのため、渋谷駅南側のまちづくりの核としてJR線東西横断機能や国道246号横断デッキ等と連携した歩行者ネットワークの構築、補助18号線の新規整備、国際競争力豊かなクリエイティブコンテンツ産業の育成や、外国人が安心して暮らせる環境づくり等を行うことを目的として再開発事業が進められています。
再開発街区全体では、渋谷駅周辺地区における都市再生の一翼を担うプロジェクトとして、基盤改良と歩行者ネットワークの形成を推進し、周辺地域への回遊性・連続性の強化・推進に貢献するものとされています。
また、国際競争力の強化に資する都市機能の導入として、商業・業務・居住機能に加え、外国企業・外国ビジネスマン等に対応した国際医療施設、サービスアパートメント、子育て支援施設が導入されるほか、産学連携による渋谷発のベンチャーを育成する起業支援施設が整備されます。
また、都市計画道路(補助線街路第 18 号線)の整備や渋谷駅の新たな交通拠点を担う駅舎の整備に協力し、駅や周辺地区を結ぶ歩行者専用通路や都市計画道路(補助線街路第18号線)横断のための歩行者デッキ、周辺地区と連携した立体的縦軸動線「アーバン・コア」も整備されます。
地形の高低差や鉄道、国道 246 号による地域の分断を解消、駅・周辺地区との回遊動線を構築し、多層の歩行者ネットワークを整備することで、駅周辺全体の回遊性の向上を図るものとされています。
施設構成は、「Shibuya Sakura Stage SHIBUYA サイド SHIBUYA タワー」の地下2階~地上3階にアーバン・コア、地下1階~地上5階に店舗、7階に起業支援施設、国際医療施設、5階~38階に事務所、38階に起業支援施設、「Shibuya Sakura Stage SHIBUYA サイド セントラルビル」の地下1階~地上5階に店舗、7階~17階に事務所、「Shibuya Sakura Stage SAKURA サイド SAKURA タワー」の1階~5階に店舗、5階に子育て支援施設、5階~14階に事務所、6階~16階にサービスアパートメント「ハイアット ハウス 東京 渋谷」、16階~30階に住宅「ブランズ渋谷桜丘」、「Shibuya Sakura Stage SAKURA サイド SAKURA テラス」の地下1階~地上5階に店舗、「日本基督教団 中渋谷教会」の1階~4階に教会となります。
建築主は渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合、事業協力者、参加組合員は東急不動産、基本設計はSHIBUYA サイドが日建設計、SAKURA サイドが日建設計、ナスカ一級建築士事務所(先端棟)、日建ハウジングシステム(住宅部分)、日本基督教団 中渋谷教会が日建設計、大岡山建築設計研究所、実施設計はSHIBUYA サイドが日建設計、SAKURA サイドが日建設計、ナスカ一級建築士事務所(先端棟)、日建ハウジングシステム(住宅部分)、日本基督教団 中渋谷教会が日建設計、大岡山建築設計研究所、変更実施設計は鹿島・戸田建設共同企業体、SHIBUYA サイドが鹿島建設、SAKURA サイドが戸田建設、日本基督教団 中渋谷教会が戸田建設、デザインアーキテクトは古谷誠章+NASCA+日建設計、施工はSHIBUYA サイド SHIBUYA タワーが鹿島・戸田建設共同企業体、 SHIBUYA サイド セントラルビルが鹿島・戸田建設共同企業体、SAKURA サイドが鹿島・戸田建設共同企業体、日本基督教団 中渋谷教会が鹿島・戸田建設共同企業体です。
Shibuya Sakura Stage SHIBUYA サイド セントラルビルは、地上15階、地下4階、高さ90mの規模となり、用途構成は事務所、店舗、駐車場 等なります。南側にはSAKURA サイドと接続されるデッキや広場の「にぎわいSTAGE」が配置されます。
着工はSHIBUYA サイド SHIBUYA タワーが2019年5月1日、SHIBUYA サイド セントラルビルが2019年5月1日、 SAKURA サイド が2020年5月1日、日本基督教団 中渋谷教会が2019年7月1日、竣工はSHIBUYA サイド SHIBUYA タワーが2023年11月30日、SHIBUYA サイド セントラルビルが2023年11月30日、 SAKURA サイド が2023年11月30日、日本基督教団 中渋谷教会が2020年5月15日となっており、2022年9月23日に上棟、2022年10月時点では最上部の鉄骨建方が行われていました。
参考資料、引用元
・Shibuya Sakura Stage 公式サイト
・東急不動産 渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合 まちの回遊性を高める、渋谷の新たな玄関口渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業の施設名称が「Shibuya Sakura Stage」に決定
・東急不動産 渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 権利変換計画認可を受け2019年1月より解体着工
・東急不動産 『渋谷駅桜丘口地区市街地 『渋谷駅桜丘口地区市街地 渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合の設立認可』 再開発組合の設立認可』 再開発組合の設立認可』 ~住・働・遊を兼ね備えた大型 ~住・働・遊を兼ね備えた大型 住・働・遊を兼ね備えた大型再開発事業が本格始動~
・東急不動産 めぐり歩いて楽しいまちへ 「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」上棟 働・遊・住を兼ね備えた渋谷駅南西部に広がる桜丘地区の玄関口
・渋谷駅桜丘口地区再開発計画における 渋谷駅桜丘口地区再開発計画における都市計画の決定について
・東京都都市整備局 渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業
・CBRE (仮称)渋谷桜丘プロジェクト A1棟
過去の記事
→2019年2月13日投稿 (仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業
→2019年6月7日投稿 (仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業
→2019年11月14日投稿 (仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業
→2020年3月1日投稿 (仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業
→2020年7月13日投稿 (仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業
→2021年7月11日投稿 (仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区 A2棟
→2021年12月16日投稿 (仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区 A2棟
→2022年3月17日投稿 (仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区 A2棟
→2022年7月20日投稿 (仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区 A2棟
→2022年10月15日投稿 (仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区 A2棟

概要
名称 | Shibuya Sakura Stage SHIBUYA サイド SHIBUYA タワー |
計画名 | (仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 |
name | Shibuya Sakura Stage SHIBUYA Side SHIBUYA TOWER |
中文名 | 涩谷樱花舞台涩谷一侧涩谷塔 |
所在地 | 東京都渋谷区桜丘町2番5、2番17、101番1、102番1他 SHIBUYA サイド:東京都渋谷区桜丘町2番5、2番17、101番1、102番1他 SAKURA サイド:東京都渋谷区桜丘町5番2、5番3、13番3、13番5 日本基督教団 中渋谷教会:東京都渋谷区桜丘町125番 |
用途 | SHIBUYA サイド SHIBUYA タワー:事務所、店舗、駐車場 等 SHIBUYA サイド セントラルビル:事務所、店舗、駐車場 等 SAKURA サイド:住宅、事務所、店舗、サービスアパートメント、駐車場 等 日本基督教団 中渋谷教会:教会 等 |
階数 | SHIBUYA サイド SHIBUYA タワー:地上39階、地下4階 SHIBUYA サイド セントラルビル:地上17階、地下4階 SAKURA サイド SAKURA タワー:地上30階、地下2階 SAKURA サイド SAKURA テラス:地上5階 日本基督教団 中渋谷教会:地上4階 |
高さ | SHIBUYA サイド SHIBUYA タワー:179.97m SHIBUYA サイド セントラルビル:90m SAKURA サイド SAKURA タワー:133.00m 日本基督教団 中渋谷教会:28.44m |
構造 | SHIBUYA サイド SHIBUYA タワー:鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造 SHIBUYA サイド セントラルビル:鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造 SAKURA サイド:鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造 日本基督教団 中渋谷教会:鉄筋コンクリート造、鉄骨造 |
総戸数 | ブランズ渋谷桜丘:155戸 ハイアット ハウス 東京 渋谷:126室 |
基礎工法 | SHIBUYA サイド SHIBUYA タワー:直接基礎、杭基礎 SHIBUYA サイド セントラルビル:直接基礎、杭基礎 SAKURA サイド:直接基礎、一部杭基礎 日本基督教団 中渋谷教会:直接基礎、一部杭基礎 |
敷地面積 | SHIBUYA サイド SHIBUYA タワー:8,073㎡(街区全体) SHIBUYA サイド セントラルビル:8,073㎡(街区全体) SAKURA サイド:8,479㎡ 日本基督教団 中渋谷教会:418㎡ |
建築面積 | SHIBUYA サイド SHIBUYA タワー:7,900㎡(街区全体) SHIBUYA サイド セントラルビル:7,900㎡(街区全体) SAKURA サイド:5,800㎡ 日本基督教団 中渋谷教会:320㎡ |
延床面積 | SHIBUYA サイド SHIBUYA タワー:184,800㎡(街区全体) SHIBUYA サイド セントラルビル:184,800㎡(街区全体) SAKURA サイド:69,200㎡ 日本基督教団 中渋谷教会:830㎡ |
着工 | SHIBUYA サイド SHIBUYA タワー:2019年5月1日 SHIBUYA サイド セントラルビル:2019年5月1日 SAKURA サイド:2020年5月1日 日本基督教団 中渋谷教会:2019年7月1日 |
竣工 | SHIBUYA サイド SHIBUYA タワー:2023年11月30日 SHIBUYA サイド セントラルビル:2023年11月30日 SAKURA サイド:2023年11月30日 日本基督教団 中渋谷教会:2020年5月15日 |
建築主 | SHIBUYA サイド SHIBUYA タワー:渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合(事業協力者、参加組合員:東急不動産) SHIBUYA サイド セントラルビル:渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合(事業協力者、参加組合員:東急不動産) SAKURA サイド:渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合(事業協力者、参加組合員:東急不動産) 日本基督教団 中渋谷教会:渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合(事業協力者、参加組合員:東急不動産) |
設計 | ▼基本設計 SHIBUYA サイド:日建設計 SAKURA サイド:日建設計、ナスカ一級建築士事務所(先端棟)、日建ハウジングシステム(住宅部分) 日本基督教団 中渋谷教会:日建設計、大岡山建築設計研究所 ▼実施設計 SHIBUYA サイド:日建設計 SAKURA サイド:日建設計、ナスカ一級建築士事務所(先端棟)、日建ハウジングシステム(住宅部分) 日本基督教団 中渋谷教会:日建設計、大岡山建築設計研究所 ▼変更実施設計 鹿島・戸田建設共同企業体 SHIBUYA サイド:鹿島建設 SAKURA サイド:戸田建設 日本基督教団 中渋谷教会:戸田建設 デザインアーキテクト:古谷誠章+NASCA+日建設計 |
施工 | SHIBUYA サイド SHIBUYA タワー:鹿島・戸田建設共同企業体 SHIBUYA サイド セントラルビル:鹿島・戸田建設共同企業体 SAKURA サイド:鹿島・戸田建設共同企業体 日本基督教団 中渋谷教会:鹿島・戸田建設共同企業体 |
最寄駅 | 渋谷 |
建築計画の概要板
▼SHIBUYA サイド

▼SAKURA サイド

▼日本基督教団 中渋谷教会

位置図
区域図

出典:東京都
配置図

出典:東急不動産
断面図

出典:東急不動産
施設構成
▼Shibuya Sakura Stage SHIBUYA サイド SHIBUYA タワー
・地下2階~地上3階:アーバン・コア
・地下1階~地上5階:店舗
・7階:起業支援施設、国際医療施設
・5階~38階:事務所
・38階:起業支援施設
▼Shibuya Sakura Stage SHIBUYA サイド セントラルビル
・地下1階~地上5階:店舗
・7階~17階:事務所
▼Shibuya Sakura Stage SAKURA サイド SAKURA タワー
・1階~5階:店舗
・5階:子育て支援施設
・5階~14階:事務所
・6階~16階:サービスアパートメント「ハイアット ハウス 東京 渋谷」
・16階~30階:住宅「ブランズ渋谷桜丘」
▼Shibuya Sakura Stage SAKURA サイド SAKURA テラス
・地下1階~地上5階:店舗
▼日本基督教団 中渋谷教会
・1階~4階:教会
イメージパース
▼街区全体

現地にて撮影
▼Shibuya Sakura Stage SHIBUYA サイド セントラルビル

現地にて撮影
2023年2月末建設状況
北西側から見た建設中のShibuya Sakura Stage SHIBUYA サイド セントラルビルの様子です。

西側から見た建設中のShibuya Sakura Stage SHIBUYA サイド セントラルビル高層部分の様子です。

Shibuya Sakura Stage SHIBUYA サイド SHIBUYA タワーとShibuya Sakura Stage SHIBUYA サイド セントラルビルは中低層部分で通路が、高層部分では構造的に接続されていることが確認できます。

南西側から見た建設中のShibuya Sakura Stage SHIBUYA サイド セントラルビルの様子です。

南側から見た建設中のShibuya Sakura Stage SHIBUYA サイド セントラルビルの様子です。

東側から見た建設中のShibuya Sakura Stage SHIBUYA サイド セントラルビルの様子です。

2023年3月29日更新
2023年2月26日撮影