2023/04/29
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グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)は、大阪府大阪市北区大深町のJR大阪駅北側、梅田貨物駅跡約24haのうち、うめきた先行開発区域プロジェクトとして開発済みの「グランフロント大阪」の東側に位置する約16haで開発が進められている大規模都市再開発事業です。
「みどり」と「イノベーション」の融合拠点を実現するため、西日本最大のターミナル駅前にふさわしい都市空間の形成や、大規模な都市公園の整備による緑豊かでゆとりのある空間の創出、国際水準の都市機能集積やイノベーション創出拠点の整備を行うことで、関西ひいては我が国を牽引する都市再生の推進に貢献することを目的として開発が進められています。
街区北側約1.5haの北街区には、地上26階、地下3階、高さ124.30mの「ノースタワー」、地上46階、地下1階、高さ172.55mの「分譲棟」の2棟が建設されます。また、再開発街区南側約3haの南街区には、地上39階、地下3階、高さ181.50mの「パークタワー」と地上28階、地下3階の「サウスタワー」と地上18階、地下3階の「ゲートタワー」、地上51階、地下2階、高さ185mの「分譲棟」の3棟の超高層ビルやタワーマンション、ホテル、MICEが建設されます。
エリア中央にはターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模の約4.5haを誇る緑豊かな都市公園「うめきた公園」が整備され、飲食機能3棟、イノベーション機能4棟、情報発信棟、大屋根イベントスペース、歩行者デッキ、立体広場、管理事務所が配置されます。
南公園にはEthical-tainment(エシカルテインメント)をコンセプトとした情報発信棟やカフェ・レストラン棟、大屋根イベントスペースから構成される大屋根施設やスポーツキューブ、パーティーレストランが設けられる「リフレクション広場」、北公園には豊かな緑やダイナミックな水景、ビューレストラン、エデュテイメントキューブ、みんなのキューブ、ネクストイノベーションミュージアムなどが設けられる「うめきたの森」が整備されます。
また、道路を挟んだ南北公園を上空通路「ひらめきの道」により繋ぐことで、一体性を高める計画のほか、植栽計画は上町台地や大阪近郊の丘陵地に生育する里山植生(在来種)も取り込むものとされています。
グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区に建設される地上28階、地下3階のサウスタワーの5階~28階には、阪急阪神ホテルズが運営する「ホテル阪急グランレスパイア大阪」が入り、客室は約23㎡を中心とする全482室、付帯施設にはレストラン、バー、ラウンジ、フィットネスなどが入ります。
ゲートタワーの5階~17階にはオフィスが入り、オフィススペックは総貸室面積約20,000㎡(約6,000坪)、基準階面積約1,580㎡(約480坪)、事務室天井高2,800mm、OAフロア100mm、コンセント容量50VA/㎡となります。また、コージェネレーションにより、商用停電時にガスの供給があれば電力供給が可能となるほか、ビル用非常用発電機により72時間の電力供給が可能となっています。
ゲートタワー3階~4階には商業ゾーンの核テナントとして、ラスイートが運営する「都市型スパ」が配置されます。
グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 サウスタワー/ゲートタワー/ホテル阪急グランレスパイア大阪の建築主は、三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社、設計は三菱地所設計、日建設計、大林組、竹中工務店、施工はうめきた2期共同企業体(構成企業:竹中工務店、大林組)です。
また、都市公園の整備主体は大阪市、独立行政法人都市再生機構、基本設計は日建設計、三菱地所設計、実施設計は日建設計、公園施設のうち公園施設全体の基本設計・実施設計は日建設計、(仮称)ネクストイノベーションミュージアムの設計監修は安藤忠雄建築研究所、大屋根施設の基本設計・実施設計はSANAA事務所です。
着工は南街区パークタワーが2020年12月上旬、南街区サウスタワー/ゲートタワーが2020年12月上旬、南街区分譲棟が2024年度上期、竣工は南街区パークタワーが2024年11月下旬、南街区サウスタワー/ゲートタワーが2024年11月下旬、南街区分譲棟が2028年3月末となっており、2024年夏ごろに一部の民間宅地および一部都市公園が先行まちびらき、2027年度にグラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)全体の開業となります。
・グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 公式サイト
・三菱地所 「(仮称)うめきた 2 期地区開発事業」のプロジェクト名称を 「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に決定
・国土交通省 大阪駅前に「みどり」と「イノベーション」の融合拠点を実現 ~(仮称)うめきた 2 期開発事業を国土交通大臣が認定~
・大阪市 うめきた2期区域まちづくり関連事業
・大阪市 JR東海道線支線地下化事業
→2019年2月18日投稿 グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)
→2019年10月26日投稿 グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)
→2020年3月26日投稿 グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)
→2020年12月22日投稿 グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)/(仮称)グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)
→2021年2月27日投稿 グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)/(仮称)グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区
→2022年1月22日投稿 グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区賃貸棟西棟(ウォルドーフ・アストリア大阪)/賃貸棟東棟(USホテル)
→2022年4月23日投稿 グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 賃貸棟東棟/USホテル
→2022年6月22日投稿 グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 賃貸棟東棟/USホテル
→2023年2月12日投稿 グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 賃貸棟東棟/USホテル

※国土交通省プレスリリースでの数値


現地にて撮影

出典:三菱地所

現地にて撮影

現地にて撮影

出典:三菱地所
▼街区全体

出典:三菱地所
▼南街区サウスタワー/ゲートタワー(ホテル阪急グランレスパイア大阪)

出典:三菱地所
ゲートタワー「オフィスロビー」の完成予想パースです。

出典:グラングリーン大阪 公式サイト
「オフィス基準階」の完成予想パースです。

出典:グラングリーン大阪 公式サイト
南街区ゲートタワー 3階~4階に商業ゾーンの核テナントとして、ラスイートが運営する「都市型スパ」が入り、日本のウエルネス&メディカルツーリズムをリードすべく、健康や美容、運動、リラクゼーションを網羅したウエルネス拠点としての都市型スパを目指すものとされています。
また、都市型スパには屋外温水プールである「インフィニティプール」も整備され、都市公園や梅田の超高層ビル群を望み、瞑想ヨガや水中運動などのアクアアクティビティーを楽しむことができるとのことです。

出典:ラスイート
都市型スパに整備される「屋内プール」です。
インドアプールとなり、25メートル基準の本格的なフィットネスプールとなり、日没後にはAR技術による映像でイルカや熱帯魚などと海の中を泳いでいるような空間演出がなされるとのことです。

出典:ラスイート
こちらも都市型スパに整備される「温浴ゾーン」です。
天然温泉やマイクロなのバブルバス、高濃度炭酸泉など、多様な温浴設備が導入されます。
また、岩盤浴やサウナ、溶岩浴なども入ります。

出典:ラスイート
都市型スパに整備される「フィットネスゾーン」です。
フィットネスマシンやボルダリングなど様々なスタジオプログラムが導入されます。

出典:ラスイート
「健康増進サロン」の完成予想パースです。

出典:ラスイート
(仮称)うめきた公園は、大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模となる約45,000㎡の面積となります。
(仮称)うめきた公園のうち、南街区は「リフレクション広場」が整備され、上質な天然芝と水盤のある広場となるほか、大屋根施設との一体利用により1万人規模のイベント開催も可能な空間となっています。
また、大阪市の要請を受けてUR都市機構が施行する防災公園街区整備事業において、「広域避難場所の機能を有する都市公園」として整備され、地震・火災等の大規模災害時に一時避難者の受け入れが可能な計画とされています。
一時避難者や緊急車輌の円滑な進入に配慮した入口形態・幅員設定を行うほか、非常用照明、防災スピーカー、非常用便所、備蓄倉庫等の防災施設も配置されます。
災害時には、民間宅地内の非常用発電機及びコージェネレーションシステムを用いて、公園内の
一部施設へ電力融通するシステムを活用することで、街区全体の防災性能を高めるとのことです。

出典:三菱地所
(仮称)うめきた公園の配置図です。
南街区には、大屋根施設や情報発信棟のあるリフレクション広場をはじめ、パーティーレストランやスポーツキューブ、カフェ・レストラン棟が整備されます。

出典:三菱地所
公園施設配置計画イメージです。

出典:三菱地所
木陰で思い思いに過ごせる段丘状の丘や、水遊びのできる薄層の水盤が整備され、南公園では多様なアクティビティの展開が可能可能となります。

出典:三菱地所
四季折々の草花に囲まれながら、ゆったりと寛ぐことができる庭園空間「エントリーガーデン」のイメージパースです。

出典:三菱地所
「スポーツキューブ」の完成予想パースです。

出典:三菱地所
「パーティーレストラン」の完成予想パースです。

出典:三菱地所
南側から見た建設中のグラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 サウスタワー/ゲートタワーの様子です。
サウスタワーの5階~28階には、阪急阪神ホテルズが運営する「ホテル阪急グランレスパイア大阪」が入ります。客室は23㎡を中心とする482室で、付帯施設はレストラン、バー、フィットネスとなります。
また、ゲートタワー5階~17階にはオフィス、低層部分には商業施設が入ります。
2023年4月時点では2~5階付近の鉄骨建方が進められていました。

南東側から見た建設中のグラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 サウスタワー/ゲートタワーの低層部分の様子です。

南西側から見た建設中のグラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 サウスタワー/ゲートタワーの様子です。

大阪ステーションシティ駐車場から見た建設中のグラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 サウスタワー/ゲートタワーの様子です。

壁型粘性せん断ダンパーと思われるダンパーの取り付けもなされていました。

大阪ステーションシティ駐車場から見た建設中のグラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 サウスタワー/ゲートタワーとグランフロント大阪の超高層ビル群の様子です。

南側から見た建設中のグラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 サウスタワー/ゲートタワーとグランフロント大阪の超高層ビル群の様子です。

西側から見た建設中のグラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 サウスタワー/ゲートタワーの様子です。

北東側から見た建設中のグラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 サウスタワー/ゲートタワーの様子です。

北東側から見た整備が進められている(仮称)うめきた公園 リフレクション広場の様子です。
2023年4月時点では公園施設建築物の施工や植栽、外構工事が進められていました。

グラングリーン大阪を南北に分ける東西貫通道路の様子です。アスファルトのみ既に敷かれています。

整備が進む「リフレクション広場」の様子です。

西側で整備が進む「パーティーレストラン」、「スポーツキューブ」の様子です。

街路樹も植えられており、植栽などの外構工事も進んできていました。

超高層ビルの建設ラッシュで梅田エリアが大きく変貌してきました。

2023年4月29日更新
2023年4月8日撮影
グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 サウスタワー/ゲートタワー/ホテル阪急グランレスパイア大阪 |
グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)は、大阪府大阪市北区大深町のJR大阪駅北側、梅田貨物駅跡約24haのうち、うめきた先行開発区域プロジェクトとして開発済みの「グランフロント大阪」の東側に位置する約16haで開発が進められている大規模都市再開発事業です。
「みどり」と「イノベーション」の融合拠点を実現するため、西日本最大のターミナル駅前にふさわしい都市空間の形成や、大規模な都市公園の整備による緑豊かでゆとりのある空間の創出、国際水準の都市機能集積やイノベーション創出拠点の整備を行うことで、関西ひいては我が国を牽引する都市再生の推進に貢献することを目的として開発が進められています。
街区北側約1.5haの北街区には、地上26階、地下3階、高さ124.30mの「ノースタワー」、地上46階、地下1階、高さ172.55mの「分譲棟」の2棟が建設されます。また、再開発街区南側約3haの南街区には、地上39階、地下3階、高さ181.50mの「パークタワー」と地上28階、地下3階の「サウスタワー」と地上18階、地下3階の「ゲートタワー」、地上51階、地下2階、高さ185mの「分譲棟」の3棟の超高層ビルやタワーマンション、ホテル、MICEが建設されます。
エリア中央にはターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模の約4.5haを誇る緑豊かな都市公園「うめきた公園」が整備され、飲食機能3棟、イノベーション機能4棟、情報発信棟、大屋根イベントスペース、歩行者デッキ、立体広場、管理事務所が配置されます。
南公園にはEthical-tainment(エシカルテインメント)をコンセプトとした情報発信棟やカフェ・レストラン棟、大屋根イベントスペースから構成される大屋根施設やスポーツキューブ、パーティーレストランが設けられる「リフレクション広場」、北公園には豊かな緑やダイナミックな水景、ビューレストラン、エデュテイメントキューブ、みんなのキューブ、ネクストイノベーションミュージアムなどが設けられる「うめきたの森」が整備されます。
また、道路を挟んだ南北公園を上空通路「ひらめきの道」により繋ぐことで、一体性を高める計画のほか、植栽計画は上町台地や大阪近郊の丘陵地に生育する里山植生(在来種)も取り込むものとされています。
グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区に建設される地上28階、地下3階のサウスタワーの5階~28階には、阪急阪神ホテルズが運営する「ホテル阪急グランレスパイア大阪」が入り、客室は約23㎡を中心とする全482室、付帯施設にはレストラン、バー、ラウンジ、フィットネスなどが入ります。
ゲートタワーの5階~17階にはオフィスが入り、オフィススペックは総貸室面積約20,000㎡(約6,000坪)、基準階面積約1,580㎡(約480坪)、事務室天井高2,800mm、OAフロア100mm、コンセント容量50VA/㎡となります。また、コージェネレーションにより、商用停電時にガスの供給があれば電力供給が可能となるほか、ビル用非常用発電機により72時間の電力供給が可能となっています。
ゲートタワー3階~4階には商業ゾーンの核テナントとして、ラスイートが運営する「都市型スパ」が配置されます。
グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 サウスタワー/ゲートタワー/ホテル阪急グランレスパイア大阪の建築主は、三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社、設計は三菱地所設計、日建設計、大林組、竹中工務店、施工はうめきた2期共同企業体(構成企業:竹中工務店、大林組)です。
また、都市公園の整備主体は大阪市、独立行政法人都市再生機構、基本設計は日建設計、三菱地所設計、実施設計は日建設計、公園施設のうち公園施設全体の基本設計・実施設計は日建設計、(仮称)ネクストイノベーションミュージアムの設計監修は安藤忠雄建築研究所、大屋根施設の基本設計・実施設計はSANAA事務所です。
着工は南街区パークタワーが2020年12月上旬、南街区サウスタワー/ゲートタワーが2020年12月上旬、南街区分譲棟が2024年度上期、竣工は南街区パークタワーが2024年11月下旬、南街区サウスタワー/ゲートタワーが2024年11月下旬、南街区分譲棟が2028年3月末となっており、2024年夏ごろに一部の民間宅地および一部都市公園が先行まちびらき、2027年度にグラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)全体の開業となります。
参考資料、引用元
・グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 公式サイト
・三菱地所 「(仮称)うめきた 2 期地区開発事業」のプロジェクト名称を 「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に決定
・国土交通省 大阪駅前に「みどり」と「イノベーション」の融合拠点を実現 ~(仮称)うめきた 2 期開発事業を国土交通大臣が認定~
・大阪市 うめきた2期区域まちづくり関連事業
・大阪市 JR東海道線支線地下化事業
過去の記事
→2019年2月18日投稿 グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)
→2019年10月26日投稿 グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)
→2020年3月26日投稿 グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)
→2020年12月22日投稿 グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)/(仮称)グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)
→2021年2月27日投稿 グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)/(仮称)グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区
→2022年1月22日投稿 グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区賃貸棟西棟(ウォルドーフ・アストリア大阪)/賃貸棟東棟(USホテル)
→2022年4月23日投稿 グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 賃貸棟東棟/USホテル
→2022年6月22日投稿 グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 賃貸棟東棟/USホテル
→2023年2月12日投稿 グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 賃貸棟東棟/USホテル

概要
名称 | グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) |
計画名 | うめきた2期地区開発事業/(仮称)うめきた2期地区開発事業/うめきた2期地区開発プロジェクト |
name | GRAND GREEN OSAKA |
中文名 | 大绿大阪 |
所在地 | 北街区ノースタワー:大阪府大阪市北区大深町1番40、1番41の一部他 北街区分譲棟:大阪府大阪市北区大深町 南街区パークタワー:大阪府大阪市北区大深町1番39の一部他 南街区ゲートタワー:大阪府大阪市北区大深町1番39の一部他 南街区サウスタワー:大阪府大阪市北区大深町1番39の一部他 南街区分譲棟:大阪府大阪市北区大深町 |
用途 | 北街区ノースタワー:事務所、ホテル、商業施設等 北街区分譲棟:共同住宅 南街区パークタワー:事務所、ホテル、商業施設等 南街区ゲートタワー:事務所、ホテル、商業施設等 南街区サウスタワー:事務所、ホテル、商業施設等 南街区分譲棟:共同住宅 |
階数 | 北街区ノースタワー:地上26階、地下3階 北街区分譲棟:地上46階 南街区パークタワー:地上39階、地下3階 南街区ゲートタワー:地上18階、地下3階 南街区サウスタワー:地上28階、地下3階 南街区分譲棟:地上51階、地下2階 |
高さ | 北街区ノースタワー:124.30m 北街区分譲棟:172.55m 南街区パークタワー:181.50m 南街区ゲートタワー:--- 南街区サウスタワー:--- 南街区民分譲棟:185m |
構造 | 北街区ノースタワー:鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造 北街区分譲棟:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 南街区パークタワー:鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造 南街区ゲートタワー:鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造 南街区サウスタワー:鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造 南街区分譲棟:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 |
基礎工法 | 北街区ノースタワー:杭基礎 北街区分譲棟:--- 南街区パークタワー:杭基礎 南街区ゲートタワー:杭基礎 南街区サウスタワー:杭基礎 南街区分譲棟:--- |
総戸数 | 北街区:約600戸 南街区:約600戸 |
客室数 | ウォルドーフ・アストリア大阪:252室 キャノピーbyヒルトン大阪梅田:308室 ホテル阪急グランレスパイア大阪:482室 |
敷地面積 | 北街区ノースタワー:8,402.88㎡ 北街区分譲棟:7,318.81㎡ 南街区賃貸棟:25,262.07㎡ 南街区分譲棟:5,174.47㎡※ |
建築面積 | 北街区ノースタワー:5,350.00㎡ 北街区分譲棟:3,609.30㎡ 南街区賃貸棟:17,586.72㎡ 南街区分譲棟:3,042.00㎡※ |
延床面積 | 北街区ノースタワー:65,421.20㎡ 北街区分譲棟:72,593.16㎡ 南街区賃貸棟:317,249.30㎡ 南街区分譲棟:83,791.40㎡※ |
着工 | 北街区ノースタワー:2021年2月中旬 北街区分譲棟:2022年4月初旬 南街区パークタワー:2020年12月上旬 南街区サウスタワー/ゲートタワー:2020年12月上旬 南街区分譲棟:2024年度上期 |
竣工 | 北街区ノースタワー:2024年4月下旬 北街区分譲棟:2026年3月下旬 南街区パークタワー:2024年11月下旬 南街区サウスタワー/ゲートタワー:2024年11月下旬 南街区分譲棟:2028年3月末 |
建築主 | (土地譲受事業者) 三菱地所(代表)、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、三菱地所レジデンス、うめきた開発特定目的会社 北街区ノースタワー:三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社 北街区分譲棟:積水ハウス、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、竹中工務店、阪急電鉄、三菱地所レジデンス、うめきた開発特定目的会社 南街区パークタワー:三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社 南街区サウスタワー/ゲートタワー:三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社 南街区分譲棟:--- |
設計 | 設計全体統括:日建設計、三菱地所設計 北街区ノースタワー:日建設計、竹中工務店 北街区分譲棟:竹中工務店 南街区賃貸棟:三菱地所設計、日建設計、大林組、竹中工務店 南街区分譲棟:--- |
施工 | 北街区ノースタワー:うめきた2期共同企業体(構成企業:竹中工務店、大林組) 北街区分譲棟:--- 南街区賃貸棟:うめきた2期共同企業体(構成企業:竹中工務店、大林組) 南街区分譲棟:--- |
最寄駅 | 梅田、大阪、西梅田、東梅田、福島 |
※国土交通省プレスリリースでの数値
建築計画の概要板

位置図
区域図

現地にて撮影
配置図

出典:三菱地所

現地にて撮影
立面図

現地にて撮影
施設構成イメージ

出典:三菱地所
イメージパース
▼街区全体

出典:三菱地所
▼南街区サウスタワー/ゲートタワー(ホテル阪急グランレスパイア大阪)

出典:三菱地所
施設構成・イメージ
ゲートタワー「オフィスロビー」の完成予想パースです。

出典:グラングリーン大阪 公式サイト
「オフィス基準階」の完成予想パースです。

出典:グラングリーン大阪 公式サイト
都市型スパ(ラスイート)
南街区ゲートタワー 3階~4階に商業ゾーンの核テナントとして、ラスイートが運営する「都市型スパ」が入り、日本のウエルネス&メディカルツーリズムをリードすべく、健康や美容、運動、リラクゼーションを網羅したウエルネス拠点としての都市型スパを目指すものとされています。
また、都市型スパには屋外温水プールである「インフィニティプール」も整備され、都市公園や梅田の超高層ビル群を望み、瞑想ヨガや水中運動などのアクアアクティビティーを楽しむことができるとのことです。

出典:ラスイート
都市型スパに整備される「屋内プール」です。
インドアプールとなり、25メートル基準の本格的なフィットネスプールとなり、日没後にはAR技術による映像でイルカや熱帯魚などと海の中を泳いでいるような空間演出がなされるとのことです。

出典:ラスイート
こちらも都市型スパに整備される「温浴ゾーン」です。
天然温泉やマイクロなのバブルバス、高濃度炭酸泉など、多様な温浴設備が導入されます。
また、岩盤浴やサウナ、溶岩浴なども入ります。

出典:ラスイート
都市型スパに整備される「フィットネスゾーン」です。
フィットネスマシンやボルダリングなど様々なスタジオプログラムが導入されます。

出典:ラスイート
「健康増進サロン」の完成予想パースです。

出典:ラスイート
(仮称)うめきた公園 リフレクション広場
(仮称)うめきた公園は、大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模となる約45,000㎡の面積となります。
(仮称)うめきた公園のうち、南街区は「リフレクション広場」が整備され、上質な天然芝と水盤のある広場となるほか、大屋根施設との一体利用により1万人規模のイベント開催も可能な空間となっています。
また、大阪市の要請を受けてUR都市機構が施行する防災公園街区整備事業において、「広域避難場所の機能を有する都市公園」として整備され、地震・火災等の大規模災害時に一時避難者の受け入れが可能な計画とされています。
一時避難者や緊急車輌の円滑な進入に配慮した入口形態・幅員設定を行うほか、非常用照明、防災スピーカー、非常用便所、備蓄倉庫等の防災施設も配置されます。
災害時には、民間宅地内の非常用発電機及びコージェネレーションシステムを用いて、公園内の
一部施設へ電力融通するシステムを活用することで、街区全体の防災性能を高めるとのことです。

出典:三菱地所
(仮称)うめきた公園の配置図です。
南街区には、大屋根施設や情報発信棟のあるリフレクション広場をはじめ、パーティーレストランやスポーツキューブ、カフェ・レストラン棟が整備されます。

出典:三菱地所
公園施設配置計画イメージです。

出典:三菱地所
木陰で思い思いに過ごせる段丘状の丘や、水遊びのできる薄層の水盤が整備され、南公園では多様なアクティビティの展開が可能可能となります。

出典:三菱地所
四季折々の草花に囲まれながら、ゆったりと寛ぐことができる庭園空間「エントリーガーデン」のイメージパースです。

出典:三菱地所
「スポーツキューブ」の完成予想パースです。

出典:三菱地所
「パーティーレストラン」の完成予想パースです。

出典:三菱地所
2023年4月建設状況
グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 サウスタワー/ゲートタワー/ホテル阪急グランレスパイア大阪
南側から見た建設中のグラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 サウスタワー/ゲートタワーの様子です。
サウスタワーの5階~28階には、阪急阪神ホテルズが運営する「ホテル阪急グランレスパイア大阪」が入ります。客室は23㎡を中心とする482室で、付帯施設はレストラン、バー、フィットネスとなります。
また、ゲートタワー5階~17階にはオフィス、低層部分には商業施設が入ります。
2023年4月時点では2~5階付近の鉄骨建方が進められていました。

南東側から見た建設中のグラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 サウスタワー/ゲートタワーの低層部分の様子です。

南西側から見た建設中のグラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 サウスタワー/ゲートタワーの様子です。

大阪ステーションシティ駐車場から見た建設中のグラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 サウスタワー/ゲートタワーの様子です。

壁型粘性せん断ダンパーと思われるダンパーの取り付けもなされていました。

大阪ステーションシティ駐車場から見た建設中のグラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 サウスタワー/ゲートタワーとグランフロント大阪の超高層ビル群の様子です。

南側から見た建設中のグラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 サウスタワー/ゲートタワーとグランフロント大阪の超高層ビル群の様子です。

西側から見た建設中のグラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 サウスタワー/ゲートタワーの様子です。

北東側から見た建設中のグラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA) 南街区 サウスタワー/ゲートタワーの様子です。

(仮称)うめきた公園 リフレクション広場
北東側から見た整備が進められている(仮称)うめきた公園 リフレクション広場の様子です。
2023年4月時点では公園施設建築物の施工や植栽、外構工事が進められていました。

グラングリーン大阪を南北に分ける東西貫通道路の様子です。アスファルトのみ既に敷かれています。

整備が進む「リフレクション広場」の様子です。

西側で整備が進む「パーティーレストラン」、「スポーツキューブ」の様子です。

街路樹も植えられており、植栽などの外構工事も進んできていました。

超高層ビルの建設ラッシュで梅田エリアが大きく変貌してきました。

2023年4月29日更新
2023年4月8日撮影