2023/08/20
JR京葉線 幕張豊砂駅 |
JR京葉線 幕張豊砂駅は、JR京葉線海浜幕張駅と新習志野駅のほぼ中間、イオンモール幕張新都心北側に位置するJR京葉線の新駅です。幕張新都心全体における都市機能の強化や交通機能の分散化を図るため、幕張新都心拡大地区新駅 設置計画として計画されました。
ホームは上り線のみが高架になっている状態のため、上り線は高架駅、下り線は地上駅で設置されるほか、駅舎は鉄骨造平屋建て、ホームの延長は約210m、エスカレーター2基、エレベーター1基の新設されます。新駅の利用者予想は一日あたり1万6千人とされており、こちらのイオンモール幕張新都心へのアクセスが利用者層のメインとなりそうです。
新駅名称は公募が行われ、2021年10月29日付けで「幕張豊砂」駅に決定しました。新駅が位置する「豊砂」地域は幕張の沖合に位置していたところであり、将来豊かになってほしいという意味を込めて命名されたとのことです。
千葉県、千葉市、幕張に本社を置くイオンモールでつくる新駅設置協議会とJR東日本が2018年4月20日に新駅設置の基本協定を結んでおり、労働保険関係成立票によると2020年5月22日に着工、2023年9月30日に竣工、2023年3月18日に開業しています。
参考資料、引用元
・東日本旅客鉄道 幕張新都心拡大地区新駅の事業進捗について
・東日本旅客鉄道 京葉線 新習志野駅~海浜幕張駅間の新駅の駅名決定について
・千葉市 幕張新都心拡大地区新駅設置協議会
・JR東日本建築設計 幕張豊砂駅
過去の記事
→2020年11月5日投稿 幕張新都心拡大地区新駅 設置計画
→2019年6月20日投稿 幕張新都心拡大地区新駅設置計画
2022年8月19日投稿 JR京葉線 幕張豊砂駅

概要
名称 | 幕張豊砂駅 |
計画名 | 幕張新都心拡大地区新駅 設置計画 |
name | Makuhari Toyosuna Station |
中文名 | 幕张丰沙站 |
所在地 | 千葉市美浜区浜田二丁目45番2 |
所属路線 | JR京葉線 |
ホーム | 2面2線10両対応 |
着工 | 2020年5月22日 |
竣工 | 2023年9月30日 |
開業 | 2023年春 |
位置図
位置図

出典:東日本旅客鉄道
配置図

出典:東日本旅客鉄道
断面図

出典:東日本旅客鉄道
イメージパース

出典:東日本旅客鉄道
JR京葉線 幕張豊砂駅の駅舎の様子です。

JR京葉線 幕張豊砂駅の改札口の様子です。

JR京葉線 幕張豊砂駅の銘板です。

自動改札機及びチャージ機です。

隣接して自動改札機とコインロッカーが設置されています。

改札内コンコースの様子です。屋根はガラス繊維に樹脂がコーティングされた膜屋根となっており、自然光が透過して明るい空間が広がっていました。また、壁面やベンチには東京五輪の選手村で使われた千葉県産の木材を再利用したものとなっています。

屋根形状が三角形の独特な形状となっており、鉄骨の梁もこのように複雑に組まれています。

千葉みなと、蘇我方面の1番ホームは1階に位置しています。

1番ホームの北側には、「京葉車両センター」が広がっています。

新木場、東京方面、武蔵野線西船橋、府中本町方面の2番ホームは2階に位置しています。

階段付近の様子です。透明~乳白色のグラデーションがかかった手摺が採用されています。

2番ホームの様子です。

エレベーターです。

2番ホームから見た「イオンモール幕張新都心」の様子です。

幕張豊砂駅からイオンモール幕張新都心までは、歩行者専用の通路(歩道)と屋根で直結しています。

幕張豊砂駅前には地上11階、客室数229室のホテルメッツも建設されています。

現地にて撮影
イオンモール幕張新都心から見た幕張豊砂駅の駅舎の様子です。

幕張豊砂駅前にはバスターミナルも整備されています。

2023年8月20日更新
2023年5月4日撮影