2023/08/09
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麻布台ヒルズは、東京都港区麻布台、虎ノ門に竣工した地上64階、地下5階、高さ325.20m(公式サイト:330m)の森JPタワー、地上54階、地下5階、高さ237.20m(公式サイト:240m)のレジデンスA、建設中の地上64階、地下5階、高さ262.82m(公式サイト:270m)のレジデンスB、竣工した低層棟となるガーデンプラザなどの超高層ビルやタワーマンションなどから構成される大規模複合施設です。
虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業として建設が進められ、再開発区域は、周辺に外資系企業や大使館が立地するなど、国際性豊かな地域である一方、東西にわたる谷地形である上に老朽化した低層の木造建物が多く立地すること等から、都市防災上の課題を抱えていました。
これら課題解決のため、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、国際性豊かな魅力ある複合市街地の形成を図るものとして再開発が進められ、「麻布郵便局(旧逓信省貯金局庁舎)」跡地も含めた大規模な再開発事業となりました。
コンセプトは、“緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街 - Modern Urban Village -”とされており、広大な中央広場を街の中心に据え、多様な都市機能を高度に融合させた「都市の中の都市(コンパクトシティ)」となります。
また、街区全体の施設概要は、約8.1haもの広大な計画区域のうち約6,000m²の中央広場を含む緑化面積は約24,000㎡に達し、総延床面積は約861,500m²、オフィス総貸室面積は213,900m²、住宅戸数は約1,400戸、森JPタワーの高さは約330m、就業者数は約20,000人、居住者数は約3,500人、想定年間来街者数は2,500~3,000万人と凄まじい規模の複合施設です。
フロア構成は、「森JPタワー」の地下1階~4階に商業施設「タワープラザ」、地下1階~7階に都心最大級の生徒数を誇るインターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン東京」、5~6階に医療施設「慶應義塾大学予防医療センター」、7階~52階に「オフィス」、33~34階に「ヒルズハウス」、54階~64階に世界有数のスモールラグジュアリーリゾートとホテルを擁する「アマン」とのパートナーシップによる世界トップレベルのホテルブランデッドレジデンス「アマンレジデンス 東京」となります。
「レジデンスA」の1階~2階に商業施設、1階~13階にホテル「ジャヌ東京」、14階~54階に住宅となります。
「レジデンスB」の地下1階~地上2階に商業施設、3階~5階に貸室面積約4,200㎡(約1,270坪)、基準階面積約1,400㎡(約420坪)のオフィス、6階~64階に総戸数約970戸の住宅となります。
建築主は虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合、事業協力者は森ビル、日本郵便、設計は基本設計が森ビル、 日本設計、実施設計が森ビル、日本設計、地下構造実施設計が清水建設、タワーデザイン(外装)がPelli Clarke pelli Architects、低層部デザインがHeatherwick Studio、商業空間(エントランス)が藤本壮介建築設計事務所、アマンレジデンス 東京のインテリアデザインがYabu Pushelberg、住宅インテリアデザインがMarco Costanzi Architects、SCDA、ジャヌ東京 インテリアデザインがDenniston、コンセプトワークがWinkreative、施工は森JPタワーが清水建設、レジデンスAが清水建設、レジデンスBが三井住友建設、ガーデンプラザが大林組となります。
7階~52階に入るオフィスのスペックは、総貸室面積約204,000m²(約60,000坪)、基準階貸室面積約4,300㎡(約1,290坪)~約4,840㎡(約1,460坪)、全方位に約18mの奥行きを有する整形な無柱空間となります。
54階~64階には、世界有数のラグジュアリーリゾートを手掛ける「アマン」とのパートナーシップにより、全91戸の「アマンレジデンス 東京」が入ります。ブランデッドレジデンスとしてエクスクルーシブなサービスを提供するほか、約1,400m²の居住者専用「アマン・スパ」も備え、インテリアデザインにはヤブ・プッシェルバーグを起用しているとのことです。
また、低層棟となるガーデンプラザの3階~5階には貸室面積約5,700㎡(約1,724坪)、基準階面積約1,620㎡(約500坪)~約2,000㎡(約600坪)のオフィス、地下から地上にかけて街区全体で約150店舗の商業施設が入ります。
レジデンスAの1階~13階に入る「ジャヌ東京」はアマンの姉妹ブランドである「ジャヌ」のホテルです。中央広場に面して122室の客室が入り、付帯施設には、スパトリートメントやジムを備えた国内最大規模となる約3,500㎡のスパや、6つのレストラン、カフェやバーなどがあります。
竣工時に日本一高い超高層タワーマンションとなるレジデンスBの共用施設にはジム、シアター、キッズルーム、スタディルーム、ラウンジなどが入るほか、全住戸のうち、約170戸はサービスアパートメントが入ります。
麻布台ヒルズ 森JPタワーは、竣工した2023年6月30日から2027年度竣工予定の地上61階、地下5階、高さ390mの超高層ビル「TOKYO TORCH Torch Tower (トウキョウトーチトーチタワー)」が完成するまでの約4年間、高さ日本一の超高層ビルとなります。
着工は森JPタワーが2019年8月1日、レジデンスAが2019年8月1日、レジデンスBが2019年10月1日、ガーデンプラザが2020年8月1日、竣工は森JPタワーが2023年6月30日、レジデンスAが2023年8月15日、レジデンスBが2024年6月30日、ガーデンプラザが2023年6月30日となっています。
各施設の開業は、2023年8月30日に「ブリティッシュ・スクール・イン 東京」開校、2023年11月6日に「慶應義塾大学予防医療センター」検査提供開始、2023年11月24日に麻布台ヒルズ開業(麻布台ヒルズギャラリー、商業施設(約 100 店舗)、ヒルズハウス、Tokyo Venture Capital Hub 含む)、2023年冬に「ジャヌ東京(ホテル)開業」、2024年1月に「麻布台ヒルズ マーケット」開業、2024年1月に「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」開館、2024年2月~に商業施設(ラグジュアリーブランド 10店舗含む)となっています。
.・麻布台ヒルズ 公式サイト
・アマン レジデンス東京 公式サイト
・森ビル 麻布台ヒルズ
・森ビル "ヒルズの未来形"虎ノ門・麻布台プロジェクト 街の名称は「麻布台ヒルズ」に決定
・森ビル 「虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区」上棟
・森ビル 虎ノ門・麻布台プロジェクト、虎ノ門ヒルズエリアプロジェクト「LEED ND」と「WELL」の予備認証を取得
・森ビル 「アマンレジデンス 東京」「ジャヌ東京」が虎ノ門・麻布台プロジェクトに誕生
・森ビル 「虎ノ門・麻布台プロジェクト」いよいよ始動
・森ビル 「虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区」上棟
・ 内閣府 国家戦略特区 資料1 都市再生特別地区(虎ノ門・麻布台地区) 都市計画(素案)の概要
・「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合設立認可のお知らせ
・東京都都市整備局 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
・Pelli Clarke & Partners Tora Asa will forge a “city within the city” revitalizing Tokyo's city center
・清水建設 虎ノ門・麻布台プロジェクトA街区でDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進
→2018年4月25日投稿 虎ノ門・麻布台地区再開発
→2018年10月14日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
→2019年3月30日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事 A街区
→2019年7月23日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事 A街区
→2019年12月26日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
→2020年7月22日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事 メインタワー(A街区)
→2021年1月1日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事 メインタワー(A街区)
→2021年6月15日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事 メインタワー(A街区)
→2021年10月2日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事/アマンレジデンス 東京
→2022年2月1日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事 メインタワー(A街区)
→2022年4月28日投稿 虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)/アマンレジデンス 東京
→2022年8月12日投稿 虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)/アマンレジデンス 東京
→2023年1月26日投稿 麻布台ヒルズ 森JPタワー/アマンレジデンス 東京
→2023年7月29日投稿 麻布台ヒルズ 森JPタワー
→2022年4月29日投稿 虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区/C-1~C-4街区)/ジャヌ東京
→2022年8月14日投稿 虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟 (B-2街区/C-1街区~C-4街区)
→2023年1月26日投稿 麻布台ヒルズ レジデンスA(ジャヌ東京)/ガーデンプラザ
→2023年7月30日投稿 麻布台ヒルズ レジデンスA/ジャヌ東京
→2023年8月1日投稿 麻布台ヒルズ レジデンスB

出典:森ビル
▼森JPタワー

▼レジデンスA

▼レジデンスB

▼ガーデンプラザA

▼ガーデンプラザB

▼ガーデンプラザD

▼寺院


出典:内閣府/首相官邸

現地にて撮影

出典:森ビル

出典:森ビル
▼麻布台ヒルズ 森JPタワー
・地下1階~地上4階:商業施設「タワープラザ」
・地下1階~地上7階:インターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン東京」
・5~6階:医療施設「慶應義塾大学予防医療センター」
・7階~52階:オフィス
・33~34階:「ヒルズハウス」
・54階~64階:ホテルブランデッドレジデンス「アマンレジデンス 東京」
▼麻布台ヒルズ レジデンスA
・1階~2階:商業施設
・1階~13階:ホテル「ジャヌ東京」
・14階~54階:住宅
▼麻布台ヒルズ レジデンスB
・地下1階~地上2階:商業施設
・3階~5階:オフィス
・6階~64階:住宅
▼街区全体

出典:森ビル
▼麻布台ヒルズ 森JPタワー

出典:Pelli Clarke pelli Architects
▼麻布台ヒルズ レジデンスA

出典:森ビル
▼麻布台ヒルズ レジデンスB

出典:森ビル
▼麻布台ヒルズ ガーデンプラザ

出典:森ビル
「中央広場」の完成予想パースです。
麻布台ヒルズ 森JPタワーは、米国グリーンビルディング協会(USGBC)による国際環境性能認証制度「LEED(Leadership in Energy & Environmental Design)」のエリア開発を対象とした「ND(Neighborhood Development)」カテゴリーにおいて、最高ランクのプラチナ予備認証を取得しています。
また、更に建物環境の人の健康やウェルネスに及ぼす影響に注目した世界初の建物基準である「WELL(WELL Building Standard)」の予備認証も取得しています。
ちなみに森JPタワーは、予備認証取得済の物件としては世界第1位の登録面積とのことで、環境面や健康面に配慮した世界最大規模の建築物となります。

出典:森ビル/© DBOX for Mori Building Co., Ltd - Azabudai Hills
「果樹園」の完成予想パースです。

出典:森ビル/© DBOX for Mori Building Co., Ltd - Azabudai Hills
「慶應義塾大学予防医療センター」の完成予想パースです。5階の施設では最新の医療機器を用いて身体の部位や疾患に応じた各種検査メニューと大学病院の各診療科と連携したアフターケアを提供するものとされています。また、6階では新たに「慶應義塾大学病院予防医療メンバーシップ」を開設します。

出典:森ビル
インターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン 東京」の完成予想パースです。
英国式の教育カリキュラムを提供する同校は、60ヵ国以上の国籍の生徒が在籍する、国際色豊かな学校となります。豊かな自然を感じられる環境の中、国際感覚に優れた、未来を担う子どもたちを育みます。

出典:森ビル
「麻布台ヒルズギャラリー」の完成予想パースです。
「麻布台ヒルズ」の文化発信の中核となる場所となり、美術館仕様の施設・設備を備え、アート、ファッション、エンターテイメントなど、多様なジャンルの文化を発信します。
開館記念として、環境問題にも積極的に取り組む先駆的アーティストであり、麻布台ヒルズのパブリックアートも手掛けたオラファー・エリアソン氏による展覧会も予定されています。

出典:森ビル
「森ビル デジタルアート ミュージアム : エプソン チームラボボーダレス」の完成予想パースです。

出典:森ビル
「ガーデンプラザ」の完成予想パースです。
「タワープラザ」には、ファッション&ライフスタイルのショップや様々なジャンルの飲食店が集結し、低層部の「ガーデンプラザ」には、ラグジュアリーブランドや開放感あふれるテラス付きのカフェ、日本トップクラスのハイエンドなレストランなどが入ります。

出典:森ビル
「麻布台ヒルズ マーケット」の完成予想パースです。
中央広場の地下には、約4,000m²を誇る大規模なフードマーケットが整備され、厳選された食材や東京の豊かな食文化に触れる楽しさ、美味しく健康的なライフスタイルの提案を通じて「世界有数の食体験」が提供されます。

出典:森ビル
「麻布台ヒルズ マーケット」の完成予想パースです。

出典:森ビル
「ジャヌ東京」の完成予想パースです。
モダンで遊び心のあるアマンの姉妹ブランド「Janu(ジャヌ)」の世界初となるホテルとなり、インテリアデザインにはジャン=ミッシェル・ギャシー率いるデニストン設計事務所を起用しています。

出典:森ビル
「麻布台ヒルズレジデンスA」の完成予想パースです。

出典:森ビル
「麻布台ヒルズレジデンスB」の完成予想パースです。

出典:森ビル
「アマンレジデンス 東京」の完成予想パースです。2~6ベッドルームを持つ各住戸には、専用エレベーターロビーが直結しており、レジデンスのインテリアにはヤブ・プッシェルバーグによって手掛けられたものが採用されています。
付帯施設には、54階と56階にあるティー ルーム、ライブラリー、リーディングルーム、ラウンジ、バー、専用シェフがサービスを提供するプライベートダイニングルームなどがあります。

出典:森ビル
「オフィスロビー」の完成予想パースです。

出典:森ビル
「ヒルズハウス」のうち、会員制エリア「Members Lounge」の完成予想パースです。
入居企業とその従業員が、街全体をワークプレイスとして使うための拠点となる施設となります。

出典:森ビル
ヒルズハウス内には、カフェテリアやワークスペース、多用途スペースが確保された「Members Lounge」が入ります。

出典:森ビル
「Tokyo Venture Capital Hub」の完成予想パースです。日本初の大規模なベンチャーキャピタル(VC)の集積拠点となり、日本ベンチャーキャピタル協会や日本のVC業界をけん引する独立系VCに加えて、日本の大企業を母体とするコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)が合計約70社集結するものとされています。

出典:森ビル
近年頻発する巨大地震への対策として麻布台ヒルズでは、制震構造が採用されています。
オイルの流体抵抗が揺れのエネルギーを吸収「オイルダンパー」は、森JPタワー304基、レジデンスAに172基、レジデンスBに267基、低層棟に21基設置されるほか、高粘度の粘性体の粘性せん断抵抗力を利用して、風や地震に伴う建物の揺れによる振動エネルギーを吸収する「粘性体制震壁」は、レジデンスAに172基に302基、レジデンスAに220基、レジデンスBに288基設置されます。
また、「座屈拘束ブレース」は森JPタワーに1200基、低層棟に113基設置されるとのことです。

出典:森ビル
麻布台ヒルズでは、国内で初めて未利用・再生可能エネルギーである下水熱を地域冷暖房に活用するため、東京都下水道局と下水熱利用事業に関する協定が締結されています。
協定締結により、従来は海や河川に捨てられていた、未利用かつ再生可能なエネルギーである下水熱を、「麻布台ヒルズ」全域における冷暖房の熱源の一部として活用することが可能となっています。
2021年9月より熱交換器等設置工事が開始され、2023年4月から下水熱利用事業が開始されます。

出典:森ビル
麻布台ヒルズ 森JPタワーは、東京都港区麻布台一丁目に竣工した地上64階、地下5階、高さ325.20m(公式サイト:330m)の超高層ビルです。
商業施設「タワープラザ」やインターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン東京」、医療施設「慶應義塾大学予防医療センター」、「オフィス」、ホテルブランデッドレジデンス「アマンレジデンス 東京」から構成されています。
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麻布台ヒルズ レジデンスA/ジャヌ東京は、東京都港区麻布台一丁目で建設中の地上54階、地下5階、高さ237.20m、総戸数約330戸の超高層タワーマンションです。
商業施設とホテル「ジャヌ東京」、住宅から構成されます。
→詳細はこちら

麻布台ヒルズ レジデンスBは、東京都港区麻布台一丁目314番3で建設中の地上64階、地下5階、高さ262.82mの超高層タワーマンションです。
商業施設とオフィス、住宅から構成されます。
→詳細はこちら

ガーデンプラザAは地上3階、地下2階、高さ15.73mの店舗、駐車場、ガーデンプラザBは地上8階、地下3階、高さ41.28mの共同住宅、事務所、店舗、駐車場等、ガーデンプラザDは地上3階、地下1階、高さ22.75mの店舗、駐車場 等、寺院は地上3階、地下1階、13.11mの寺院、駐車場 等から構成される中低層ビルとなります。
ヘザウィック(Heatherwick Studio)による日本初のプロジェクトが麻布台ヒルズの低層部分となっており、曲面を描く独特な三次元的なファサードが目を引きます。
→詳細はこちら

2023年8月9日更新
2023年7月25日撮影
麻布台ヒルズ |
麻布台ヒルズは、東京都港区麻布台、虎ノ門に竣工した地上64階、地下5階、高さ325.20m(公式サイト:330m)の森JPタワー、地上54階、地下5階、高さ237.20m(公式サイト:240m)のレジデンスA、建設中の地上64階、地下5階、高さ262.82m(公式サイト:270m)のレジデンスB、竣工した低層棟となるガーデンプラザなどの超高層ビルやタワーマンションなどから構成される大規模複合施設です。
虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業として建設が進められ、再開発区域は、周辺に外資系企業や大使館が立地するなど、国際性豊かな地域である一方、東西にわたる谷地形である上に老朽化した低層の木造建物が多く立地すること等から、都市防災上の課題を抱えていました。
これら課題解決のため、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、国際性豊かな魅力ある複合市街地の形成を図るものとして再開発が進められ、「麻布郵便局(旧逓信省貯金局庁舎)」跡地も含めた大規模な再開発事業となりました。
コンセプトは、“緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街 - Modern Urban Village -”とされており、広大な中央広場を街の中心に据え、多様な都市機能を高度に融合させた「都市の中の都市(コンパクトシティ)」となります。
また、街区全体の施設概要は、約8.1haもの広大な計画区域のうち約6,000m²の中央広場を含む緑化面積は約24,000㎡に達し、総延床面積は約861,500m²、オフィス総貸室面積は213,900m²、住宅戸数は約1,400戸、森JPタワーの高さは約330m、就業者数は約20,000人、居住者数は約3,500人、想定年間来街者数は2,500~3,000万人と凄まじい規模の複合施設です。
フロア構成は、「森JPタワー」の地下1階~4階に商業施設「タワープラザ」、地下1階~7階に都心最大級の生徒数を誇るインターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン東京」、5~6階に医療施設「慶應義塾大学予防医療センター」、7階~52階に「オフィス」、33~34階に「ヒルズハウス」、54階~64階に世界有数のスモールラグジュアリーリゾートとホテルを擁する「アマン」とのパートナーシップによる世界トップレベルのホテルブランデッドレジデンス「アマンレジデンス 東京」となります。
「レジデンスA」の1階~2階に商業施設、1階~13階にホテル「ジャヌ東京」、14階~54階に住宅となります。
「レジデンスB」の地下1階~地上2階に商業施設、3階~5階に貸室面積約4,200㎡(約1,270坪)、基準階面積約1,400㎡(約420坪)のオフィス、6階~64階に総戸数約970戸の住宅となります。
建築主は虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合、事業協力者は森ビル、日本郵便、設計は基本設計が森ビル、 日本設計、実施設計が森ビル、日本設計、地下構造実施設計が清水建設、タワーデザイン(外装)がPelli Clarke pelli Architects、低層部デザインがHeatherwick Studio、商業空間(エントランス)が藤本壮介建築設計事務所、アマンレジデンス 東京のインテリアデザインがYabu Pushelberg、住宅インテリアデザインがMarco Costanzi Architects、SCDA、ジャヌ東京 インテリアデザインがDenniston、コンセプトワークがWinkreative、施工は森JPタワーが清水建設、レジデンスAが清水建設、レジデンスBが三井住友建設、ガーデンプラザが大林組となります。
7階~52階に入るオフィスのスペックは、総貸室面積約204,000m²(約60,000坪)、基準階貸室面積約4,300㎡(約1,290坪)~約4,840㎡(約1,460坪)、全方位に約18mの奥行きを有する整形な無柱空間となります。
54階~64階には、世界有数のラグジュアリーリゾートを手掛ける「アマン」とのパートナーシップにより、全91戸の「アマンレジデンス 東京」が入ります。ブランデッドレジデンスとしてエクスクルーシブなサービスを提供するほか、約1,400m²の居住者専用「アマン・スパ」も備え、インテリアデザインにはヤブ・プッシェルバーグを起用しているとのことです。
また、低層棟となるガーデンプラザの3階~5階には貸室面積約5,700㎡(約1,724坪)、基準階面積約1,620㎡(約500坪)~約2,000㎡(約600坪)のオフィス、地下から地上にかけて街区全体で約150店舗の商業施設が入ります。
レジデンスAの1階~13階に入る「ジャヌ東京」はアマンの姉妹ブランドである「ジャヌ」のホテルです。中央広場に面して122室の客室が入り、付帯施設には、スパトリートメントやジムを備えた国内最大規模となる約3,500㎡のスパや、6つのレストラン、カフェやバーなどがあります。
竣工時に日本一高い超高層タワーマンションとなるレジデンスBの共用施設にはジム、シアター、キッズルーム、スタディルーム、ラウンジなどが入るほか、全住戸のうち、約170戸はサービスアパートメントが入ります。
麻布台ヒルズ 森JPタワーは、竣工した2023年6月30日から2027年度竣工予定の地上61階、地下5階、高さ390mの超高層ビル「TOKYO TORCH Torch Tower (トウキョウトーチトーチタワー)」が完成するまでの約4年間、高さ日本一の超高層ビルとなります。
着工は森JPタワーが2019年8月1日、レジデンスAが2019年8月1日、レジデンスBが2019年10月1日、ガーデンプラザが2020年8月1日、竣工は森JPタワーが2023年6月30日、レジデンスAが2023年8月15日、レジデンスBが2024年6月30日、ガーデンプラザが2023年6月30日となっています。
各施設の開業は、2023年8月30日に「ブリティッシュ・スクール・イン 東京」開校、2023年11月6日に「慶應義塾大学予防医療センター」検査提供開始、2023年11月24日に麻布台ヒルズ開業(麻布台ヒルズギャラリー、商業施設(約 100 店舗)、ヒルズハウス、Tokyo Venture Capital Hub 含む)、2023年冬に「ジャヌ東京(ホテル)開業」、2024年1月に「麻布台ヒルズ マーケット」開業、2024年1月に「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」開館、2024年2月~に商業施設(ラグジュアリーブランド 10店舗含む)となっています。
参考資料、引用元
.・麻布台ヒルズ 公式サイト
・アマン レジデンス東京 公式サイト
・森ビル 麻布台ヒルズ
・森ビル "ヒルズの未来形"虎ノ門・麻布台プロジェクト 街の名称は「麻布台ヒルズ」に決定
・森ビル 「虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区」上棟
・森ビル 虎ノ門・麻布台プロジェクト、虎ノ門ヒルズエリアプロジェクト「LEED ND」と「WELL」の予備認証を取得
・森ビル 「アマンレジデンス 東京」「ジャヌ東京」が虎ノ門・麻布台プロジェクトに誕生
・森ビル 「虎ノ門・麻布台プロジェクト」いよいよ始動
・森ビル 「虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区」上棟
・ 内閣府 国家戦略特区 資料1 都市再生特別地区(虎ノ門・麻布台地区) 都市計画(素案)の概要
・「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合設立認可のお知らせ
・東京都都市整備局 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
・Pelli Clarke & Partners Tora Asa will forge a “city within the city” revitalizing Tokyo's city center
・清水建設 虎ノ門・麻布台プロジェクトA街区でDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進
過去の記事(麻布台ヒルズ 森JPタワー)
→2018年4月25日投稿 虎ノ門・麻布台地区再開発
→2018年10月14日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
→2019年3月30日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事 A街区
→2019年7月23日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事 A街区
→2019年12月26日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
→2020年7月22日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事 メインタワー(A街区)
→2021年1月1日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事 メインタワー(A街区)
→2021年6月15日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事 メインタワー(A街区)
→2021年10月2日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事/アマンレジデンス 東京
→2022年2月1日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事 メインタワー(A街区)
→2022年4月28日投稿 虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)/アマンレジデンス 東京
→2022年8月12日投稿 虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)/アマンレジデンス 東京
→2023年1月26日投稿 麻布台ヒルズ 森JPタワー/アマンレジデンス 東京
→2023年7月29日投稿 麻布台ヒルズ 森JPタワー
過去の記事※C-1街区~C-4街区 ガーデンプラザ
→2022年4月29日投稿 虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟(B-2街区/C-1~C-4街区)/ジャヌ東京
→2022年8月14日投稿 虎ノ門・麻布台プロジェクト 東棟 (B-2街区/C-1街区~C-4街区)
→2023年1月26日投稿 麻布台ヒルズ レジデンスA(ジャヌ東京)/ガーデンプラザ
過去の記事(麻布台ヒルズ レジデンスA)
→2023年7月30日投稿 麻布台ヒルズ レジデンスA/ジャヌ東京
過去の記事(麻布台ヒルズ レジデンスB)
→2023年8月1日投稿 麻布台ヒルズ レジデンスB

出典:森ビル
概要
名称 | 麻布台ヒルズ |
計画名 | 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事 |
name | Azabudai Hills |
中文名 | 麻布台山 |
所在地 | 森JPタワー:東京都港区麻布台一丁目314番3 外 レジデンスA:東京都港区麻布台一丁目1000番3、1000番5 レジデンスB:東京都港区麻布台一丁目1000番2 ガーデンプラザA:東京都港区虎ノ門五丁目101番1、102番1、103番1 外 ガーデンプラザB、C:東京都港区虎ノ門五丁目104番5~7 外 ガーデンプラザD:東京都港区虎ノ門五丁目121番1、122番1 他 寺院:東京都港区虎ノ門五丁目 |
用途 | 森JPタワー:共同住宅、事務所、店舗、各種学校、駐車場 等 レジデンスA:共同住宅、ホテル、店舗、集会場、駐車場 等 レジデンスB:共同住宅、事務所、店舗、保育所、駐車場 等 ガーデンプラザA:店舗、駐車場 ガーデンプラザB、C:共同住宅、事務所、店舗、駐車場 等 ガーデンプラザD:店舗、駐車場 等 寺院:寺院、駐車場 等 |
階数 | 森JPタワー:地上64階、地下5階 レジデンスA:地上54階、地下5階 レジデンスB:地上64階、地下5階 ガーデンプラザA:地上3階、地下2階 ガーデンプラザB、C:地上8階、地下3階 ガーデンプラザD:地上3階、地下1階 寺院:地上3階、地下1階 |
高さ | 森JPタワー:325.20m (ニュースリリース記載:約330m) レジデンスA:237.20m レジデンスB:262.82m ガーデンプラザA:15.73m ガーデンプラザB、C:41.28m ガーデンプラザD:22.75m 寺院:13.11m |
構造 | 森JPタワー:鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造 レジデンスA:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造 レジデンスB:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 ガーデンプラザA:鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造 ガーデンプラザB、C:鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造 ガーデンプラザD:鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造 寺院:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 |
基礎工法 | 森JPタワー:直接基礎、一部場所打ちコンクリート杭基礎 レジデンスA:直接基礎 レジデンスB:直接基礎 ガーデンプラザA:既成杭基礎 ガーデンプラザB、C:直接基礎 ガーデンプラザD:既成杭基礎 寺院:既成杭基礎 |
総戸数 | 約1,400戸 アマンレジデンス 東京:91戸 レジデンスA:約330戸 レジデンスB:約970戸 |
客室数 | ジャヌ東京:122室※B-2街区 |
敷地面積 | 森JPタワー:24,104.21㎡ レジデンスA:16,467.87㎡ レジデンスB:9,648.39㎡ ガーデンプラザA:4,753.81㎡ ガーデンプラザB、C:6,348.47㎡ ガーデンプラザD:898.97㎡ 寺院:1,686.08㎡ |
建築面積 | 森JPタワー:15,201.25㎡ レジデンスA:8,338.77㎡ レジデンスB:6,393.37㎡ ガーデンプラザA:2,810.12㎡ ガーデンプラザB、C:3,274.77㎡ ガーデンプラザD:510.20㎡ 寺院:586.18㎡ |
延床面積 | 森JPタワー:461,773.25㎡ レジデンスA:168,967.93㎡ レジデンスB:185,3333.17㎡ ガーデンプラザA:10,586.80㎡ ガーデンプラザB、C:31,527.88㎡ ガーデンプラザD:1,707.93㎡ 寺院:1,820.33㎡ |
着工 | 森JPタワー:2019年8月1日 レジデンスA:2019年8月1日 レジデンスB:2019年10月1日 ガーデンプラザA:2020年8月1日 ガーデンプラザB、C:2020年8月1日 ガーデンプラザD:2020年8月1日 寺院:2020年8月1日 |
竣工 | 森JPタワー:2023年6月30日(竣工式:2023年7月3日) レジデンスA:2023年8月15日 レジデンスB:2024年6月30日 ガーデンプラザA:2023年6月30日(竣工式:2023年7月3日) ガーデンプラザB、C:2023年6月30日(竣工式:2023年7月3日) ガーデンプラザD:2023年6月30日(竣工式:2023年7月3日) 寺院:2023年3月31日 |
建築主 | 森JPタワー:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(事業協力者:森ビル、日本郵便) レジデンスA:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(事業協力者:森ビル、日本郵便) レジデンスB:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(事業協力者:森ビル、日本郵便) ガーデンプラザA:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(事業協力者:森ビル、日本郵便) ガーデンプラザB、C:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(事業協力者:森ビル、日本郵便) ガーデンプラザD:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(事業協力者:森ビル、日本郵便) 寺院:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(事業協力者:森ビル、日本郵便) |
設計 | 森JPタワー:森ビル レジデンスA:森ビル レジデンスB:森ビル ガーデンプラザA:森ビル ガーデンプラザB、C:森ビル ガーデンプラザD:森ビル 寺院:森ビル 基本設計 :森ビル、 日本設計 実施設計 :森ビル、日本設計 地下構造実施設計:清水建設 ※タワーデザイン(外装):Pelli Clarke pelli Architects ※低層部デザイン:Heatherwick Studio ※商業空間(エントランス):藤本壮介建築設計事務所 ※アマンレジデンス 東京 インテリアデザイン:Yabu Pushelberg ※住宅インテリアデザイン:Marco Costanzi Architects、SCDA ※ジャヌ東京 インテリアデザイン:Denniston ※コンセプトワーク:Winkreative |
施工 | 森JPタワー:清水建設 レジデンスA:清水建設 レジデンスB:三井住友建設 ガーデンプラザA:大林組 ガーデンプラザB、C:大林組 ガーデンプラザD:大林組 寺院:大林組 |
最寄駅 | 神谷町、六本木一丁目 |
建築計画の概要板
▼森JPタワー

▼レジデンスA

▼レジデンスB

▼ガーデンプラザA

▼ガーデンプラザB

▼ガーデンプラザD

▼寺院

位置図
位置図

出典:内閣府/首相官邸
街区構成図

現地にて撮影
配置図

出典:森ビル
断面図

出典:森ビル
施設構成
▼麻布台ヒルズ 森JPタワー
・地下1階~地上4階:商業施設「タワープラザ」
・地下1階~地上7階:インターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン東京」
・5~6階:医療施設「慶應義塾大学予防医療センター」
・7階~52階:オフィス
・33~34階:「ヒルズハウス」
・54階~64階:ホテルブランデッドレジデンス「アマンレジデンス 東京」
▼麻布台ヒルズ レジデンスA
・1階~2階:商業施設
・1階~13階:ホテル「ジャヌ東京」
・14階~54階:住宅
▼麻布台ヒルズ レジデンスB
・地下1階~地上2階:商業施設
・3階~5階:オフィス
・6階~64階:住宅
イメージパース
▼街区全体

出典:森ビル
▼麻布台ヒルズ 森JPタワー

出典:Pelli Clarke pelli Architects
▼麻布台ヒルズ レジデンスA

出典:森ビル
▼麻布台ヒルズ レジデンスB

出典:森ビル
▼麻布台ヒルズ ガーデンプラザ

出典:森ビル
施設構成・イメージ
「中央広場」の完成予想パースです。
麻布台ヒルズ 森JPタワーは、米国グリーンビルディング協会(USGBC)による国際環境性能認証制度「LEED(Leadership in Energy & Environmental Design)」のエリア開発を対象とした「ND(Neighborhood Development)」カテゴリーにおいて、最高ランクのプラチナ予備認証を取得しています。
また、更に建物環境の人の健康やウェルネスに及ぼす影響に注目した世界初の建物基準である「WELL(WELL Building Standard)」の予備認証も取得しています。
ちなみに森JPタワーは、予備認証取得済の物件としては世界第1位の登録面積とのことで、環境面や健康面に配慮した世界最大規模の建築物となります。

出典:森ビル/© DBOX for Mori Building Co., Ltd - Azabudai Hills
「果樹園」の完成予想パースです。

出典:森ビル/© DBOX for Mori Building Co., Ltd - Azabudai Hills
「慶應義塾大学予防医療センター」の完成予想パースです。5階の施設では最新の医療機器を用いて身体の部位や疾患に応じた各種検査メニューと大学病院の各診療科と連携したアフターケアを提供するものとされています。また、6階では新たに「慶應義塾大学病院予防医療メンバーシップ」を開設します。

出典:森ビル
インターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン 東京」の完成予想パースです。
英国式の教育カリキュラムを提供する同校は、60ヵ国以上の国籍の生徒が在籍する、国際色豊かな学校となります。豊かな自然を感じられる環境の中、国際感覚に優れた、未来を担う子どもたちを育みます。

出典:森ビル
「麻布台ヒルズギャラリー」の完成予想パースです。
「麻布台ヒルズ」の文化発信の中核となる場所となり、美術館仕様の施設・設備を備え、アート、ファッション、エンターテイメントなど、多様なジャンルの文化を発信します。
開館記念として、環境問題にも積極的に取り組む先駆的アーティストであり、麻布台ヒルズのパブリックアートも手掛けたオラファー・エリアソン氏による展覧会も予定されています。

出典:森ビル
「森ビル デジタルアート ミュージアム : エプソン チームラボボーダレス」の完成予想パースです。

出典:森ビル
「ガーデンプラザ」の完成予想パースです。
「タワープラザ」には、ファッション&ライフスタイルのショップや様々なジャンルの飲食店が集結し、低層部の「ガーデンプラザ」には、ラグジュアリーブランドや開放感あふれるテラス付きのカフェ、日本トップクラスのハイエンドなレストランなどが入ります。

出典:森ビル
「麻布台ヒルズ マーケット」の完成予想パースです。
中央広場の地下には、約4,000m²を誇る大規模なフードマーケットが整備され、厳選された食材や東京の豊かな食文化に触れる楽しさ、美味しく健康的なライフスタイルの提案を通じて「世界有数の食体験」が提供されます。

出典:森ビル
「麻布台ヒルズ マーケット」の完成予想パースです。

出典:森ビル
「ジャヌ東京」の完成予想パースです。
モダンで遊び心のあるアマンの姉妹ブランド「Janu(ジャヌ)」の世界初となるホテルとなり、インテリアデザインにはジャン=ミッシェル・ギャシー率いるデニストン設計事務所を起用しています。

出典:森ビル
「麻布台ヒルズレジデンスA」の完成予想パースです。

出典:森ビル
「麻布台ヒルズレジデンスB」の完成予想パースです。

出典:森ビル
「アマンレジデンス 東京」の完成予想パースです。2~6ベッドルームを持つ各住戸には、専用エレベーターロビーが直結しており、レジデンスのインテリアにはヤブ・プッシェルバーグによって手掛けられたものが採用されています。
付帯施設には、54階と56階にあるティー ルーム、ライブラリー、リーディングルーム、ラウンジ、バー、専用シェフがサービスを提供するプライベートダイニングルームなどがあります。

出典:森ビル
「オフィスロビー」の完成予想パースです。

出典:森ビル
「ヒルズハウス」のうち、会員制エリア「Members Lounge」の完成予想パースです。
入居企業とその従業員が、街全体をワークプレイスとして使うための拠点となる施設となります。

出典:森ビル
ヒルズハウス内には、カフェテリアやワークスペース、多用途スペースが確保された「Members Lounge」が入ります。

出典:森ビル
「Tokyo Venture Capital Hub」の完成予想パースです。日本初の大規模なベンチャーキャピタル(VC)の集積拠点となり、日本ベンチャーキャピタル協会や日本のVC業界をけん引する独立系VCに加えて、日本の大企業を母体とするコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)が合計約70社集結するものとされています。

出典:森ビル
近年頻発する巨大地震への対策として麻布台ヒルズでは、制震構造が採用されています。
オイルの流体抵抗が揺れのエネルギーを吸収「オイルダンパー」は、森JPタワー304基、レジデンスAに172基、レジデンスBに267基、低層棟に21基設置されるほか、高粘度の粘性体の粘性せん断抵抗力を利用して、風や地震に伴う建物の揺れによる振動エネルギーを吸収する「粘性体制震壁」は、レジデンスAに172基に302基、レジデンスAに220基、レジデンスBに288基設置されます。
また、「座屈拘束ブレース」は森JPタワーに1200基、低層棟に113基設置されるとのことです。

出典:森ビル
麻布台ヒルズでは、国内で初めて未利用・再生可能エネルギーである下水熱を地域冷暖房に活用するため、東京都下水道局と下水熱利用事業に関する協定が締結されています。
協定締結により、従来は海や河川に捨てられていた、未利用かつ再生可能なエネルギーである下水熱を、「麻布台ヒルズ」全域における冷暖房の熱源の一部として活用することが可能となっています。
2021年9月より熱交換器等設置工事が開始され、2023年4月から下水熱利用事業が開始されます。

出典:森ビル
写真
麻布台ヒルズ 森JPタワー
麻布台ヒルズ 森JPタワーは、東京都港区麻布台一丁目に竣工した地上64階、地下5階、高さ325.20m(公式サイト:330m)の超高層ビルです。
商業施設「タワープラザ」やインターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン東京」、医療施設「慶應義塾大学予防医療センター」、「オフィス」、ホテルブランデッドレジデンス「アマンレジデンス 東京」から構成されています。
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麻布台ヒルズ レジデンスA
麻布台ヒルズ レジデンスA/ジャヌ東京は、東京都港区麻布台一丁目で建設中の地上54階、地下5階、高さ237.20m、総戸数約330戸の超高層タワーマンションです。
商業施設とホテル「ジャヌ東京」、住宅から構成されます。
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麻布台ヒルズ レジデンスB
麻布台ヒルズ レジデンスBは、東京都港区麻布台一丁目314番3で建設中の地上64階、地下5階、高さ262.82mの超高層タワーマンションです。
商業施設とオフィス、住宅から構成されます。
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麻布台ヒルズ ガーデンプラザ
ガーデンプラザAは地上3階、地下2階、高さ15.73mの店舗、駐車場、ガーデンプラザBは地上8階、地下3階、高さ41.28mの共同住宅、事務所、店舗、駐車場等、ガーデンプラザDは地上3階、地下1階、高さ22.75mの店舗、駐車場 等、寺院は地上3階、地下1階、13.11mの寺院、駐車場 等から構成される中低層ビルとなります。
ヘザウィック(Heatherwick Studio)による日本初のプロジェクトが麻布台ヒルズの低層部分となっており、曲面を描く独特な三次元的なファサードが目を引きます。
→詳細はこちら

2023年8月9日更新
2023年7月25日撮影