2014年6月25日に名古屋鉄道は開業120周年を迎えました。
日本初の鉄道開業が新橋から横浜間の1872年で名古屋鉄道の元になる愛知馬車鉄道は1894年であり、日本国内ではかなり早い時期に開業したことがわかります。
1896年に名古屋電気鉄道に改称し、京都電気鉄道に次ぎ、日本で2番目に電車が走りました。
そしてその後、名古屋の郊外路線として1912年に郡部線を、名古屋と岐阜を結ぶ名岐線を開通させたそうです。
対して常滑や豊橋方面との鉄道輸送を行う愛知電気鉄道が1909年に開業、1927年に豊橋まで開通、ちなみにこの路線は元々東海道高速鉄道として計画された路線で高規格で建設されたそうです。
ちなみに名鉄で唯一独立している瀬戸線は1905年に瀬戸自動鉄道として開業したのが始まりでこちらも日本初の鉄道が開通して33年後と早い時期に開通しました。
1907年に電化し、社名を瀬戸電気鉄道と改称、1911年までに堀川まで開通しました。
そして1935年名岐鉄道と愛知電気鉄道が合併し、名古屋鉄道に改称、戦時中の1939年に瀬戸電気鉄道を合併させ名鉄瀬戸線に、1941年には三河鉄道を合併させ名鉄三河線としました。
ついに同年には本線の岐阜方面に向かう路線と豊橋方面に向かう路線が現在の、名鉄名古屋駅の建設により繋がりました。
Wikipediaからお借りしてきた1935年の名鉄の路線図です。

戦後次々に電圧が1500Vに加圧され高速化。
1954年には名鉄百貨店が開業、本線では1959年に量産車としては日本国内初となる料金不要冷房車である5500系の運行が開始され、1961年には7000系パノラマカーの運行が始まりました。

そしてオイルショックの発生した1976年には名鉄初の通勤車6000系が登場し、通勤ラッシュを緩和。

1978年にはそれまでは木でできたボロボロのみすぼらしい電車が走る田舎のローカル線であった名鉄瀬戸線(通称瀬戸電)の電圧が1500Vになり、名古屋市の繁華街である栄(栄町)まで直通。
一気に沿線の郊外化が進み名古屋の立派な通勤路線に生まれ変わりました。

翌年の1979年には名鉄豊田線が開通、名古屋市営地下鉄鶴舞線との相互直通運転が始まり、何もなかった豊田線沿いにニュータウンができていきます。
また、豊田線では名鉄で初めて4ドア20mの本格的な通勤車100系が登場しました。

1982年には羽島線が開通し、1988年にはパノラマスーパーが登場。2階の展望席から眺める前面展望は子供から大人まで釘付けにさせました。
最近の名鉄の特急はパノラマスーパーの車両が減り、展望車無しの車両が増えてしまっているのでつまらないですね(汗)、
観光用として新たなパノラマカー、パノラマスーパーの登場を期待しています。。。

1999年には設計最高速度145㎞を誇る特急用車両1600系が登場します。

そして21世紀に入り2003年、名鉄小牧線と名古屋市営地下鉄上飯田線が相互直通運転を開始し、車との事故対策で鋼製車両ばかりだった名鉄に初めてのステンレス車両300系が登場します。

2005年には愛・地球博にあわせて中部国際空港が開業、名鉄常滑線が唯一鉄道路線として乗り入れ、空港特急の2000系ミュースカイが運行を開始します。
写真は1600系の一部を新造した車両に組み込んだ特急用車両2300系です。

2007年に名鉄が建てた初の超高層ビルである名古屋ルーセントタワーが竣工。高さ180mで竣工時は名古屋で4番目に高い超高層ビルでした。

2008年には本線用にステンレス車両の5000系が、瀬戸線用に4000系が登場します。
特に名鉄瀬戸線用に登場した4000系は名古屋で初めてLCDと呼ばれる乗客案内装置がドア上に設置され首都圏のJR東日本E231系とよく似た内装が特徴です。
今まで本線のお古の車両が活躍していた瀬戸線の車両を次々に置き換えていきます。

しかし同年2008年には名鉄で最も有名な車両、パノラマカーが廃止されてしまいました。
自分は小さい時に今よりももっと鉄道好きでしっかりとパノラマカーの写真が数枚残っていて本当に良かったです(^_^;)

2011年にICカード乗車券のmanacaが登場。
わざわざ切符を買わなくても電車に乗れるようになりました。
同年2011年には大手私鉄で最後まで残っていた吊り掛け車両である瀬戸線の6750系が廃車され日本国内ではJR、私鉄ともに吊り掛け車両は全滅しました。
吊り掛け車両とは1887年にアメリカ人発明家フランク・ジュリアン・スプレーグが開発し、簡素なシステムで当時は信頼性が高かったが100年以上が過ぎた現代では重量が重いため線路に負担がかかったり、重低音が激しく響いたりする為次々に廃車されました。

LCD(車内案内装置)がついている名鉄瀬戸線では名古屋で唯一LCD化率が100%で首都圏の山手線や京浜東北線と同じサービスになっているのが驚きです。
ちなみに4000系の内装は首都圏で活躍するE231系にそっくりです。
一時代前のダサい電車の多い名古屋に名鉄は新風を吹かせてくれました。

瀬戸線が何かとネタにされてますが自分が瀬戸線ユーザーですので他の路線の細かいことがわからなくて申し訳ないです(^_^;)
そして、2014年、名古屋鉄道が開業して120周年になります。
これからの名鉄で予定されている大きなプロジェクトは知立駅付近の高架化、布袋駅付近の高架化、喜多山駅付近の高架化など高架化事業が中心で特に知立駅付近では2面4線が2層建ての計4面8線の巨大な駅に生まれ変わります。
また、犬山線の布袋駅、瀬戸線の喜多山駅も2面4線化し緩急接続が行われるようになります。
他には最近、発表されたばかりの三河線の豊田市駅から名古屋駅までの直通特急を2027年までに走らせる計画やそれに伴う三河線の複線化があり、リニア開通までに名鉄百貨店や名鉄名古屋駅を再開発し高層ビルに建て替える計画もあるようです。
ちなみに名鉄百貨店の地下には名鉄名古屋駅があり現在は2線しかなく、停車時間も短ければ入線できる本数も限られるためとても不便で大量の電車がひっきりなしに入ってくる姿は鉄道マニアには受けますが利用者として考えると行き先はごちゃごちゃですし岐阜方面、犬山方面など方向別にまとめて欲しいですね。
あとは名鉄百貨店の建て替えの時に近鉄が大阪に建てた日本一の超高層ビルあべのハルカスに勝るような超高層ビルにして欲しいです。。。
追記:名駅再開発推進室を7月1日に設置するそうですね!ぜひとも名古屋を象徴するような超高層ビルを名鉄には建てて欲しいですね!!

と、これからの計画はこんな感じです。
瀬戸線ユーザーの自分からしたら名鉄で唯一名古屋駅を通っていない名鉄瀬戸線をぜひ栄から名古屋まで延伸して名鉄名古屋駅の再開発の時に各方面に向かうターミナル駅(阪急梅田駅のような)にして欲しいと思います。
ちなみに瀬戸線を栄から名古屋まで延伸すると東山線の混雑緩和に繋がったり、現在、大曽根駅でJRに乗り換えているお客をそのまま名古屋まで行けることにより名鉄に呼び込むことができるというメリットがあります。
そして名古屋まで延伸した時に大曽根でも緩急接続がされればかなり便利になり、さらに利用者が増えると思います。
ちなみに国土交通省の発表した2013年度(2014年3月末まで)の名古屋の朝の通勤ラッシュ時の平均混雑率ランキングでは、、、
※愛知県 陸上交通に関する統計では2008年以降の混雑率が調査されていないため、国土交通省のものにしました。
1位 名鉄瀬戸線 矢田→大曽根 143%
2位 名鉄犬山線 下小田井→枇杷島分岐 142%
3位 名鉄常滑線 豊田本町→神宮前 141%
4位 名鉄本線 神宮前→金山 138%
5位 地下鉄東山線 名古屋→伏見 137%
5位 名鉄本線 栄生→名鉄名古屋 137%
7位 近鉄名古屋線 米野→近鉄名古屋 133%
8位 名鉄津島線 甚目寺→須ケ口 131%
9位 地下鉄名城線 金山→東別院 129%
10位 JR中央本線 新守山→大曽根 124%
とこんな感じで、東京の通勤ラッシュに比べれば全然マシですが朝の瀬戸線で車両最後尾の運転室のモニタで確認すると自分の乗っている車両の乗車率が191%だったり…平均なので200%近い混雑を誇る路線もあると思います。
30年位前まではただの田舎ローカル線だった瀬戸線がなにげに都市型通勤路線に生まれ変わり、東山線よりも混雑しています(笑)、
写真は混雑する大曽根駅。
ちなみに大曽根駅は名古屋駅、金山駅に次ぐ名古屋で3番目の利用者数を誇る駅で名鉄瀬戸線、地下鉄名城線、JR中央本線、ゆとりーとライン全て合わせて1日平均約12万5000人が利用しているそうです。
自分がいつも使う新瀬戸駅は約1万人が利用しており、新瀬戸駅付近の人口増加でここ数年利用者が増加傾向で、例えば自分の出身の小学校は自分が小学生時代には2クラスしかない学校で現在は5クラスあるというのでこの小学生や中学生が高校、大学に進学し名古屋の中心部や郊外の学校に通うようになると…いや、恐ろしいですねw

特に瀬戸線は朝ラッシュ時の本数は4分か3分に1本と多いですが駅に押し屋もいなければ全て4両と短く(実際東山線の車両は瀬戸線よりももっと小さいのが6両で輸送力は瀬戸線とほぼ変わらないですが2分から3分に1本と瀬戸線よりも本数が多いため混雑率は緩和されています。)、現在はうまい具合に人をさばけてますが緩急接続がされれば乗り換え客でごった返して大変なことになると思います(笑)
できるだけ早めに真ん中に1両足して5両にしてください(^_^;)
自分が驚いたのは名古屋で一番混雑するのが東山線だと思っていたのにその上に名鉄の路線が4つもあったことです。
犬山線は朝ラッシュ時の1時間あたり8両編成が11本と本数がまだ少ないので増発で対応が可能です。
と、なぜか途中から瀬戸線改善の話になってしまいましたが、、、今後の名鉄に期待ですね!!
今後は三河線、犬山線、瀬戸線の改良、改善と名鉄百貨店の建て替え、名鉄名古屋駅の大規模化に注目です!!
整理番号T-0010-01
日本初の鉄道開業が新橋から横浜間の1872年で名古屋鉄道の元になる愛知馬車鉄道は1894年であり、日本国内ではかなり早い時期に開業したことがわかります。
1896年に名古屋電気鉄道に改称し、京都電気鉄道に次ぎ、日本で2番目に電車が走りました。
そしてその後、名古屋の郊外路線として1912年に郡部線を、名古屋と岐阜を結ぶ名岐線を開通させたそうです。
対して常滑や豊橋方面との鉄道輸送を行う愛知電気鉄道が1909年に開業、1927年に豊橋まで開通、ちなみにこの路線は元々東海道高速鉄道として計画された路線で高規格で建設されたそうです。
ちなみに名鉄で唯一独立している瀬戸線は1905年に瀬戸自動鉄道として開業したのが始まりでこちらも日本初の鉄道が開通して33年後と早い時期に開通しました。
1907年に電化し、社名を瀬戸電気鉄道と改称、1911年までに堀川まで開通しました。
そして1935年名岐鉄道と愛知電気鉄道が合併し、名古屋鉄道に改称、戦時中の1939年に瀬戸電気鉄道を合併させ名鉄瀬戸線に、1941年には三河鉄道を合併させ名鉄三河線としました。
ついに同年には本線の岐阜方面に向かう路線と豊橋方面に向かう路線が現在の、名鉄名古屋駅の建設により繋がりました。
Wikipediaからお借りしてきた1935年の名鉄の路線図です。

戦後次々に電圧が1500Vに加圧され高速化。
1954年には名鉄百貨店が開業、本線では1959年に量産車としては日本国内初となる料金不要冷房車である5500系の運行が開始され、1961年には7000系パノラマカーの運行が始まりました。

そしてオイルショックの発生した1976年には名鉄初の通勤車6000系が登場し、通勤ラッシュを緩和。

1978年にはそれまでは木でできたボロボロのみすぼらしい電車が走る田舎のローカル線であった名鉄瀬戸線(通称瀬戸電)の電圧が1500Vになり、名古屋市の繁華街である栄(栄町)まで直通。
一気に沿線の郊外化が進み名古屋の立派な通勤路線に生まれ変わりました。

翌年の1979年には名鉄豊田線が開通、名古屋市営地下鉄鶴舞線との相互直通運転が始まり、何もなかった豊田線沿いにニュータウンができていきます。
また、豊田線では名鉄で初めて4ドア20mの本格的な通勤車100系が登場しました。

1982年には羽島線が開通し、1988年にはパノラマスーパーが登場。2階の展望席から眺める前面展望は子供から大人まで釘付けにさせました。
最近の名鉄の特急はパノラマスーパーの車両が減り、展望車無しの車両が増えてしまっているのでつまらないですね(汗)、
観光用として新たなパノラマカー、パノラマスーパーの登場を期待しています。。。

1999年には設計最高速度145㎞を誇る特急用車両1600系が登場します。

そして21世紀に入り2003年、名鉄小牧線と名古屋市営地下鉄上飯田線が相互直通運転を開始し、車との事故対策で鋼製車両ばかりだった名鉄に初めてのステンレス車両300系が登場します。

2005年には愛・地球博にあわせて中部国際空港が開業、名鉄常滑線が唯一鉄道路線として乗り入れ、空港特急の2000系ミュースカイが運行を開始します。
写真は1600系の一部を新造した車両に組み込んだ特急用車両2300系です。

2007年に名鉄が建てた初の超高層ビルである名古屋ルーセントタワーが竣工。高さ180mで竣工時は名古屋で4番目に高い超高層ビルでした。

2008年には本線用にステンレス車両の5000系が、瀬戸線用に4000系が登場します。
特に名鉄瀬戸線用に登場した4000系は名古屋で初めてLCDと呼ばれる乗客案内装置がドア上に設置され首都圏のJR東日本E231系とよく似た内装が特徴です。
今まで本線のお古の車両が活躍していた瀬戸線の車両を次々に置き換えていきます。

しかし同年2008年には名鉄で最も有名な車両、パノラマカーが廃止されてしまいました。
自分は小さい時に今よりももっと鉄道好きでしっかりとパノラマカーの写真が数枚残っていて本当に良かったです(^_^;)

2011年にICカード乗車券のmanacaが登場。
わざわざ切符を買わなくても電車に乗れるようになりました。
同年2011年には大手私鉄で最後まで残っていた吊り掛け車両である瀬戸線の6750系が廃車され日本国内ではJR、私鉄ともに吊り掛け車両は全滅しました。
吊り掛け車両とは1887年にアメリカ人発明家フランク・ジュリアン・スプレーグが開発し、簡素なシステムで当時は信頼性が高かったが100年以上が過ぎた現代では重量が重いため線路に負担がかかったり、重低音が激しく響いたりする為次々に廃車されました。

LCD(車内案内装置)がついている名鉄瀬戸線では名古屋で唯一LCD化率が100%で首都圏の山手線や京浜東北線と同じサービスになっているのが驚きです。
ちなみに4000系の内装は首都圏で活躍するE231系にそっくりです。
一時代前のダサい電車の多い名古屋に名鉄は新風を吹かせてくれました。

瀬戸線が何かとネタにされてますが自分が瀬戸線ユーザーですので他の路線の細かいことがわからなくて申し訳ないです(^_^;)
そして、2014年、名古屋鉄道が開業して120周年になります。
これからの名鉄で予定されている大きなプロジェクトは知立駅付近の高架化、布袋駅付近の高架化、喜多山駅付近の高架化など高架化事業が中心で特に知立駅付近では2面4線が2層建ての計4面8線の巨大な駅に生まれ変わります。
また、犬山線の布袋駅、瀬戸線の喜多山駅も2面4線化し緩急接続が行われるようになります。
他には最近、発表されたばかりの三河線の豊田市駅から名古屋駅までの直通特急を2027年までに走らせる計画やそれに伴う三河線の複線化があり、リニア開通までに名鉄百貨店や名鉄名古屋駅を再開発し高層ビルに建て替える計画もあるようです。
ちなみに名鉄百貨店の地下には名鉄名古屋駅があり現在は2線しかなく、停車時間も短ければ入線できる本数も限られるためとても不便で大量の電車がひっきりなしに入ってくる姿は鉄道マニアには受けますが利用者として考えると行き先はごちゃごちゃですし岐阜方面、犬山方面など方向別にまとめて欲しいですね。
あとは名鉄百貨店の建て替えの時に近鉄が大阪に建てた日本一の超高層ビルあべのハルカスに勝るような超高層ビルにして欲しいです。。。
追記:名駅再開発推進室を7月1日に設置するそうですね!ぜひとも名古屋を象徴するような超高層ビルを名鉄には建てて欲しいですね!!

と、これからの計画はこんな感じです。
瀬戸線ユーザーの自分からしたら名鉄で唯一名古屋駅を通っていない名鉄瀬戸線をぜひ栄から名古屋まで延伸して名鉄名古屋駅の再開発の時に各方面に向かうターミナル駅(阪急梅田駅のような)にして欲しいと思います。
ちなみに瀬戸線を栄から名古屋まで延伸すると東山線の混雑緩和に繋がったり、現在、大曽根駅でJRに乗り換えているお客をそのまま名古屋まで行けることにより名鉄に呼び込むことができるというメリットがあります。
そして名古屋まで延伸した時に大曽根でも緩急接続がされればかなり便利になり、さらに利用者が増えると思います。
ちなみに国土交通省の発表した2013年度(2014年3月末まで)の名古屋の朝の通勤ラッシュ時の平均混雑率ランキングでは、、、
※愛知県 陸上交通に関する統計では2008年以降の混雑率が調査されていないため、国土交通省のものにしました。
1位 名鉄瀬戸線 矢田→大曽根 143%
2位 名鉄犬山線 下小田井→枇杷島分岐 142%
3位 名鉄常滑線 豊田本町→神宮前 141%
4位 名鉄本線 神宮前→金山 138%
5位 地下鉄東山線 名古屋→伏見 137%
5位 名鉄本線 栄生→名鉄名古屋 137%
7位 近鉄名古屋線 米野→近鉄名古屋 133%
8位 名鉄津島線 甚目寺→須ケ口 131%
9位 地下鉄名城線 金山→東別院 129%
10位 JR中央本線 新守山→大曽根 124%
とこんな感じで、東京の通勤ラッシュに比べれば全然マシですが朝の瀬戸線で車両最後尾の運転室のモニタで確認すると自分の乗っている車両の乗車率が191%だったり…平均なので200%近い混雑を誇る路線もあると思います。
30年位前まではただの田舎ローカル線だった瀬戸線がなにげに都市型通勤路線に生まれ変わり、東山線よりも混雑しています(笑)、
写真は混雑する大曽根駅。
ちなみに大曽根駅は名古屋駅、金山駅に次ぐ名古屋で3番目の利用者数を誇る駅で名鉄瀬戸線、地下鉄名城線、JR中央本線、ゆとりーとライン全て合わせて1日平均約12万5000人が利用しているそうです。
自分がいつも使う新瀬戸駅は約1万人が利用しており、新瀬戸駅付近の人口増加でここ数年利用者が増加傾向で、例えば自分の出身の小学校は自分が小学生時代には2クラスしかない学校で現在は5クラスあるというのでこの小学生や中学生が高校、大学に進学し名古屋の中心部や郊外の学校に通うようになると…いや、恐ろしいですねw

特に瀬戸線は朝ラッシュ時の本数は4分か3分に1本と多いですが駅に押し屋もいなければ全て4両と短く(実際東山線の車両は瀬戸線よりももっと小さいのが6両で輸送力は瀬戸線とほぼ変わらないですが2分から3分に1本と瀬戸線よりも本数が多いため混雑率は緩和されています。)、現在はうまい具合に人をさばけてますが緩急接続がされれば乗り換え客でごった返して大変なことになると思います(笑)
できるだけ早めに真ん中に1両足して5両にしてください(^_^;)
自分が驚いたのは名古屋で一番混雑するのが東山線だと思っていたのにその上に名鉄の路線が4つもあったことです。
犬山線は朝ラッシュ時の1時間あたり8両編成が11本と本数がまだ少ないので増発で対応が可能です。
と、なぜか途中から瀬戸線改善の話になってしまいましたが、、、今後の名鉄に期待ですね!!
今後は三河線、犬山線、瀬戸線の改良、改善と名鉄百貨店の建て替え、名鉄名古屋駅の大規模化に注目です!!
整理番号T-0010-01