2014/09/24
名鉄瀬戸線の喜多山駅付近高架化工事のその5です。
めちゃくちゃのんびりと書きすぎましたが今回で2014年8月編は終わりです。
次は着工してから載せようと思います。
※以下の文は前回のものと同じです。
この高架化事業は「一般国道302号及び都市計画道路守山本通線と名古屋鉄道瀬戸線との立体交差事業」という名称で、現在、名鉄瀬戸線と平面交差する国道302号線の他に瀬戸街道などの踏切で常時発生する渋滞や朝の通勤ラッシュ時間帯に起こる開かずの踏切を廃止するために計画されました。
本来は2009年度に着工予定、2013年度完成だったそうですが、毎年今年中に着工という事を耳にしながら未だに全く着工されていません。
ちなみに現在は2019年完成の予定です。
■概要
・名称: 一般国道302号及び都市計画道路守山本通線と名古屋鉄道瀬戸線との立体交差事業
・区間: 守山区小幡南二丁目から大森二丁目 ( 小幡駅~大森・金城学院前駅 約1.9㎞)
・着工予定:2014年度
・竣工予定:2019年度
国道302号線との平面交差です。
ここの渋滞は酷く、電車が片側4分に1本間隔(両側ですと2分に1本間隔)で来る朝ラッシュ時には車はほとんど進まず通り抜けるのに10分はかかると思った方がいいくらい渋滞します。
高架化により渋滞を解消する理由はほとんどこの平面交差にあると言っても良いくらいです。

瀬戸線の電車がやって来ると同時に渋滞し始めます。

反対側を見るとズラリと車が並んでいます。雰囲気は東京の郊外や横浜の郊外の坂が多い地域に似ています。
ちなみにお昼の時間帯でもこの渋滞ですので朝はもっと悲惨です。
自分中心で動けるドアトゥドアの車も楽で良いとは思いますが、地球環境に優しい鉄道やバスなどの公共交通機関を名古屋の人はもっと使うべきと思いました。

踏切の東側はまだ道路の位置が仮線予定地にあり、工事が始まらない理由がここにある事がわかります。

この辺りで高架から地上に降りてくる予定です。

まだ道路の位置が仮線の位置にある理由は下水道の工事の為で2014年12月に完了する予定なので、高架化が2014年度着工ということも考えると2015年1月あたりに本格的に着手するものと思われます。

ここで完全に地上に降ります。

すぐ東側には大森・金城学院前駅があります。

大森・金城学院前駅の駅前の様子です。
現在、駅改良工事が行われており、ホーム部分を削ったり色々しているようですが、瀬戸線の6両化を視野に入れた工事ではと思います。
水野駅や瀬戸市役所前駅などカーブ上に存在する駅でホームの改良工事が行われているのもこの為と考えられ、車両の長編成化に伴い、人が移動しやすいようホーム幅を広げる為に行っているのではないでしょうか。

大森・金城学院前駅には名前のとおり、名古屋のお嬢様学校である御三家(金城、淑徳、椙山)のうち純金と呼ばれるような富裕層が通う金城学院大学がすぐそばにあり、電車が到着すると学生で賑わいます。
が、繁華街のようなものは無く、駅周辺は閑静な住宅街となっています。
これは明治、大正時代に西は阪急の池田室町住宅、東は東急の田園調布などと同様に名古屋でも珍しく沿線開発が行われ、愛知電気鉄道の八事文化住宅とともに当時の瀬戸線を経営していた瀬戸電気鉄道が大森翠松園文化住宅地を開発したことで森の中のゆったりとした住宅街となっているためです。
ちなみにこの瀬戸電気鉄道はかなり優秀で先見性があり、東京、大阪で行われていた沿線開発を同時期に積極的に行い、大森の翠松園文化住宅地以外にも、小幡ヶ原文化住宅地、月が丘文化住宅地など名古屋では珍しく数多くの文化住宅地を開発していました。

整理番号k-2014-08-05
めちゃくちゃのんびりと書きすぎましたが今回で2014年8月編は終わりです。
次は着工してから載せようと思います。
※以下の文は前回のものと同じです。
この高架化事業は「一般国道302号及び都市計画道路守山本通線と名古屋鉄道瀬戸線との立体交差事業」という名称で、現在、名鉄瀬戸線と平面交差する国道302号線の他に瀬戸街道などの踏切で常時発生する渋滞や朝の通勤ラッシュ時間帯に起こる開かずの踏切を廃止するために計画されました。
本来は2009年度に着工予定、2013年度完成だったそうですが、毎年今年中に着工という事を耳にしながら未だに全く着工されていません。
ちなみに現在は2019年完成の予定です。
■概要
・名称: 一般国道302号及び都市計画道路守山本通線と名古屋鉄道瀬戸線との立体交差事業
・区間: 守山区小幡南二丁目から大森二丁目 ( 小幡駅~大森・金城学院前駅 約1.9㎞)
・着工予定:2014年度
・竣工予定:2019年度
国道302号線との平面交差です。
ここの渋滞は酷く、電車が片側4分に1本間隔(両側ですと2分に1本間隔)で来る朝ラッシュ時には車はほとんど進まず通り抜けるのに10分はかかると思った方がいいくらい渋滞します。
高架化により渋滞を解消する理由はほとんどこの平面交差にあると言っても良いくらいです。

瀬戸線の電車がやって来ると同時に渋滞し始めます。

反対側を見るとズラリと車が並んでいます。雰囲気は東京の郊外や横浜の郊外の坂が多い地域に似ています。
ちなみにお昼の時間帯でもこの渋滞ですので朝はもっと悲惨です。
自分中心で動けるドアトゥドアの車も楽で良いとは思いますが、地球環境に優しい鉄道やバスなどの公共交通機関を名古屋の人はもっと使うべきと思いました。

踏切の東側はまだ道路の位置が仮線予定地にあり、工事が始まらない理由がここにある事がわかります。

この辺りで高架から地上に降りてくる予定です。

まだ道路の位置が仮線の位置にある理由は下水道の工事の為で2014年12月に完了する予定なので、高架化が2014年度着工ということも考えると2015年1月あたりに本格的に着手するものと思われます。

ここで完全に地上に降ります。

すぐ東側には大森・金城学院前駅があります。

大森・金城学院前駅の駅前の様子です。
現在、駅改良工事が行われており、ホーム部分を削ったり色々しているようですが、瀬戸線の6両化を視野に入れた工事ではと思います。
水野駅や瀬戸市役所前駅などカーブ上に存在する駅でホームの改良工事が行われているのもこの為と考えられ、車両の長編成化に伴い、人が移動しやすいようホーム幅を広げる為に行っているのではないでしょうか。

大森・金城学院前駅には名前のとおり、名古屋のお嬢様学校である御三家(金城、淑徳、椙山)のうち純金と呼ばれるような富裕層が通う金城学院大学がすぐそばにあり、電車が到着すると学生で賑わいます。
が、繁華街のようなものは無く、駅周辺は閑静な住宅街となっています。
これは明治、大正時代に西は阪急の池田室町住宅、東は東急の田園調布などと同様に名古屋でも珍しく沿線開発が行われ、愛知電気鉄道の八事文化住宅とともに当時の瀬戸線を経営していた瀬戸電気鉄道が大森翠松園文化住宅地を開発したことで森の中のゆったりとした住宅街となっているためです。
ちなみにこの瀬戸電気鉄道はかなり優秀で先見性があり、東京、大阪で行われていた沿線開発を同時期に積極的に行い、大森の翠松園文化住宅地以外にも、小幡ヶ原文化住宅地、月が丘文化住宅地など名古屋では珍しく数多くの文化住宅地を開発していました。

整理番号k-2014-08-05